話は前後しますが、
この度MAMMUT JAPAN様にサポートをしていただくことになりました。
主にロープ、クライミングギア等の面で支えていただいています。
とはいえまだ日が浅いので、いただいたギアを使い始めた段階なのですが、
先日の瑞牆で使ったロープ2本(Galaxy 10.0とTusk 9.8)は好感触でした。
降ろしたてでもしなやかで扱いやすく、ロープの使い始めによくある猛烈なキンクもなし。
他のモデルを使うのが今から楽しみです。
それと、早く使ってみたいのがSoho Crash Pad。
三つ折りのボルダリングマットです。
パッキング出来る量が多いので、僕のような開拓クライマーにはいいかなと期待しています。
これなら山でのボルダリングにも使えるかな・・・?
早くシーズンにならないかな。
楽しみは尽きません。
2013年8月13日火曜日
2013年8月10日土曜日
『二十億光年の孤独』
今日、弁天岩のプロジェクトが完成しました。
このラインを見出して、掃除して、トライして、3年目の夏でした。
昨日から泊まりで瑞牆へ。
昨日はサル左衛門は独りボルダーの開拓へ行ってしまったので、
大ザルと二人で弁天へ。
ササっとトップロープを張って、今回も2回トライした。
リードすることを前提にして、プロテクションのセットも含めてムーヴを修正。
核心手前にレストポイントはあるものの、やっぱり疲れるなという印象。
更に、2トライ目でルーフ部分のスタンスが欠けた。
かなり安定していただけにちょっとげんなりした。
大ザルは既成のクラック部分を練習していた。
クラックの縁が尖っていて猛烈に痛いらしい。
既成のルートは10cということらしいが、どう見ても湯川のバンパイアより悪そう。
このルートも厳しそうだなぁ。
今日は昨日よりも天気がよく、暑そうだった。事実暑かった。
スタンスが欠けた部分だけでもやっておきたかったので、
アップも兼ねてもう一度トップロープでトライ。
ルーフ部分は直ぐに修正して、それからカムのセットも確認して、
全部のカムを回収してロープを抜いた。
大ザルのビレイをしながらレストして、ぼんやりして、トイレに行って、
ロープのやりくりの手筈を確認して、さて本番。
サル左衛門が上でカメラを構えてスタンバイしてくれた。
下部に張り出し3メートルはあるルーフトラバースがあるので、
ロープドラッグを防ぐために出だしはダブルロープで登る。
「グリーンベレー」の出だしの立木をかわすために、
一度セルフを取ってロープを引き抜き、引っ掛からない方にたらす。
それから「グリーンベレー」を天井レイバックの手前まで登り、右のルーフに入る。
いきなりランナウトで怖くて声が出たが、ここは安定して抜ける。
右のフェースに出てカムを固め取りしたところで、ルーフの方に掛けてきたロープを外してポイ。
あとはシングルロープで登る。
面倒だけれど、こうしないと登れないので。
ホールドは大きいけれど動きも大きいフェースをランナウトでぐいぐい登って、
核心手前のレストポイントに入る。
全回復は出来ないけれど、かなり長くレストしていた。
それから、核心に突っ込む。
プロテクションはアゴまで入っていないハーケンだし、
落ちたら横に吹っ飛んでどうなるか分からないし、かなり怖かった。
昨日細かいところまで詰めておいてよかった。
あとはずっと易しいけれど気が抜けないスラブフェースを登って、
最後のフレークを掴むことが出来た。
このルートの開拓は大変だった。
壁が前傾している上にラインが蛇行しているので、掃除がまず大変。
開拓に着手した年は天気が悪く、行ってもろくに作業出来ない日もあった。
サル左衛門が終了点を打っていたら土砂降りになり、酷い目にあったらしい。
トップロープでのリハーサルも落ちたら戻れない箇所がいくつもあって面倒だった。
遠くて、ボールドで、トライするも一苦労。
安近短の真逆をいくこのルートだが、
それらを除いても、通い続けるだけの魅力がこのラインにはあった。
少なくとも、僕はそう感じていた。
かなり取っつきにくく、人気ルートになることはありえないだろう。
