2026年3月11日水曜日

「象」

先週末、野猿谷でトライしていたプロジェクトを登ることができた。


3月7日 野猿谷
前夜が結構な雨で、雷まで鳴っていた(気がする)ので、ゆっくり出発。
昼前くらいに着くと、名簿には1組だけ名前があったものの、エリアは完全に貸し切り。
平日ならいざ知らず、週末なんだけどな。なんだか、これはこれで贅沢だ。
地面が湿っているので湿気が上ってこないか気になったけれど、岩は完全に乾いていた。
02エリアに着いて、とりあえずアップ。
パブロ(3級)を登り、パブロSD(2級)をやったらハマりかけた。
すぐ近くのコバ(初段)より難しくないか。ちょっとムキになって登った。
指皮がやられる前にと、さっさとPにトライ開始。
1トライ目から、「これが取れたら終わり」のガバにタッチして落ちる。
十分に手が伸ばせていなかったものの、足は左の岩に当たらず、この1回で「今日登れる」と確信した。
2回目は伸びきる前に足が抜けて落ちた。
フットホールドを磨いて踏むポイントを見直し、3回目。
最近の関節炎の原因はこいつなんじゃないか、というカチを本気で握り込んで手を出す。
最後のガバに届きかけたときに一瞬早く足が抜け、2本指でギリギリ耐えた。かなり吠えた。
周りに誰もいなかったので、岩の上で小躍りして喜んだ。
先週の、足が左の岩に擦ったトライで納得しなくて本当によかった。
直感的に「今のは、何かちがう」となったことを強引に吞み下してしまったら、この小躍りはできなかった。
リーチというか身長に相当依存する課題で、良いフットホールドから手が届く巨人には楽に感じることだろう。
そう考えるとグレーディングが難しいが、思えば緩傾斜のクライミングはその宿命にあるのかもしれない。
野猿谷で登った同系統の三段(こけ猿の壺、猿の手、百日紅など)よりも難しく感じたのは確かだ。
しかし体格で相当に感じ方が変わることを考慮しつつ、暫定的に三段としておこうかな。
課題名はThe Elephant in the Room。留学中に教わって印象に残っていた慣用句から採った。
一先ず、これにて満足。気持ち晴ればれだ。


昼を挟んで、前に掃除しておいたモンキージャック(初段)とモンキーフリップ(初段)も回収。
が、隣にある初音の鼓(初段)は浮いただけで敗退。こういう初段も、やっぱりある。

02エリアがひと段落着いたので一度駐車場に戻り、何をやるか考えて、宿題になっているハヌマーン(四段)をやりに行った。
先シーズン気合を入れて掃除したおかげで、まだあまり汚れていなかった。
ムーヴは今回も解決できず。相変わらずつるつるのスローパーが持てない。
一度だけ次の手が出たけれど、あえなく右足がすっぽ抜けた。
これも結局、しつこくやってみるしかないですね。

少し早かったけれど、17時には撤収。


3月8日 野猿谷
指皮が結構減っていたので、ハサマリングDayにした。
が、前日よりも寒かったので、この冷え込みを惜しんで半日は普通の課題をやった。
09エリアまで上がり、これも宿題になっている包囲された城(二段)へ。
先シーズンムーヴはできたものの繋げられなかった。
ここのムーヴは一応できたのに、繋げると核心で腰が上がらない。
右手の指皮は痛いので、ほどほどでやめ。これはまた次回。
そこから近くにある室井さんの新課題をあれこれ回ってみて、トフィー(初段)だけできた。
クラックの右のスラブに上がるのがトフィー


07エリアに下り、今週もいざハサマリング修行。
最初に行った八つ墓(二段)は、しばらく登られていないようで自然に還りかけていた。
そもそも07エリア自体が全体的に不人気な様子。
「南無南無」と思いながら苔を落とし、いざトライ。
出口のハンドジャムに入るまでの手順を組むのに結構手こずった。
それが出来て、核心になる出口~マントルは案外すぐにバラせた。
ただ、腕を狭い隙間に押し入れすぎて肘が痛い。
これは長期戦は苦しいぞと、集中して繋げて、3回くらいで登れた。
八つ墓

続いて、少し下流の犬神(二段)。公開時には「八つ墓と並んで野猿谷最難のハサマリング」とされていた課題。
こちらも丸いリップが苔むしてきていたので、掃除してからトライ。
八つ墓と違い、犬神は途中からバラせる類のものではなく、毎回スタートから。
あれこれ試したけれど、結局反転するしかないなとなって、逆立ち状態で四苦八苦。
出口が開きすぎていてヒールトウがすぐ効かなくなるので、ポジションを上げていくのが難しい。
どうにも掴みどころがない、というかそもそもフットホールドすらないので、あまり光明も見えない。
が、一人でゴソゴソやっているうちに反転に持ち込む良いムーヴが見つかり、
体を上げていくときの手の効きをかなり意識したら、突然ポジションがぐんぐん上がってそのまま登れた。
いきなり登れてびっくりした。
犬神

