2017年9月10日日曜日

秋口

9月になりました。だんだん涼しくなってきましたね。

今日はいつものメンバーで弁天へ。
数日前に雨が降ったはずなのだけど、滝の水は少なめだった。
弁天岩はいつものように、乾いていた。
アプローチの途中にも、取り付きにも、
大きくなりすぎたキノコがくたびれたような姿で生えていた。

大ザルがクリーニングに行ってから、こちらは今回も「ターミナル」のリハーサル。
毎回ちょっとずつ、ムーヴが変わっている。
どういう風にも登れるし、どういう風に登っても悪いものは悪い、というわけか。
毎回ちょっとずつ発見することがある、と考えれば、
このルートにはまだまだ自分に見えていない部分があるということで、
それなりの価値があるようにも思える。
とにかく、今回もちょっとムーヴを変えてみた。
それに、出だしの湿気たレイバックは今回も嫌な感じだった。
ここが一番悪かったりして。

大ザルのリハーサルが終わってから、もう一度「ターミナル」。
今度は下のパートから順に繋げていってみたけれど、
出だしのレイバックも、その上のワイドも、まだまだ不確定な部分が多い。
フェースに出てからのパートも、前半の奮闘度合いを考えると、
ただそこだけやっているよりも幾分リスクが増すように感じる。
きっちりしていたつなぎ目が綻んでいく感じ。
こういうことがあるから、ルートは難しい。
今回はここまでで終わりになった。

大ザルは今年、足腰を更に鍛えて調子を上げてきていたけれど、
今日は久しぶりに体が攣ってのたうち回っていたらしい。
「今日はやめて帰ろうかな」とかなんとか言っていたものの、
恐る恐るシューズを履いてリードして、また少し最高到達点を更新。
不動沢の秋はこれからどんどん深まっていく。
今シーズン中に最後の一線を超えられるのか。

天気が安定していてくれることを祈るばかり。

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