再登が出ないまま、また自然に還って埋もれてしまうかもしれない。
それでもいい。
自分がこのルートに惚れ込んで、片想いのように思い描いて、
そしてそれまでの時間からすれば呆気ないくらい一気に登れて、
達成感と形容し難いもの寂しさを感じている。
それがあればいい。
今までの自分はそれでよくて、これからの自分もそうあればいいと思う。
二十億光年の孤独 5.13b R
とします。
開拓の全てに関わってくれた大ザルとサル左衛門、ありがとうございました。
このラインを見出して、掃除して、トライして、3年目の夏でした。
昨日から泊まりで瑞牆へ。
昨日はサル左衛門は独りボルダーの開拓へ行ってしまったので、
大ザルと二人で弁天へ。
ササっとトップロープを張って、今回も2回トライした。
リードすることを前提にして、プロテクションのセットも含めてムーヴを修正。
核心手前にレストポイントはあるものの、やっぱり疲れるなという印象。
更に、2トライ目でルーフ部分のスタンスが欠けた。
かなり安定していただけにちょっとげんなりした。
大ザルは既成のクラック部分を練習していた。
クラックの縁が尖っていて猛烈に痛いらしい。
既成のルートは10cということらしいが、どう見ても湯川のバンパイアより悪そう。
このルートも厳しそうだなぁ。
トップロープでずりずりしてみるサル左衛門(写真は今日の)
今日は昨日よりも天気がよく、暑そうだった。事実暑かった。
スタンスが欠けた部分だけでもやっておきたかったので、
アップも兼ねてもう一度トップロープでトライ。
ルーフ部分は直ぐに修正して、それからカムのセットも確認して、
全部のカムを回収してロープを抜いた。
大ザルのビレイをしながらレストして、ぼんやりして、トイレに行って、
ロープのやりくりの手筈を確認して、さて本番。
サル左衛門が上でカメラを構えてスタンバイしてくれた。
下部に張り出し3メートルはあるルーフトラバースがあるので、
ロープドラッグを防ぐために出だしはダブルロープで登る。
「グリーンベレー」の出だしの立木をかわすために、
一度セルフを取ってロープを引き抜き、引っ掛からない方にたらす。
それから「グリーンベレー」を天井レイバックの手前まで登り、右のルーフに入る。
いきなりランナウトで怖くて声が出たが、ここは安定して抜ける。
右のフェースに出てカムを固め取りしたところで、ルーフの方に掛けてきたロープを外してポイ。
あとはシングルロープで登る。
面倒だけれど、こうしないと登れないので。
ホールドは大きいけれど動きも大きいフェースをランナウトでぐいぐい登って、
核心手前のレストポイントに入る。
全回復は出来ないけれど、かなり長くレストしていた。
それから、核心に突っ込む。
落ちたら横に吹っ飛んでどうなるか分からないし、かなり怖かった。
昨日細かいところまで詰めておいてよかった。
あとはずっと易しいけれど気が抜けないスラブフェースを登って、
最後のフレークを掴むことが出来た。
このルートの開拓は大変だった。
壁が前傾している上にラインが蛇行しているので、掃除がまず大変。
開拓に着手した年は天気が悪く、行ってもろくに作業出来ない日もあった。
サル左衛門が終了点を打っていたら土砂降りになり、酷い目にあったらしい。
トップロープでのリハーサルも落ちたら戻れない箇所がいくつもあって面倒だった。
遠くて、ボールドで、トライするも一苦労。
安近短の真逆をいくこのルートだが、
それらを除いても、通い続けるだけの魅力がこのラインにはあった。
少なくとも、僕はそう感じていた。
かなり取っつきにくく、人気ルートになることはありえないだろう。
再登が出ないまま、また自然に還って埋もれてしまうかもしれない。
それでもいい。
自分がこのルートに惚れ込んで、片想いのように思い描いて、
そしてそれまでの時間からすれば呆気ないくらい一気に登れて、
達成感と形容し難いもの寂しさを感じている。
それがあればいい。
今までの自分はそれでよくて、これからの自分もそうあればいいと思う。