最後に、05エリアの端にあるエウロパ(1級)とガニメデ(初段)へ。
以前覗いてみた時には下が川になっていたけれど、今年は水が無かった。
流心に近いのでどこもかしこもツルツル。
エウロパのマントルを返しかけたところで足が抜け、右のまぶたを岩に擦って流血というハプニングも起きた。
数センチずれたら右目から岩に突っ込んでいたかも、と思うとひやひやする。
怖さが増してくる前にエウロパを登り、途中から分岐してもう1セクション頑張るガニメデも数トライで回収。
磨かれすぎた岩肌が手にはフレンドリーだが、足には非常に悪かった。
左抜けがエウロパ、右の岩に移って奥の穴から出るのがガニメデ


主に八つ墓と犬神で頑張りすぎたのか、太ももがヨレヨレで攣りそうだった。
ヨタヨタ歩いて車まで戻り、帰った。


プロジェクトはめでたく終わったけれど、もう少し寒さは残るらしい。
ハサマリングもまだまだ残っているので、あと数週間は野猿谷のシーズンを満喫できそうだ。

2026年3月2日月曜日

微速前進

完全に花粉症の時期になってしまって、辛い。
ものぐさなので花粉症の薬は「1錠で24時間効く」というものにしてみたが、調子がいいかと言えばそうでもない。

2月28日 野猿谷
単身で野猿谷。02エリアのPをやりに行く。
近くの課題でアップしていると、すでに日向は春の陽気。平地は20度だし、当然。
Pの面が温まってしまう前にとさっさとトライ開始。
今回は、あまり使い込んでいないエッジの残ったキメラを投入。
こちらの方が、リソールしたキメラよりも明らかに踏めている。
前回できなかった最後の1手も徐々に手が伸びるようになったが、やはりそこが問題、
どうしても届かないか、届く前に左足が左の岩に当たる、もしくは乗ってしまう。
左の岩に足が乗った状態で少し伸びれば、もう届く。
左の岩に着地した瞬間

なかなか進展せず、日差しがいい加減強くなってきたので、一旦昼休みにした。
弁当を食べ、ぶらぶらと下流へ散歩に出かけたり、昼寝したり。
指への負荷も高いので、良いレストになった。
15時が近づき、段々日が陰ってきたので、前回掃除したモンキーフリップ(初段)をちょっと触って体を起こした。
(モンキーフリップは指皮がやられそうなので深追いせずやめた)
体と指が温まったのでPのトライ再開。結局、また伸びきれない。
極小ホールドで片手片足になっている時間が短すぎる(=耐えられていない)んだなと判断して、
これで最後のつもりでカチを本気で握り倒してみたら、また少し手が伸びた。
左足が左の岩にズリズリしていたが、そのまま続けて、マントルを返した。
これで登れたことにして...と0.2秒くらい考えたけれど、それよりも納得のいかない感じが遥かに強かった。
左の岩を踏んでいないにしても、足が当たっているのは、やっぱりなんだかなと思う。
既存の課題なら多少甘いことも考えるが、初登ならきちんと納得いくまでやることにしたい。
そう考えつつ、指皮が結構抉れたので今回はここまでにした。

それからCandy Crush(四段)を少し触って、0.5手くらい進展。
ただ、これこそ本当に寒い時にやらないと無理な気がする。
とりあえず前よりも可能性を感じた。
それから思い出したように、水際のハチソン効果(二段)を掃除して、少しトライ。
つるつるのスローパー2つで浮いてエイッ、という渋い課題。
最初はまるで離陸できる気がしなかったが、やっているうちに持ち方が分かってきた。
足も上がったが、これもつるつる過ぎて踏めず。
何度かリップを叩いたけれど止まらず、勝負用のキメラが擦り減らないうちに撤収した。


3月1日 野猿谷
単身で、この日はハサマリング祭にするつもりで出かけた。
...が、どうにも前日の終わりが心残りだったので、最初にハチソン効果をやっておくことに。
隣の岩のリップが苔むしていたので掃除して、タイムトンネル(4級)とスケールハイト(2級)を登ってアップ。
ハチソン効果は、左のカンテピンチが持てることが分かり、それが止まったら数回で登れた。
「こんなの持てるんか」という手と「こんなの踏めるんか」という足で浮いて、止まると気持ちがいい単発ムーヴ系。
流行らない課題なんだろうが、これはこれでなかなか面白かった。
ハチソン効果(調べてみたら、どうも疑似科学らしい)

さて、本題のハサマリング。
まず先週敗退したTwist(初段)から。
数年前に一撃できたというのは、多分夢か何かだったんだな。そう感じるくらいハマった。
しかしこれ用に持ってきたラバーコート済みのシューズのおかげでヒールトウがよく効いた。
最後は、絶対に前はやっていない真っ向インバージョンで登った。
続いてTwist and Shout(二段)。一応、野猿谷では最難ハサマリング課題の一角。
Shoutの逆走パートで案の定またハマる。
あまりにもできないので一度諦めかけたが、弁当を食べて気を取り直した。
手順と、体の逃がし方をもう一度よく探ってみると、ムーヴが見つかった。
ちゃんと集中してから繋げて、1トライで登れた。
終盤はかなり吠えた。
Twist and Shout

