ちょっと早いですが、2017年の総括をば。
今年はなんといっても、自分にとって大きな変化がありました。
長かった学生生活が終わって、社会人になって、当然環境はがらっと変わりました。
年度が変わってからクライミングに充てられた時間はこれまでの半分以下。
加えて今年は夏から秋にかけて雨続きで、余計に岩に触れた時間は少なかったです。
これはもう仕方のないことですね。
全体で言えばそんな年でした。
その中で成果をいくつか(順不同)。
RAIZEN(三段?) 豊田
登っているのはちーさん
コオモテ(三段) 瑞牆
霧(三段) 瑞牆
レッドブル(三段) 笠置山
イヴ(5.11c) 瑞浪 FL
アダム(5.11b) 瑞浪 OS
Stingray(5.13d) Joshua Tree
とにもかくにも、Stingrayを登ることができたことが大きかったです。
むしろ大きすぎたくらいです。
その後身の回りのあらゆるものが激変するのに合わせて、燃え尽きていました。
やっと復活してきたというところでしょうか。
考えてみると、自分の真の限界をプッシュしたのは、
本当に久しぶりのことだったと思います。
ただそれだけでも、自分にとっては十分すぎるくらいです。
そしてそれがこのルートであったことが、何よりもうれしく思います。
仕事のことはさておき、今年を振り返ってそれ以外に浮かんでくるのは、
大ザルが長年の課題を2つも登ったことでしょう。
アンバマイカと弁天岩のプロジェクト(1P目)をそれぞれ登り、
その瞬間に僕も共有することが出来ました。
それは大きな躍進ではなく、長年の研鑽の先にあった、
いわば必然の一歩だったのかもしれません。
ただ、時間を積み上げたものも、端から崩れていくということは、僕にもわかります。
だからこそ、そこに更に積み上げて、これまでよりも高いところへ至ったことが、
どれだけの時間を要し、どれだけ得難いことであるか。
それは想像に難くないことです。
この先何があっても、自分もきっと積み上げていけると、
ただ見ていただけの僕にもそう思わせてくれる、素晴らしいクライミングでした。
こうして振り返ってみると、我慢したし欲求不満もたくさんあったけれど、
価値のある1年だったなと感じます。
さて、冬休みです。
年末年始と言えば、里帰りですが、
今年の里帰りはちょっと違います。
ずっと帰りたかったあの場所へ、里帰りしてきます。
それではまた。
みなさん、どうか良いお年を。
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