二十億光年の孤独 5.13b R
とします。
開拓の全てに関わってくれた大ザルとサル左衛門、ありがとうございました。
2013年7月16日火曜日
雨と風
土曜日は大ザルと二人、プロジェクトをやりにいった。
どうにも空模様が怪しく、駐車場に着いた時も小雨がぱらぱら。
期待はしていなかったけど、とりあえず行くことに。
アプローチはいい加減慣れたせいで1時間40分ほど。
荷物が軽ければ1時間半を切れそう。
天気が悪いものの、連日の晴れで岩は何処も乾いていた。
川の水も少ないくらい。
梅雨が明けてから一気に夏らしくなったような、そうでないような。
今回は二人ともトップロープで練習。
小雨のシャワーを浴びながらユマールしてトップロープを張り、
カッパを着た状態で下からトライ。
雨粒は絶えず飛んでくるけれど、風が吹いているおかげで壁はパリパリ。
カッパを着ていないと寒いくらいだった。
流石弁天岩。
出だしのルーフトラバースが相変わらずしんどい。
落ちることは恐らくないけれど、リードするとなると相当怖いだろうな。
中間部と上部はほぼ固まったので、残るは核心のシークエンス。
直前のレストポイントから10手の1級、という感じ。
何度もやってムーヴは固まってきたけど、なかなか疲れる。
2回目のトライで地面から繋げて核心の終わりまで繋がった。
それだけでもう腕パンパン。というか、ヨレる。
核心最後の1手はギリギリだった。
プロテクションのセットもあることを考えると、まだ厳しい。
ムーヴのグレードだけで5.13ありそう。
いろいろと総合して、13の真ん中くらいになるのかな。
大ザルはプロジェクトの中間部のムーヴを詰めていた。
ホールドが猛烈に痛いらしい。
「ちょっとしかやってないのに、指が真っ赤」と嘆く。
5.10のクラックをこなした後にデリケートなフェースが続いて、ランナウト。
これもなかなか厳しそうです。
まだもう少しかかりそうですが、ムーヴはどうやら固まったし、
どうやら壁の乾きもかなりいいようなのでコンディションの問題はなし。
そろそろ完成が見えてきました。
今年こそは、3年越しの片想いを形にするのだ!
なんてな。
どうにも空模様が怪しく、駐車場に着いた時も小雨がぱらぱら。
期待はしていなかったけど、とりあえず行くことに。
アプローチはいい加減慣れたせいで1時間40分ほど。
荷物が軽ければ1時間半を切れそう。
天気が悪いものの、連日の晴れで岩は何処も乾いていた。
川の水も少ないくらい。
梅雨が明けてから一気に夏らしくなったような、そうでないような。
今回は二人ともトップロープで練習。
小雨のシャワーを浴びながらユマールしてトップロープを張り、
カッパを着た状態で下からトライ。
雨粒は絶えず飛んでくるけれど、風が吹いているおかげで壁はパリパリ。
カッパを着ていないと寒いくらいだった。
流石弁天岩。
出だしのルーフトラバースが相変わらずしんどい。
落ちることは恐らくないけれど、リードするとなると相当怖いだろうな。
中間部と上部はほぼ固まったので、残るは核心のシークエンス。
直前のレストポイントから10手の1級、という感じ。
何度もやってムーヴは固まってきたけど、なかなか疲れる。
2回目のトライで地面から繋げて核心の終わりまで繋がった。
それだけでもう腕パンパン。というか、ヨレる。
核心最後の1手はギリギリだった。
プロテクションのセットもあることを考えると、まだ厳しい。
ムーヴのグレードだけで5.13ありそう。
いろいろと総合して、13の真ん中くらいになるのかな。
大ザルはプロジェクトの中間部のムーヴを詰めていた。
ホールドが猛烈に痛いらしい。
「ちょっとしかやってないのに、指が真っ赤」と嘆く。
5.10のクラックをこなした後にデリケートなフェースが続いて、ランナウト。
これもなかなか厳しそうです。
まだもう少しかかりそうですが、ムーヴはどうやら固まったし、
どうやら壁の乾きもかなりいいようなのでコンディションの問題はなし。
そろそろ完成が見えてきました。
今年こそは、3年越しの片想いを形にするのだ!