気を良くして、次は室井さんの新課題、スクッポルサ(3級)。
サルポックス(1級)の岩の下の隙間を這いずるように抜ける。詳しくは室井さんのInstagramを見てください。
恐らく、史上最も低くて狭い穴倉。
見た目には子供心をくすぐられなくもないが、やってみると想像以上に悪かった。
チキンウィングとプッシュで足ブラになってずり上がるという、なんとも頭の悪そうなムーヴで強引に登った。
マットすら敷けない(要らない)穴倉


次が、この日のもう一つの核心、ファンキーモンキー(初段)。
昨シーズンにちょっと手を出して宿題になってしまっている。
相変わらず難しく、背中がずりずり擦れて痛い。
何度も吐き出され、疲れも出てきて若干グロッキーだったが、核心で使えるフットホールドを発見。
抜けないように祈りながら、上半身を根気よく押し上げて行ったら、ハンドジャムに手が届いて登れた。
ワイドやチムニーは決して焦らないこと、と学んだ。
ファンキーモンキー

次に左奥にあるトリックケーヴ(2級)。
人気課題エリザベス(二段)の後ろにこんな課題があるなんて、知っている人の方が少なそう。
ルーフの出口は苔と砂で埋まっているし、下地には尖った岩が突き出ているしで、いかにも怖そう。
最低限の掃除だけしてやったら、めでたく出口でスローパーが持てずに落ちた。
それから数回怖い思いをしながら必死でトライして、どうにか泥仕合になる前に登った。
トリックケーヴ

最後にジャンキーモンキー(初段)を登り、キリが良くなったので、ちょっと早いけれど終了した。
ハサマリング祭は足腰にくる。


Pが登れずシーズンアウトしてしまわないかヒヤヒヤしているが、どうやらまた冷え込むらしい。
雪かが降りすぎないことだけを願う。

2026年2月24日火曜日

with 血豆

カチを握りすぎたりすると、指皮の一層下あたりに血豆ができることがよくある。
普通の血豆よりも小さい、一味を振りかけたくらいのサイズのマイクロ血豆がばらばらとできる。
最近(年末くらいから)、左右の中指には常にこのマイクロ血豆があり、いつも微妙に痛い。

2月15日 野猿谷
午前中は家でトポの校正作業をして、昼過ぎにあさこさんとゆっくり野猿谷へ。
前の週に降った雪が思ったよりも残っているので、01エリアに行って乾きのいいダイアナ(初段)でセッション。
つい2週間前は2トライで登れてホクホクしたのに、今回は30分くらいかかって登った。
つまりは、まだこういう登りが体得できていないということ...なんだろうか。
それと当然だが、アッパーのラバーが剥がれているとヒールトウは効かない。
ダイアナ

少しセッションしてあさこさんが見切りをつけた後、02エリアに移動。
前回来た時に、モンキーマジック(二段)を掃除するついでにもう1本磨いてみたラインがあった。
猿でも出るさ(1級)のすぐ右側にある壁で、見逃しそうなくらい浅いコーナーと縦シワがある。
掃除後に軽くトライしてできなかったものの、室井さんに確認したところ未登だとのことで、俄然(?)やる気になった。
前回指にテープを巻いていたせいでまるで持てなかった縦シワも、今回はいくらか持てる気がする。
足の位置や手順との兼ね合いをいろいろ試していくと、良さそうなムーヴを発見。
感触が分かると一気に進み、ここではほぼ落ちなくなった。
が、問題はむしろこの後。身長いっぱいで伸びたところからができない。
ここを散々試行錯誤したものの結局解決できず、両中指に血豆をこしらえて終了した。
P


2月21日 野猿谷
この日は単身で野猿谷。
02エリアに行き、とりあえず「1日1掃除」ということで、周辺の不人気そうな初段を磨いておいた。
これも苔むし気味なピッチドロップ(2級)と猿でも出るさ(1級)を登ってアップし、プロジェクト。
夕方までは日向だけれど、案外暑くないので気にせず、せっせとカチを握る。
前回と同じところまでは何度も行けるものの、またそこで行き詰る。
全力のつま先立ちで届いたカチを必死で握って、どうにか足が上げても、フットホールドが悪すぎて立てない。
届きそうで届かない位置に、取れば終わりのガバがある。これが果てしなく遠い。
フットホールドの形状から考えてシューズをキメラに変えてみると、どうやら相性がいいらしい。
最後には少しだけ立ち上がって次の手を出せそうな雰囲気にはなった。
が、一度捨て身で手を出してみたら、落ちる瞬間に左足が猿でも出るさのリップに乗った。
危うく側転しながら吹っ飛ぶかと思った。とっさに左足を引いて助かった。
これで一気に怖さが増し、突っ込めないトライが続いたので今回も敗退。
三段は超えていそうな気がする。

