今日はいつものメンバーで弁天へ。
数日前に雨が降ったはずなのだけど、滝の水は少なめだった。
弁天岩はいつものように、乾いていた。
アプローチの途中にも、取り付きにも、
大きくなりすぎたキノコがくたびれたような姿で生えていた。
大ザルがクリーニングに行ってから、こちらは今回も「ターミナル」のリハーサル。
毎回ちょっとずつ、ムーヴが変わっている。
どういう風にも登れるし、どういう風に登っても悪いものは悪い、というわけか。
毎回ちょっとずつ発見することがある、と考えれば、
このルートにはまだまだ自分に見えていない部分があるということで、
それなりの価値があるようにも思える。
とにかく、今回もちょっとムーヴを変えてみた。
それに、出だしの湿気たレイバックは今回も嫌な感じだった。
ここが一番悪かったりして。
大ザルのリハーサルが終わってから、もう一度「ターミナル」。
今度は下のパートから順に繋げていってみたけれど、
出だしのレイバックも、その上のワイドも、まだまだ不確定な部分が多い。
フェースに出てからのパートも、前半の奮闘度合いを考えると、
ただそこだけやっているよりも幾分リスクが増すように感じる。
きっちりしていたつなぎ目が綻んでいく感じ。
こういうことがあるから、ルートは難しい。
今回はここまでで終わりになった。
大ザルは今年、足腰を更に鍛えて調子を上げてきていたけれど、
今日は久しぶりに体が攣ってのたうち回っていたらしい。
「今日はやめて帰ろうかな」とかなんとか言っていたものの、
恐る恐るシューズを履いてリードして、また少し最高到達点を更新。
不動沢の秋はこれからどんどん深まっていく。
今シーズン中に最後の一線を超えられるのか。
天気が安定していてくれることを祈るばかり。
0 件のコメント:
コメントを投稿