なんてな。
2013年7月9日火曜日
体力勝負の巻 その2
今週も、ジャンボさんと二人で継続クライミングをしてきました。
今週も前夜に瑞牆入り。
道中、獣に沢山出くわしました。
キツネ、タヌキ、イタチ、シカ・・・
そのうちクマやイノシシなんかも出てくるんじゃないかと不安になった。
翌日は先週と打って変わって快晴。
が、日差しがキツ過ぎて中盤からは日干し状態に。
下界では猛暑日だったそうで。
5時ごろに駐車場を出て、まずは1本目。
「ワイルドアットホーム」を途中まで登り、
4P目から「Happiest You」に合流、
4P目の鎌形ハング(5.12a)と5P目の黒いスラブフェース(5.11+?)を登って、
再び「ワイルドアットホーム」に戻るというライン。
「ワイルドハピエストホーム」とでも呼びましょうか。
鎌形ハングは僕がリードさせてもらったものの、
下部でホールドの端が欠けていきなりOSを逃す。
その後核心で2回落ちて抜け、2回目のトライでRP。
ちなみにこの継続のルールとして、二人のどちらかがRPしないと次のピッチに進めません。
続く見た目より悪いスラブフェースはジャンボさんがリードして、
カンマンボロンの頭に抜けた。
すぐに下降して2本目、大面の「フリーウェイ」(5.11b 9P)。
核心となる2P目の11bは僕がリードしてOS。
4P目のオフウィズス(5.10a)は濡れていて怖かったものの落ちずに済んだ。
6P目・7P目は通して登り、8P目(5.10d)はジャンボさん。
このピッチ、「なんじゃこりゃ!?」となる立ちこみから始まり、
結晶が常にポロポロするスラブを這い上がる、かなり悪いピッチだった。
知り合いの強い人も落とされたらしい。
この時には既にカンカン照りで、足も痛くなって、恐ろしかった。
なんとか落ちずに登れてホッとした。
八ヶ岳の方から怪しげな雲が漂い始めた頃、十一面に移動して3本目、アレアレア(5.12b 8P)。
ジャンボさんが「難しいピッチは全部あげるよ」と、
優しさなのかいじめなのか分からないことをおっしゃるので、
お言葉に甘えて1P目からリードさせていただいた。
もうかなり疲労を感じていたけど、1P目(5.11d)は安定してOS。
花崗岩のわりに人工壁っぽくて面白かった。
3P目(5.12a)は核心で2回落ちて抜け、次のトライでギリギリRP。
そろそろ限界を感じ始めた。
4P目の、史上最難の5.7を這い上がって、
5P目が問題のクラック(5.12b)。
何年も前にユースケさんが颯爽と登って行くのを眺めた覚えがある。
大ザルによると「まともに登ってる人はほとんどいない」らしい。
ダメ元でやってみるとやっぱり駄目で、まず離陸からさっぱり。
なんとかそれらしいムーヴを見つけて最初の核心は越えたものの、
既に体が終わっているので当然テン山。
ボロ雑巾のようになってなんとか抜け、
しばらく悩んだけど、ギアをセットした状態でもう一度やった。
なんとかムーヴが繋がって、ギリギリピンクポイントできた。
でもギアをセットしながらだともっと厳しいんだろうな。
時間がなくなったので5P目までで敗退して、下山。
車に戻ったのは7時過ぎだった。
いやー厳しかった。
12台が絡んでくると一気に厳しさが増します。
中盤にフリーウェイを入れることもかなり効きます。
一先ずの理想としては、3本目にアレアレアを持ってきてもしっかり登れるようになることかな。
一日中テーピングを巻いた状態で夏の日差しを浴びていたので、
剥がしてみると手首から先だけ白く見えた。
見事なテーピング焼け。
「クラックを登る者の勲章!」なんて胸を張ればいいのでしょうが、
学校に行くと恥ずかしくて仕方ありませんでしたとさ。
今週も前夜に瑞牆入り。
道中、獣に沢山出くわしました。
キツネ、タヌキ、イタチ、シカ・・・
そのうちクマやイノシシなんかも出てくるんじゃないかと不安になった。
翌日は先週と打って変わって快晴。
が、日差しがキツ過ぎて中盤からは日干し状態に。
下界では猛暑日だったそうで。
5時ごろに駐車場を出て、まずは1本目。
「ワイルドアットホーム」を途中まで登り、
