2022年1月25日火曜日

Season 2

年越しの旅から戻って、こちらの質の違う寒さに震えつつ、デイドリーム通いを再開した。

先週は、まず土曜日にあさこさんと甲府幕岩で登った。
ゲートが閉まっているとアプローチが10倍以上になるが、結構暖かい。
昔、それこそ自分にとって数本目の5.11になったジューンブライド(5.11b)を登ってアップ。
で、結構悪くてプルプルした。
十数年前の自分はよく頑張ったな、と思う。
アップもそこそこにしてア・ラ・ポテト(5.13a/b)にヌンチャクをかけてトライ。
これは前回、といっても10年近く前にやってワンテンで帰った。
繋げてトライしたら激しく悴んだので一旦降りて、仕切り直して危なっかしくRP。
結構パンプしたし悪かったけれど、忍びの者と比べると少し登りやすい気もする。

日曜日に、単身デイドリームへ。
今シーズンは早めに取り掛かりたかったのに、年末は寒波に阻まれたりして出来ずじまい。
結局今年も年明けからのスタートになった。
「年末年始で太ったし、この傾斜はきついよなー」と思いながらフィックスを張る。
案の定というか、前半も後半も細切れにしかムーヴがこなせなかった。
前半のジャムはやっぱり痛いし、後半のボルダーム-ヴは体が重い。
が、前半については問題のフィンガーロックの良い決め方を発見。
先シーズン一番苦労していた箇所は感触が良くなった。
それにしても前傾壁ではフィックスでのワークは相当にやりにくい。クラックだと尚更。
これはやっぱり誰かにビレイしてもらわないと、という結論が出た。


この週末も、土曜日にデイドリーム。今回はノミーが付き合ってくれた。感謝。
「行くときは誘ってください」とか言っていたのを思い出して誘ったら乗ってくれた。流石っす。
朝の駐車場がめちゃくちゃに寒く、「これは厳しい...?」と思ったものの、
エリアに着いてみると日陰はそこそこ暖かく、日陰でも我慢できる程度だった。
それでも空気と岩はしっかり冷えていて、アップを済ませた後でもかなり悴んだ。
今回はまず、終了点回りの整備から。残地ロープのあまりの古さと多さが気になっていた。
もはや苔がむしているものまである残地を回収。
回収してみると、あとからあとから足されて地層のように溜まってきた、という様子だった。
「あまりいろいろと残すのは考えものだよな」と偉そうなことを思いもしたが、
一方でこのクラックを登ろうとしていた人が、過去に一人ならず居たという事実を強く感じた。
戦利品の一部

整備がひと段落ついて、トップロープでトライ。
前半は先週見つけたジャムの決め方でだんだん安定してきた。
フィックスではこなせなかった後半も、今回はそこそこの感触でムーヴができた。
先シーズンが終わってからこれに近い傾斜を登りこんだのが効いているのかも。
レストを挟んでもう一度、今度はある程度繋げて登るつもりでトライしたら、
中間のクリップポイントでテンションをかけてあとはすべて繋がった。
ルートの性質上、トップロープではどうしても途中でテンションをかけることになるのが難点。
が、とにかく実質ワンテン(に近い状態)にはなった。
ここから先は、リードでトライするべきなのだろう。
先シーズンまったく繋がる目途が立たないまま終わったことを思えば、大進歩だった。
考えることはまだあるけれど、勝負させてもらえそうだということは分かった。

面白くなってきました。

0 件のコメント:

コメントを投稿