その後は、03エリアと04エリアでハサマリング。
最初に04エリアの高い城の男(1級)の岩に見つけた割れ目を掃除。
室井さんが既に登っているとのことだけれど、トポには載っていない。
とりあえずトップアウトできそうな程度に掃除して、1回で呆気なく登れた。
いかにも悪そうな見た目をしているけれど、登ってみると3級か2級くらいだった。
とはいえ、結構長さのあるルーフで面白い。
高い城の男(1級)右下のルーフ

青いマットの奥の岩に両手両足でスタートすると充実する

次にやった末祈る猿のイエス(1級)は、小さい岩が複雑に重なった洞穴で、どれを使ってよくてどれがNGなのかがよく分からず。
とりあえず計4個くらいで登ってみたけれど、1級に感じないので使いすぎなのかもしれない。
続いて、以前やって敗退したShout(初段)。これは今回もしっかりハマった。
僕の体格には隙間が狭すぎる。下開きのチムニーなのに、下がると足元が無くなる意地悪仕様。
あまりにもできなくて諦めかけていたところ、やっとこさムーヴが見つかってなんとか登れた。
そう簡単に諦めてはいけない。が、これで体が相当やられた。
以前なぜかOSできたTwist(初段)は、今回は全くできなくなっていた。
履いているTCプロのラバーがいい加減剥がれすぎている、ということにしよう。
それから03エリアに行って猿伝説SD(二段→1級くらい?)、ドラゴンの楯(3級)、リトルフット(5級)を回収。
ヨレヨレ、且つシャリばて気味だったので、早めに撤収した。


2月22日 瑞牆 金山沢
前日プロジェクトでばんばん落ちすぎたからか、腰がバキバキに張っていた。
あまりに腰が痛いので、半日家で養生。午後からふらふらと金山沢に出かけてみた。
最上流部のストロベリーフィールド(三段)をやってみたかったのだけれど、行ってみると雪の下。
諦めて下の方のエリアで登ることにした。
多少ほぐれたものの相変わらず痛い腰と、最近関節炎気味の人差し指をかばいつつアップして、鷲は舞い降りた(1級)にハマる。
1本指のカチがあまり強く握れないので、結構ギリギリ誤魔化して登った。
そのままSDの双生の荒鷲(初段)もやって、こちらもしっかりハマり、ムーヴを修正してどうにか登った。
ただ、これでやっとこさ体が動くようになった。
それからメタリックマウンテン(1級)を数回で登り、隣のゴールドマウンテン(三段)もやってみた。
もともと初段で発表されたものの、今のトポでは三段になっている。
どうもスタート位置が低い位置にはっきり定められて、その分難しくなったらしい。
実際にトライすると、離陸~1手目にほぼすべて詰まっている感じ。
最初は「こんなんで浮けるんか」と思ったものの、やっているうちに保持感が良くなり、
あとは足の踏み込みだとエッジングシューズに変えたら、1手目が止まって登れた。
三段はさすがにないような気もするけれど、ポジショニングでどうにか浮く感じが面白かった。
乾いている課題はほぼ登ったので、これで終了にした。
ゴールドマウンテン


一気に暖かくなって、早くも花粉が飛び始めたらしく、鼻の調子が悪い。
せめて3月末くらいまでは、花崗岩のボルダーで楽しんでおきたいのだけれど。

2026年2月3日火曜日

Old Man Winter

この冬一番の寒気が入って、しばらく居座っている。
ここ数日でやっと寒さが緩んだ気がするけれど、週末にはまた冷え込むらしい。

最近とあるところで、Old Man Winterという表現があることを知った。
冬の厳しい寒さを擬人化したものだそうで、日本で言う冬将軍のことらしい。
英語圏でも結局男性なんだなとか、いろいろと面白く感じたりする。


1月10日 白妙橋
成人の日の3連休初日、ノミーに誘われて白妙橋に行った。
なんだかんだで初めて来た岩場。奥多摩、奥秩父にはこういう岩場がまだたくさんあるな。
ただ、とにかく寒い。メインウォールにはまるで日が当たっていない。
橋を渡ったところのコンクリートが凍り付いているのに、これはなかなかキツイぞ。

とりあえず体操をして、アップで吉野街道(5.11b/c)をやったら、手が悴みすぎて落ちるかと思った。
ホールドが磨かれてつるつるなこと以上に、指の感覚がないせいで無駄に握って痛いくらいパンプした。
なんだか他のルートで茶を濁しても寒いだけな気がしたので、2本目でいきなり早速本題のジャングルジム(5.12d)をやる。
マスターで頑張ってオンサイトしていったものの、核心の入りで呆気なく落とされた。
ムーヴをしっかり作って、ノミーと、後からやってきたコミネムのトライを見守って、2トライ目。
さすがに昼を回って、少しは岩が温まったのか、悴みは1回目よりもマシだった。
局所的に冷えた指先を手のひらに当てて温めるという、やったことのない登り方をした。
核心の手前の微妙なレストポイントで呼吸を整えて、核心は一気に走り切った。
あとはちょっとイヤな上部をふーふー言いながらこなしてRP。
これはいいルートだったけれど、OSできたら気持ちよかっただろうな。