4P目から「Happiest You」に合流、
4P目の鎌形ハング(5.12a)と5P目の黒いスラブフェース(5.11+?)を登って、
再び「ワイルドアットホーム」に戻るというライン。
「ワイルドハピエストホーム」とでも呼びましょうか。
鎌形ハングは僕がリードさせてもらったものの、
下部でホールドの端が欠けていきなりOSを逃す。
その後核心で2回落ちて抜け、2回目のトライでRP。
ちなみにこの継続のルールとして、二人のどちらかがRPしないと次のピッチに進めません。
続く見た目より悪いスラブフェースはジャンボさんがリードして、
カンマンボロンの頭に抜けた。
すぐに下降して2本目、大面の「フリーウェイ」(5.11b 9P)。
核心となる2P目の11bは僕がリードしてOS。
4P目のオフウィズス(5.10a)は濡れていて怖かったものの落ちずに済んだ。
6P目・7P目は通して登り、8P目(5.10d)はジャンボさん。
このピッチ、「なんじゃこりゃ!?」となる立ちこみから始まり、
結晶が常にポロポロするスラブを這い上がる、かなり悪いピッチだった。
知り合いの強い人も落とされたらしい。
この時には既にカンカン照りで、足も痛くなって、恐ろしかった。
なんとか落ちずに登れてホッとした。
八ヶ岳の方から怪しげな雲が漂い始めた頃、十一面に移動して3本目、アレアレア(5.12b 8P)。
ジャンボさんが「難しいピッチは全部あげるよ」と、
優しさなのかいじめなのか分からないことをおっしゃるので、
お言葉に甘えて1P目からリードさせていただいた。
もうかなり疲労を感じていたけど、1P目(5.11d)は安定してOS。
花崗岩のわりに人工壁っぽくて面白かった。
3P目(5.12a)は核心で2回落ちて抜け、次のトライでギリギリRP。
そろそろ限界を感じ始めた。
4P目の、史上最難の5.7を這い上がって、
5P目が問題のクラック(5.12b)。
何年も前にユースケさんが颯爽と登って行くのを眺めた覚えがある。
大ザルによると「まともに登ってる人はほとんどいない」らしい。
ダメ元でやってみるとやっぱり駄目で、まず離陸からさっぱり。
なんとかそれらしいムーヴを見つけて最初の核心は越えたものの、
既に体が終わっているので当然テン山。
ボロ雑巾のようになってなんとか抜け、
しばらく悩んだけど、ギアをセットした状態でもう一度やった。
なんとかムーヴが繋がって、ギリギリピンクポイントできた。
でもギアをセットしながらだともっと厳しいんだろうな。
時間がなくなったので5P目までで敗退して、下山。
車に戻ったのは7時過ぎだった。
いやー厳しかった。
12台が絡んでくると一気に厳しさが増します。
中盤にフリーウェイを入れることもかなり効きます。
一先ずの理想としては、3本目にアレアレアを持ってきてもしっかり登れるようになることかな。
一日中テーピングを巻いた状態で夏の日差しを浴びていたので、
剥がしてみると手首から先だけ白く見えた。
見事なテーピング焼け。
「クラックを登る者の勲章!」なんて胸を張ればいいのでしょうが、
学校に行くと恥ずかしくて仕方ありませんでしたとさ。
2013年7月2日火曜日
体力勝負の巻
梅雨に入って全く外岩に行っておりませんでした、WADEです。
今回は写真一切なしです。
昨日、月曜日が休みなのを活かして世界のジャンボさんと登ってきました。
最近密かなブームを呼んでいる(?)瑞牆でのマルチ継続登攀。
仮想ビッグウォールみたいなことが出来るということだったので、楽しみして行った。
前泊してチップの駐車場で起きると、天気は小雨。しかも霧。
ジャンボさんがやってきて、「さて、どうする」と相談した結果、とりあえず行くことに。
カンマンボロンに着いて、1本目は「ワイルドアットホーム」(5.11c 6P)。
1P目の11cは濡れて光っている。
「さて、どうする」とまた相談したものの、折角来たので登ることに。
濡れた1P目を僕がリードして、怖かったけどなんとかOS。
その後はひたすらつるべで登る。
上に行くにつれてどんどん壁が乾いてきて快適に。
