先週末も、デイドリーム通い。
前回の初リードから1週間、かなり気持ちを作って臨んだつもりだった。
が、結果は残念。あまり思うような成果はあがらなかった。
BJCで盛り上がるクライミング界から隠れるように(?)、いましさんらと駐車場で待ち合わせ。
あ、でも準決勝は地元選手が出ているので車の中で観戦。
コンペには出なくても、観るのは好きなのです。
また今回もボルダーで軽く登ってからデイドリームのムーヴをやりつつアップ。
ただし、前回と違って今回は初めからリードした。
個々のムーヴはできているわけなので、こちらの方が手っ取り早い。
またも寒波が来ていて岩はキンキンに冷たかった。
ムーヴ自体はそれほど感触が悪くないので、レストして、散歩で体を温めて本気トライすることに。
昼過ぎに本気トライ1回目。このときはまだ日が当たっていた。
ガンガン日が差していても、クラックの中は日陰。おまけにジャムの圧迫で血が止まる。
クラックの出だしでカムのセットに少し手間取っているうちに、
ロックしている指先の感覚がなくなっていくのが分かった。
あまりやりたくなかったけれどチョークバッグにカイロを入れていたので、少し回復。
そのまま突入したら前回落ちたポイントを越えて、前半のパートは抜けた。
「お、いいぞ」と思ったのも束の間、後半パートの入りで左足がスリップして落ちた。
そこだけやると、足は滑らなかった。
日が尾根の向こうに隠れた16時過ぎに、本気トライ2回目。流石に寒かった。
1トライ目で少し嫌なイメージがついてしまい、慎重に足を運んだつもりが、
今度は前半のパートの最後で右足がスリップ。
ここをギリギリこらえたものの、次の1手からすべて入りが甘くなってしまい、
結局また同じところで左足がスリップして落ちた。
あまりいいとは言えないトライで、悔しさも湧いてこないくらいだった。
ということで、また次回に持ち越し。
今回はかなり寒くなるとの予報で、実際この日は過去一番の寒さだった。
それを見て「悴み対策をどうするかがキモ」とずっと思っていた。
事実その対策はある程度機能していたとは思うし、トライに臨むまでの流れも悪くはなかった。
ただし、どこを取っても核心のようなこのルートでは、些細なミスも命取りになるようだ。
これまで特に気にしたことはなかったけれど、相手は国内最難のひとつ。
どんな条件でも登れるほど易しくはない。
詰めが甘いままでねじ伏せられるほど自分の力が勝っているわけでもない。
次のトライまで少し日が空いてしまう。2月も中盤になり、それを過ぎれば春はすぐそこ。
嫌でも気が逸るが、限られたチャンスを掴むためには忍耐も必要。
遠くはないはずと信じて待ちたい。
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