それから右の方のプリンスリーヘイリー(5.13c/d)をやってみたけれど、
まったくトライされていないのか、石灰岩特有の粉を吹きまくっていて、まるで出来ず。
コミネムは気合のTシャツでジャングルジムを登り切っていた。寒いのによく脱げるな。
最後に吉野街道のエクステンションであるナビ(5.12b)を危なっかしく登って終了した。



1月12日 野猿谷
今季最初の野猿谷。林道は相変わらず崩れたままで通行止めなので、また今年も回り道。
10エリアの駐車場からゆっくり歩いて、01エリアまで行った。

今シーズンは「1日1掃除1ハサマリング」を自分へのノルマとして決めてみた。
トポを見て気になる課題も、行ってみたら苔むしていることがよくある。
ただそれを見て「あー残念」と言って帰るのは勿体ないので、発掘作業のつもりでやることにした。
今回は01エリアの意馬心猿(初段)を掃除して、すぐ近くのプリシラ(1級)もついでに磨いた。
意馬心猿 before

意馬心猿 after

本日の掃除を終えて、アップしてプリシラをやってみたら、離陸がえらく悪かった。
ぱつんぱつんに背伸びして、ギリギリ離陸できたトライで登れた。
プリシラ

で、本題の意馬心猿をやってみたら案の定(?)難しい。
まあ、公開されてから登られずに自然に還っているということは、つまりそういうことかもな。
ムーヴの目処が立ったところで指が抉れてきたので、深追いせずにやめた。
それからしばらく放置しているモンキーシャインSD(三段)もやったけれど、ほぼ進展なし。

最後に、本日のハサマリングとして天狗裁き(2級)をやってみたら見事にハマった。
短い水平ルーフに詰まった落ち葉や砂をしこたま顔に浴びながら、どうにかムーヴを解明。
恥ずかしくて人に見せられないくらい足をジタバタさせながら、不格好な動きで登った。
シーズン中に少しでも上達することを目指したい。
天狗裁き



2月1日 野猿谷
冬将軍が襲来し、1月の後半は寒すぎて外で登るのを諦めた週もあった。
やっと寒さがマシになったので、BJCの熱気をはるか遠くに感じつつ、一人で野猿谷へ。
知っている選手が出場しているので、電波が入るところで中継を観てからエリアへ出かけた。

01エリアまで行くと日向は暖かい。これくらいがちょうどいいよね。
意馬心猿を本命として、とりあえず近くの手ごろな課題でアップ。
これまた苔むし気味の七度狐(1級)を軽くブラッシングしてやってみたらハマりかけた。
「ここからスタートするんかいな」というスタート位置だけれど、内容は結構面白かった。
七度狐

それから、本題。
前回目星をつけたムーヴは想定通りにできて、数回で上部のスラブへ。
が、ここの掃除がちょっと足りず、リップを叩いたところから滑り落ちた。
なかなか高さがあって、腰に響いた。
「ちゃんとしないと」と反省して、リップをもう一度掃除して、次のトライで無事に登れた。
展開としては猿猴捉月図に似ていなくもないけれど、あれが二段ならこれは初段だろうな。
良い課題だった。



続いて、本日のハサマリングということで、以前登ったことのあるダイアナ(初段)。
あの時は大セッションの末に登ったけれど、今回は2トライ目であっさりリピート。
やはりハサマリングでもムーヴは大事。
ダイアナ

それから02エリアに移って、本日の掃除。
高さがあってなかなかカッコいいモンキーマジック(二段)を磨いた。
これも初登以来誰にもトライされていないのかな。
掃除を終えていざやってみると、「これがスタートだろ」というホールドにそもそも届かない。
地ジャンしてみたものの止まらず。それならと時間差でダブルダイノしても止まらず。
川の大きさからして、下地が大きく変化することはなさそうな気がするけれど、どうなんだろうか。
とりあえず、もうしばらくやってみることにして今回は敗退。
モンキーマジック


あとは近くの4~3級のハサマリングをざっとリピートして回り、帰ろうかと思ったけれどまだ30分くらい時間がある。
対岸にあるモンキーラウンダー(二段)が、久しぶりに見たら可能性が見えたので、急いで掃除した。
モンキーラウンダー

背伸びして届く位置のアンダーとスローパーでギリギリ離陸するけれど、とにかく足が悪い。
踏めそうなところはことごとくツルンツルン。プレッシャーが凄い。
ただ、浮いては滑り浮いては滑りを繰り返したら、できそうなムーヴを発見。
時間的に残り3回!と決めたトライでは登れず、誰に頼むわけでもなく泣きの1トライをやったら、奇跡的に足が抜けずに登れた。
思いがけない拾い物をした。何も情報がない課題をゼロから組み上げて登る充実感が最高。
これだから、苔むした課題を磨いて登るのは面白い。