クラック以外はヌメリもしないくらいのコンディションだった。
登ってみないと分からないこともあるな。
問題なくカンマンボロンの頭に抜けて、大面とのコルから下降。
そのまま大面岩の「左稜線」(5.10b 7P)に繋げる。
出だしのルンゼ状はびしょ濡れだったけれど、中間部のフェースは快適だった。
最後の5.7のチムニーから5.10aのワイドに繋げる所はシケシケでかなり奮闘的でしたが。
というか、あれだけ必死にずり上がったのに、10aか・・・
ワイドって本当に難しい。
大面岩の頭は初めて行ったけれど、広くて平らで気持ち良かった。
天気が良ければ目の前に十一面や小ヤスリが聳えて素晴らしい景色なんだろうけど、
残念ながら濃い霧(いや、雲?)で何も見えませんでした。
大面の裏側をラペルして、十一面を目指すのだけれど、
これが思いのほか近くて驚いた。
大面の頭から20分くらいかな。
見覚えのある壁が突然現れたときは「えぇぇぇ?」と変な声をあげてしまいました。
「山河微笑」はルンゼが登る気も失くすくらいテカテカしていたので、
「ベルジュエール」(5.11b 9P)を登ることに。
これは何年も前に上と下と半分ずつ登って、散々にやられてちょっと苦い思い出があった。
で、久しぶりに取りついてみると非常に快適だった。
当然のごとく1P目はシケシケだったけれど、核心は問題なし。
白クマのコルからの5P目、6P目のチムニーはびしょ濡れ。
ここは服を濡らしながら強引にねじ伏せた。
上部の核心の10aのクラックは少し慎重になったけれど、これも快適に登れた。
あとはラペルを交えながら歩いて取りつきに戻って、下山した。
車に戻って時計を確認すると、なんと5時前。
二人とも思ったよりずっと時間を食っていてびっくり。
このルートだったら、せめてあと2時間は短くしたいところ。
まあ、初めての継続だったし、濡れていたからということで今回はいいことにした。
帰りにDRTで雨の憂さ晴らしに初段を2本登って、
ジャンボさん宅の壁とジャンボJr.を拝みに立ち寄った。
なんと、プライベートウォールで過ごすのがお気に入りで、もうホールドに触っているとのこと。
この環境で育ったらそうなるのか・・・凄い。
初めてマルチの継続をやってみて、いろいろと分かったことがあった。
濡れていても意外に登ることは出来るし、11代までなら結構なんとかなる。
易しい部分は同時登攀で時間を稼ぐというタクティクス。
それと、自分が思っていたより花崗岩のルートが登れるようになっていたこと。
そう言えばここ数年開拓以外で花崗岩のルートはやっていなかった。
11代なら安定して登れるようになったことは嬉しかった。
ワイド、チムニーはまだまだ不安ですが。
また来週も行く予定。楽しみです。
今回は写真一切なしです。
昨日、月曜日が休みなのを活かして世界のジャンボさんと登ってきました。
最近密かなブームを呼んでいる(?)瑞牆でのマルチ継続登攀。
仮想ビッグウォールみたいなことが出来るということだったので、楽しみして行った。
前泊してチップの駐車場で起きると、天気は小雨。しかも霧。
ジャンボさんがやってきて、「さて、どうする」と相談した結果、とりあえず行くことに。
カンマンボロンに着いて、1本目は「ワイルドアットホーム」(5.11c 6P)。
1P目の11cは濡れて光っている。
「さて、どうする」とまた相談したものの、折角来たので登ることに。
濡れた1P目を僕がリードして、怖かったけどなんとかOS。
その後はひたすらつるべで登る。
上に行くにつれてどんどん壁が乾いてきて快適に。
クラック以外はヌメリもしないくらいのコンディションだった。
登ってみないと分からないこともあるな。
問題なくカンマンボロンの頭に抜けて、大面とのコルから下降。
そのまま大面岩の「左稜線」(5.10b 7P)に繋げる。
出だしのルンゼ状はびしょ濡れだったけれど、中間部のフェースは快適だった。
最後の5.7のチムニーから5.10aのワイドに繋げる所はシケシケでかなり奮闘的でしたが。
というか、あれだけ必死にずり上がったのに、10aか・・・
