あけましておめでとうございます。
ヨセミテのことをまとめているうちに、もう年が明けてしまいました。
帰国後から年の瀬までのことを、簡単に。
11月は、瑞牆と馬瀬でボルダー。
瑞牆では、数年ぶりに黄金虫(初段)を登ったりした。
実はヨセミテであまりにも行動食を少なくしたせいか、ガリガリに痩せてしまっていた。
でも、アップでやったフォーマルハウト(初段)がさらっと2回目で登れたりして、
どうも花崗岩(の緩傾斜)の調子はそれほど悪くないらしい。
流れで、やったことのなかったねじ式(四段)にも手を出したものの、指を裂かれて撃沈。
やっぱり調子は悪くない、でも良いはずもない、という程度らしかった。
馬瀬ではいましさん、オカモチと三次元(三段)をやってみたものの、
こういうフィジカルな課題はさっぱりできなくなっていた。
いや、そもそもこの傾斜のこういうタイプが苦手なのかもしれない。
川原特有の、午後遅い時間に来る湿度によるところもあったと思いたい。
12月某日、イイダマンに誘われてマラ岩のペタシマン(5.13c)をやりに行った。
なにかと悪名高いこのルート、「まあやってみるか」程度の気持ちで参戦。
アプローチ途中のボルダーで軽くアップして、イイダマンの掛けたヌンチャクを借りてトライした。
1回目はシルクロードから分かれたところですぐにテンションがかかった。
その先のオリジナルパートは、核心以外すぐにできた。
核心のデリケートな数ムーヴも、1時間ほどあれこれ試して解決。
が、これはイイダマンのヌンチャクが無かったらできなかった。うーむ。
日中は日差しが熱すぎるくらいだったので、日没後にもう1トライしたものの、
核心まで繋がって、我慢が足りずに体が剥がされて落ちた。
ムーヴをバラした感触は悪くなかったけれど、流石に2トライで登れるほど簡単ではないか。
帰りに夜行性(二段)を必死で登って、終了。
クリスマス前後くらいから、今シーズンも野猿谷通いを始めた。
初日はゆっくり昼前に着いて、百日紅(三段)の後から気になっていたストーンモンキー(四段)の掃除。
近くの課題でアップしてトライ。予想通り、リップへ伸びる部分ができず。
このアンバランス具合をねじ伏せていくのが面白い。いや、面白い気がする。
その後ノミーが「悪いっす」と言っていた猿芝居(初段)もやって、しっかり敗退。
さらにCandy Crush(四段)もやってみたけれど、これもバラせず。
どうも自分は、今ある保持力で単純に押し切れる範囲でのみ登っているらしく、
それ以外の要素が入ってくると途端にできなくなる。
当然と言えば当然か。
指以外のフィジカルをきちんと強くするために、数日がかりで登れるくらいの課題を、
しつこく打ってトレーニングする日が必要なのだろう。
最後に、昨シーズン敗退していたサンシャインスーパーマン(初段)を回収して、坊主は免れた。
2日目は8のエリアに初めて行ってみた。
峠を越えていくと、そこそこ遠かった。川沿いを上がってきた方が実は速い?そんなこともない?
月面〇〇という名前の課題がたくさんある岩でアップして、スローターハウス5(三段)にトライ。
OSトライで核心まで行ったけれど、結局落とされる。
ムーヴはほどほどで解決したものの、スタートから繋げるとどうにもできない。
4通りほどあれこれとムーヴを変えて、結局一番手堅くチマチマ刻むムーヴでシークエンスを組んだら、登れた。
ムーヴ単体ではなく、きちんと流れるシークエンスにする前提で意識することが大事、と痛感。
ヨセミテでスマートフォンのレンズにひびが入ってしまい、逆光だと映りが酷い
その後は明らかにウェルカムな見た目の重力波(二段)をやったら、これはOSできた。
それから大きく移動して、またストーンモンキー。
リップを再度しっかり掃除して、2,3トライで想定していたムーヴがハマり、リップに手が届く。
で、リップのホールドをマッチして悪さにビビり、「こんなの返せるかー」とマントルに入らずに飛び降りた。
むしろここからが核心なのか?とりあえず、深追いするのはやめておいた。
最後に猿芝居をやって、またしっかり敗退。これもマントルに入れる気がしない。
0 件のコメント:
コメントを投稿