今シーズン中にどれだけ磨いてどれだけ挟まれるか分からないが、できるだけ続けたい。

2026年1月25日日曜日

年末から年始

この秋のツアーは期間が少し長かったので、帰国したらもう11月も終わり。
あっという間に年の瀬になっていた。
今回の正月休みはあまり遠くへは出かけず、年始に社長に呼ばれて尾鷲に行ったくらいだった。


12月30日 瑞牆
久しぶりに、一人でボルダー。この時期にしては暖かく、雪も日陰にある程度。
とはいえゲートは閉まっているので、下流の方で登ることに。
ゆっくり家を出て、新トポが出てから気になっていた路傍の石(二段)へ。
周辺の課題を3級くらいまで登ってアップ。
本題の路傍の石も、ホールドを磨いてムーヴをバラしつつ数回のトライで登れた。
これはコンディションがいいぞ。
路傍の石

気を良くして、もう少し下流のスカイフィッシュ(二段)へ。
トポの調査の時に一度触ったきり、登れていない。
改めてやってみると、あれ、離陸できない。
ホールドを変えたりシューズを変えたりいろいろやったら、前とはちょっと違うムーヴでできるようになってきた。
それでもまだまだ悪いし、保持の強度も結構高い。
これで左上のカンテが取れればほぼ終わりだろうなと考えて、強引に手を出した瞬間、右手が盛大にすっぽ抜けて猫パンチ。
空中を舞って着地する瞬間には「痛っっ!」と叫んでいた気がする。
慌てて右手を見ると、中指と薬指は猫パンチで流血。
それだけならまだしも、中指の腹から爪の際までが今までにないくらい盛大に剥けていた。
当然、大流血。あまりにも血が出ていたので、指の写真は撮ったけれど載せないでおきます。
因縁の課題になってしまいそう

2時間くらいしか登っていないけれど強制終了して、キズパワーパッドと痛み止めを買いに走った。
その夜はLOKUBOKUの忘年会だったけれど、夜が更けたら指が疼き始めたので涙ながらに退場した。


1月4日~6日 尾鷲取材
社長の尾鷲取材(100ルート)に同行。合宿に参加するのは久しぶりな気がする。
4日は移動日で、尾鷲の小さな集落にある宿まで半日かけて走った。
宿の近くのこじんまりした駅が、なんだか味があった。時刻表の空白の多さがいい。



5日は楯ヶ崎の三国合同エリアで調査・撮影。
久しぶりにイエローギャングことカッシーに会った。相変わらず早口でずっと喋っている。
三国合同エリアは、看板ルートのパーフェクトブルー(5.11a)以外はかなり短くまとまっていて、独特の渋さを感じる。

年末に無残に裂かれた指は当然治っていないので、テープでぐるぐる巻きにして、とりあえず調査。
めはり寿司はお好き?(5.9)を登って、三国一の美女(5.10d)をやったら落ちかけた。
体感は5.11cくらい。どうもこの辺りのショートルートはかなり辛いらしい。
「パーフェクトブルーも一応やってよ」と社長が言うので、カッシーとYabuくんが登った後に続いて僕も登った。
ハングのホールドがじゃりじゃりするのを我慢すれば、上部のフェースは爽快。
関西を代表するルートと言われているだけのことはあった。
(ちなみにどこからどこまでを関西と呼ぶのかはいまだによく分からない)

あとは巨大壁エリアでYabuくんが撮影を兼ねて八十八夜(5.12d?)を登るのを見届けて、この日は撤収。
指が万全だったら、やってみたかったなぁ。


6日はカナトコ岩へ。
「アプローチの途中で廃村を通る」と聞いていたので、「あばら家が何件かあるんだろうな」とか考えていたら、
想像をはるかに超えるジブリ感が漂っていてなんだかテンションが上がった。

カナトコ岩はかなりロケーションが良く、さらには居心地も良くて、いい感じ。
Yabuくんが撮影でタイタニック(5.12b)を登り始め、「OSしなさい」という圧をどこからともなく感じたので、僕は目を逸らしておいた。
Yabuくんの撮影が終わったので、ラジオ体操とハングボードのアップだけでいざトライ。
見るからにカナトコ岩でいちばんおいしいカンテを贅沢に登るわけだけれど、足下の繊細さのせいかムーヴはなかなかに渋い。
こういう類の渋みは好みなので、前腕がバンバンになりながらありがたくOSさせていただいた。

その後裏面のキャプテンK(5.10c)と表の24カラット(5.12a)もOSして、気持ちよく取材を終えた。
あさこさんは助監督業をばりばりこなしながら、合間に24カラットをトライしたりしていた。