ワイドって本当に難しい。
大面岩の頭は初めて行ったけれど、広くて平らで気持ち良かった。
天気が良ければ目の前に十一面や小ヤスリが聳えて素晴らしい景色なんだろうけど、
残念ながら濃い霧(いや、雲?)で何も見えませんでした。
大面の裏側をラペルして、十一面を目指すのだけれど、
これが思いのほか近くて驚いた。
大面の頭から20分くらいかな。
見覚えのある壁が突然現れたときは「えぇぇぇ?」と変な声をあげてしまいました。
「山河微笑」はルンゼが登る気も失くすくらいテカテカしていたので、
「ベルジュエール」(5.11b 9P)を登ることに。
これは何年も前に上と下と半分ずつ登って、散々にやられてちょっと苦い思い出があった。
で、久しぶりに取りついてみると非常に快適だった。
当然のごとく1P目はシケシケだったけれど、核心は問題なし。
白クマのコルからの5P目、6P目のチムニーはびしょ濡れ。
ここは服を濡らしながら強引にねじ伏せた。
上部の核心の10aのクラックは少し慎重になったけれど、これも快適に登れた。
あとはラペルを交えながら歩いて取りつきに戻って、下山した。
車に戻って時計を確認すると、なんと5時前。
二人とも思ったよりずっと時間を食っていてびっくり。
このルートだったら、せめてあと2時間は短くしたいところ。
まあ、初めての継続だったし、濡れていたからということで今回はいいことにした。
帰りにDRTで雨の憂さ晴らしに初段を2本登って、
ジャンボさん宅の壁とジャンボJr.を拝みに立ち寄った。
なんと、プライベートウォールで過ごすのがお気に入りで、もうホールドに触っているとのこと。
この環境で育ったらそうなるのか・・・凄い。
初めてマルチの継続をやってみて、いろいろと分かったことがあった。
濡れていても意外に登ることは出来るし、11代までなら結構なんとかなる。
易しい部分は同時登攀で時間を稼ぐというタクティクス。
それと、自分が思っていたより花崗岩のルートが登れるようになっていたこと。
そう言えばここ数年開拓以外で花崗岩のルートはやっていなかった。
11代なら安定して登れるようになったことは嬉しかった。
ワイド、チムニーはまだまだ不安ですが。
また来週も行く予定。楽しみです。
2013年6月16日日曜日
県大会
今日は長野県大会でした。
会場は去年と同じちゃんめろ。
今年はリードの壁を完全に新設(仮設ですが)していただいた。
ありがとうございます。
朝起きると体がずーんとダル重くて、
「こりゃヤバイかな」と思っていたけど、
ストレッチしたり犬の散歩に行ったりしたら緩和された。
会場入りして、まずリード。
125~130°くらいかな?
ボテボテでスローパーが沢山かと思いきや、ホールドはことごとくカチ。
これには全員びっくり。
グレードは5.13bだったそうです。
1位 DK
2位 サル左衛門
3位 WADE
4位 いましさん
5位 小DK
6位 きょーや
7位 しょんちゃん
DKとサル左衛門の二人が完登して、タイム差でDKが一歩リード。
僕といましさんは一手差でした。
昼休みをはさんで午後がボルダー。
2課題のベルトコンベアー方式。
1位 サル左衛門
2位 DK
3位 WADE いましさん
5位 小DK
6位 しょんちゃん
7位 きょーや
サル左衛門が唯一の2完登。
1課題目を1撃したDKが2位で、僕といましさんは同立。
小DKが2課題目で覚醒して、ボーナス2まで取った模様。
ちなみに僕もいましさんも取れておりません。
終わって、総合順位は
1位 サル左衛門
2位 DK
3位 WADE
4位 いましさん
5位 小DK
6位 しょんちゃん
7位 きょーや
となりました。
(今回は順位合計が並んだ場合ボルダーの成績を優先するということだった)
会場は去年と同じちゃんめろ。
今年はリードの壁を完全に新設(仮設ですが)していただいた。
ありがとうございます。
朝起きると体がずーんとダル重くて、
「こりゃヤバイかな」と思っていたけど、
ストレッチしたり犬の散歩に行ったりしたら緩和された。
会場入りして、まずリード。
125~130°くらいかな?
