これからはこの気候と付き合っていかなければいかんのですね・・・
昨日SACの先輩の結婚式があり、それは二次会まででお暇して、今日は単身瑞牆へ。
天気がいいし、気温もそれほど低くなくて、12月にしては快適だった。
駐車場でハヤシ・猿田彦両氏に会ったので、便乗する形で会場エリアへ。
まあ、目的地は最初から決まってたしね。
とりあえず日当たりがそこそこいい大黒岩周辺でアップ。
保持っぽいもののアップにと、「ともこ」(初段)も登った。
そういえば昔、僕らは勝手にこの課題を「きなこ」と呼んでいた。懐かしい。
あの当時は、ポケットから黄色っぽい謎の粉が出てきた(ホントに)。
それから最近チョーク跡が見られる「フォーマルハウト」(初段)もやってみた。
瑞牆らしい人差し指酷使のスラブフェースだった。
ムーヴが分かるまでしばらくかかったけれど、分かったら登れた。
さらにハヤシさんが見上げていた「コールサック」(三段)も掃除してトライ。
これは明らかにリーチで得をして二撃。跳ばずに登れてしまったのでなんだか・・・
課題としては面白かった。
後ろの木も案外気にならず、もっとトライされればいいと思う。
更に被ったもののアップでもう何本か登って、本題の「ミネルヴァ」へ。
今回も誰もいなかったけど、チョーク跡はしっかりあるので、
誰かしらトライしている人はいるらしい。
で、やってみるとやっぱり前回と同じところで息詰まる。
今回はあちこちにスタンスを求めて、あれもこれもと試してみたけど、
どれも似たような感触で、一様に全部悪い。
この一手が大核心というわけですね。
どうにも足下が浮ついてしまって、結局は高速タッチで落ちてくる。
そこまでのムーヴはほぼ固まって、こなれてきただけに、これは悔しかった。
純粋にムーヴがこなせないというのは、そりゃあよくあることだけど、
手を変え品を変えてまだ足りないのか!という感じ。
来週は来られないので、流石に次は来春になる。
いい目標がひとつ定まったということで、また頑張ろう。
大黒岩に戻って、ちょっと一息ついてから、
ハヤシさんの熱烈な勧めで「天の川」(初段)をやることに。
入念にスタンスを観察して、いざやってみたら完全にビビってしまった。
1回目はちょっと危ない落ち方をして、続く二回は右に下りた。
4回目で足順が分かって、あとは多少強引だったけどねじ伏せて登った。
なんだか今日一番集中して頑張った気がした。
直後に猿田彦氏が夕暮れに合わせたかのように「フォーマルハウト」を登っていった。
フォーマルハウトというのはうお座の恒星のことだそうです
帰りがけに皇帝岩にいるエッジ常連組の応援をして、真っ暗な中を帰った。
花崗岩の季節はこれにて終了かな、と思う。
チョークの載ったホールドを磨きながら顔を近づけてみると、
時折感じる乾燥したクライミングの匂いがした。
炭酸マグネシウムの匂いでなんて、なんだか変な感じだけれど、落ち着く匂いだった。
次の春がもう待ち遠しい。
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