夕食は泥攀RX氏が愛してやまない尾鷲の豆狸にて海鮮ユッケ丼をいただいた。
泥攀RX氏が完全にお店の人に覚えられていて、なんだか笑える。
それから翌日の仕事に向け、ひとり孤独に車を走らせた。

2026年1月7日水曜日

Yosemite 25 帰国日の夜に書いた日記より

以前、『さみしい夜にはペンを持て』という本をあさこさんにもらった。
それによると、日記は自分に向けて書くものだという。

今年のツアーは、これまでになく辛い時間をペン先に込めて文字にした。
身の丈に合わない目標など立てずに、もっと新しいこと、もっと楽しめることを求めていた方が、
この1年、あるいはこの4年は実りがあったのかもしれないと、今でも思う。
後悔と呼ぶには、まだ早い。しかし、そう呼ばれかねない感情が際限なく湧いてくるのは事実だ。

今年、はっきりと分かったことがある。
それは、ここが自分の持てる才能の限界なのだ、ということだ。
20年以上も前に一度思い至ったことに、改めて戻ったきたようだ。
自分には、才能がない。凡人、普通の人だ。
平山さんのような力と才能に溢れたクライマーではなかった。
世界で戦っていた人と、その世界に出たこともない自分。
競うまでもなく、立つ土俵が違うことは明らかだ。

それでも、と思う。
それでも自分は、まだSalatheを登りたい。
ここまで来て後に退けないからだろうか。意固地になっているだけなのだろうか。
もう純粋な冒険心では登れていないのかもしれない。
そうだとしても、ここまで来た自分の道筋がどこかに行き着くのだと信じたい。
願わくば、あの壁を登り切るというところに行き着くのだと信じたい。
それを抜きにして、過程だけに目を向けて「充実」や「成長」という言葉をあてがうのは、あまりにも綺麗事、あるいは絵空事だ。
「結果が出なくても、努力の過程こそが素晴らしいんだ」という考え方は、確かに前向きだろう。
しかし今の僕にとってそれは、どこかに行き着いた人の言う綺麗事だ。
僕はまだ、どこにも行き着いていない。

それでも、その才能に恵まれていない自分が辿り着きたいと望むのなら、 今ここにあるギャップを埋めるために何をしなければいけないのだろうか。
何を用意し、何を身につけなければいけないのだろうか。
1年後、今よりももっとボロボロになっていても、「いい旅だった」と笑えるように。
空しさではなく充足した心持ちでペンを握れるように。

Joshua Tree 25 ⑦

11月21日 レスト
雨。一面ガスの中で、また車中で軽く朝食&コーヒー。

町に下っても特にやることはなく、Stater BrosとWalmartをハシゴ。
それからなんとなくHigh Desert Nature Museumに行ってみたりして、帰ることに。
しかしまだまだ雨模様。こんな天気でキャンプに戻っても夕飯づくりが億劫だな、となる。
29 PalmsのAdministration Officeで水を汲むついでに、あさこさんが「ここにもWiFiあるで」とつなぎに行く。
そこで窓口のおばちゃんにダメもとで聞いてみたところ、「敷地内のピクニックエリアで料理してもいいよ」と言ってもらえた。
行ってみると屋根と壁があって、テーブルと椅子もちゃんとあるので、びしょぬれのキャンプ場よりはるかに快適。ありがたや。
「とりあえず聞いてみよう」という心構えは道を開くなあ、と感心した。



11月22日 レスト
また今日も雨。ガスの中。こんなに天気が悪いJoshua Treeは初めてだ。

一目散に車に乗ってAdministration Officeまで下り、ピクニックエリアで朝食。いやはや快適。
あとは昨日とほぼ同じ...になると思いきや、ちょうど感謝祭に当たったからか、そこら中に露店が出ていて寄り道が捗った。
露店巡りの合間にJoshua Treeの交差点近辺で面白い雑貨屋も見つけ、土産物をあれこれ購入。
昼から夕方までWalmartでひたすらWiFi難民をして、いよいよ行く所もやることもなくなった。

そこでふと、Joshua Tree周辺のシャワー情報を調べてみた。
Stingrayに通ったころはCoyote Conerでシャワーが浴びられたけれど、今は使えなくなってしまって大きな課題だった。
で、しばらく調べているとGoogleマップには出ていない5ドルのシャワーを発見。
どうやらクライマー向けの宿があって、シャワーだけの利用もできるらしい。
予約が要るそうなのでInstagramのDMを送ってみると返信あり。
これで帰国前にシャワーを浴びられることになった。
あとはまた、Administration Officeに行って夕飯。
Stater Brosで買ったハム(角切り)の切れ端詰め合わせがやたら美味く、これはアタリ。
Joshua Treeも4回目だけれど、いろいろと発見があるものだ。


11月23日 Arid Pile
待望の晴れ。気温も上がった。
Acid Crack(12d)をやりにArid Pileへ。
近くにある5.9(★なし)を2本登ってアップしたが、また異様にヌメった。
不人気のせいか岩もちょっと脆く、えらく悪く感じた。

