2018年1月16日火曜日

かちかちゆび

スペインで久々に連登したおかげで、指皮がにわかに硬くなっております。
タッチパネルがいまいち反応しなくて、ちょっと困る。

先週の日曜日、Ryoちゃん親子と笠置山へ行った。初の里エリア。
ものすごい快晴で、気温も相応に低かったけれど、朝から気持ちがよかった。
前日に少し降雪があったので、日陰には当然雪が残っていた。
そもそも日陰は寒くてつらいので、主に日当たりのいい辺りを巡った。
大ザルアップ中

「ネブラ」(二段)の岩周辺に荷物を置いて、周りを偵察に行ってから、アップ。
「ザーレラント」(2級)が高いうえに結構悪くてビビる。
あとは小粒な課題で適当に体を温めて、ペンギン岩へ。
「ペンギン」(3級)と「イワトビペンギン」(3級)を登って、
看板課題の「皇帝ペンギン」(初段)もムーヴが完成したところで登れた。
多少ヨレた後半でシビアな足置きが出てくるあたり、いい味出してます。
毎年恒例の正月太りを嘆く大ザルも「ペンギン」を登って上機嫌。
Ryoちゃんは多少リーチに悩まされるところがあったものの、
周りの大人が若干退くくらいのペースで「皇帝ペンギン」を打ってバラしていった。
つなげるとやっぱり最後の微妙なバランスでの遠いムーヴがブレてしまうらしかった。

Ryoちゃんを待っている間に「飛行船」(初/二段)も登って、
さてそろそろ「ネブラ」(二段)でもやるか、とマットを担いで移動させていたら、
ちょうどペンギン岩が死角になったところで歓声が。見逃したー。
さすがエッジ育ち、こういう形状を使うバランス系は強いです。


で、「ネブラ」にトライ。
岩のど真ん中で、いかにもここをランジで登れという感じの課題。
得意系に見えたものの思ったよりも跳びにくく、
指皮をそれなりに奪われながら痛いカチを必死で握ってぴょんぴょん。
最後は蹴りだす足の位置をちょっと変えたら距離感がぴったり合って登れた。
えらく外に吐き出されている

その後はRyoちゃんが希望した「ショウテン」(初/二段)をやったものの、
「飛行船」と同グレードとは思えないくらいに何もできなかったので、
二人ともそうそうにギブアップして「時計まわり」(初段)へ移動。
一見これも意味不明だったけれど、クラックに足をスタックさせて時計回りするらしい。
あれやこれやと足の入れ方を試して、
試しては抜け試しては抜けしていたものの、最後はがっちりジャムが聞いて登れた。
どうして止まっているのかよく分からないスローパーを押さえこむのが面白かった。
そして、危うくシューズのトウラバーを破壊されるところだった。
時計回り

最後に、近くの「青函トンネル」(1級)を登って終了。
Ryoちゃん、これは宿題に。元気なタイミングでやればすぐできるでしょう。

里エリアの有名どころはまだあまりトライしていないけれど、
いい具合にまとまっているし、割と暖かいし、目標を見つけて通うのもいいかも。
遠いけど。

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