そこから日向ですでにガンガンに暑くなったAcidへ。
ひとまずはこれが礼儀と、リードでOSを狙ってみたが、出だしのタイトなフィンガーからテン山。
どうにかエイドで稼ぎながら8割ほどムーヴをバラして抜けた。
2回目はトップロープでのワークに切り替えたけれど、内容はあまりにも悲惨だった。
暑かったのは間違いないが、それだけとは思えないくらいヌメり続ける。
手の皮がふやけたようになって、水虫かと疑うくらい剥けるし、際限なく汁が出て止まらない。
ムーヴをつなげるどころではなく、これでは核心のランナウトに突っ込む以前の問題。
リードにはとても持ち込めないと感じて、完全に心が折れてしまった。
ロープを解いて一声漏れたのは、「あー、諦めちゃった」だった。
Equinoxなどでクラックの中が湿っているように感じていたのは、自分から湧き出る湿気だったらしい。
原因も分からないので、もう荒むしかない。
ただ暗くなっているわけにもいかないので、無理やり穏やかに振舞ってみたが、当然気は晴れないままだった。
Administration Officeへ行って夕食を作り、キャンプ場に戻った。



11月25日 Geology Tour Road→Pig Pen→Live Oak
クライミング最終日。

あさこさんのEquinoxに付き合って出かけた。
が、どうにも体調が悪いらしく、トップロープを張りに壁の上へ回る途中で引き返してきた。
これは登るどころではないと、Equinoxは諦めてトライすることなく車へ戻った。

それでも登りたい気持ちはあるので、せめてボルダーならとPig Pen(V4)に行ってみた。
あさこさんは課題名がいまいちピンときていないようだったけれど、
岩を前にすると「これ、前にやったことある」と思い出していた。
一方僕はというと、登ったことがあるようなないような。まるで覚えていなかった。
一応、頑張って一撃した。

その後、最後にLive Oakへと移動して、Big Bob’s Big Wedge(V5)。

初めて来たときのツアーで1度だけトライしに来たことがある。
前半のルーフはやはり1回で解決できるけれど、問題は結局出口。
マットがないので、ワイドサイズのカムを突っ込んでリードでやってみたものの、今回も解決できなかった。
驚くくらいに力が出ていないのだけれど、またクラックが濡れているかの如くヌメり続けていた。
そもそもムーヴの目処も立たなかった。
もはや完全に不貞腐れてしまい、撤収してAdministration Officeへ下った。

Officeの駐車場に着いても、車から出る気にもなれずぼんやり、というか呆然としていた。
こんなにもクライミング自体が苦しくなったのは、いつ以来だろうか。
自分の登ることへのエネルギーが戻ってくるのかも分からない。
1年間、思いつくだけの努力をできる限りしてきたつもりだったが、そうして燃えていたものがこんな形で消えていくとは想像もしなかった。
それだけに、今の自分の有様が何もかも受け入れがたかった。

それから2時間ほどかけて、車内であさこさんにぽつりぽつりと弱音を吐き、話し合い、
なんとか考えをある程度整理して、一応元気が出てきたので、ピクニックエリアで夕飯を作った。
これだけ長く弱音も愚痴も、あまり口にすべきでない思いもすべて話して聞いてもらえる、そんなパートナーがいることには素直に感謝している。


11月26日→27日 移動日
帰国する日。
起きて、なけなしのガス缶を使い切る。ギリギリコーヒーまで淹れられた。
「ガス足りてくれー」と念じる

テントを畳み、Administration Officeの駐車場まで行って荷物をパッキング。
長年あちこちを旅してきた相棒、MammutのCargonとはここでお別れ。
加水分解でぼろぼろになり、もう底が透けて向こうが見えるくらいだった。

次に、10:30に予約していたシャワーを浴びに行った。
Joshua Tree Crash Padsという、ゲストハウスとキャンプサイトを併せたコミュニティスペース。
シャワーは天井なしの青空仕様だが、しっかり温水で快適だった。これでひとり5ドルなら十分ありがたい。
海水浴場のシャワーみたいな見た目

Joshua Tree Crash Pads


スッキリとして、スーパーに寄りつつロサンゼルスを目指した。
夕方にロサンゼルスに着いて、レンタカーの洗車、掃除、給油、返却と済ませて、空港へ。
レンタカーの窓口から空港までは、ハードロックでノリノリのおばちゃんが運転するシャトルバスだった。
これくらいラフな働き方でも、全然文句ないんだけどな。日本の社会は真面目なんだなと思う。
人が行き交うターミナルの片隅で長い夜を過ごしながら、つらつらと日記を書いた。

翌朝の飛行機でアメリカを発って、なんだか眠れずしこたま映画を観て、成田に到着。
帰国後最初の食事

成田から家までの道中で耐えらないくらいの眠気に襲われ、高速のSAで1時間ほど仮眠。
どうにかこうにか、スーパーが空いている時間には家に着いた。