ボテボテでスローパーが沢山かと思いきや、ホールドはことごとくカチ。
これには全員びっくり。
グレードは5.13bだったそうです。
1位 DK
2位 サル左衛門
3位 WADE
4位 いましさん
5位 小DK
6位 きょーや
7位 しょんちゃん
DKとサル左衛門の二人が完登して、タイム差でDKが一歩リード。
僕といましさんは一手差でした。
昼休みをはさんで午後がボルダー。
2課題のベルトコンベアー方式。
1位 サル左衛門
2位 DK
3位 WADE いましさん
5位 小DK
6位 しょんちゃん
7位 きょーや
サル左衛門が唯一の2完登。
1課題目を1撃したDKが2位で、僕といましさんは同立。
小DKが2課題目で覚醒して、ボーナス2まで取った模様。
ちなみに僕もいましさんも取れておりません。
終わって、総合順位は
1位 サル左衛門
2位 DK
3位 WADE
4位 いましさん
5位 小DK
6位 しょんちゃん
7位 きょーや
となりました。
(今回は順位合計が並んだ場合ボルダーの成績を優先するということだった)
珍しくキョン(みたいなこと)をしております
テンションあがってブレたDK氏(日本王者)
結局ヒールフックのサル左衛門
ネガティブ野郎きょーやくん 1課題目
いましプロダクション代表様
覚醒中のチャラ男小DK
茶髪にした効果でしょうか
唯一2課題目を完登するサル左衛門
この後のガッツポーズは撮り損ねました
今年も国体の代表を逃しましたが、
個人的には密かに目標にしていた「脱・万年四番手」はなんとか達成出来たので、
それはそれでよかったかなと思ってます。
ただ、コンペの内容自体は決して褒められたものではなくて、
課題もまだまだ山積み。
覚醒した時の小DKの強さにびくびくしております。
ついでにこんな写真も
なんだか知らんけど唐突にじゃんけんを始める3人
ボルダーを全完したOEさん
MⅡでリード2位、ボルダー3位で総合2位になったユーキくん
強いです
2013年6月10日月曜日
奥の奥
一昨日、今シーズン初の弁天岩に行ってきた。
もうここに通って3シーズン目。
シーズン初めなので、今回は主にロープを張り直す作業だった。
いつもより重い荷物で不動沢の道を行くと、いつもより登山客がいっぱい。
こんなに人気あったっけ?この道。
天気はまあまあだったけど、弁天岩は寒かった。
特に、自分のプロジェクトの取りつきは風が抜けて極寒。
傍にあるチムニーの奥には氷が残っているし、やっぱりシーズンは真夏だな。
毎度同じチムニーだけ登っていてもつまらないので、
今回は「グリーンベレー」(5.10d 3P)を登ることに。
ロクスノの最新号に「これだけのために2時間歩く価値がある」と書かれていたルート。
実は大ザルが初登したルートでもある。
出だしのクラックの下にノープロのトラバースをこなして入って、
1P目のルーフクラックは大ザルがリード。
初登時よりもクラックもスタンスも汚くなっていたらしい。
途中でカムが足りなくなってテンション。
10dはこのピッチについているとのこと。
フォローしてみると、クラックはジャミングがしっかり効くし、
スタンスも大きいのがそれなりにあるのだけれど、
頭がつっかえてどうにも登りにくい。
屏風の岩小屋ルーフと比べるとムーヴは易しいけど、これも10dあるかな。
2P目は僕がリードした。
被ったワイドっぽいセクションを抜けて、
効きすぎて痛いくらいのハンドクラックに突入。
その上でクラックが屈曲して、ノープロのハンドトラバースをしてルンゼに突っ込んで終了。
出だしの処理と快適なハンドジャムが楽しいピッチだった。
3P目のプロテクションが取りにくいチムニーも僕がリードして、
風穴ピナクルの下に出てルートは終了。
残置物が一切ない、これぞ不動沢という感じのルートだった。
2P目の終了点に汚いスリングとカラビナが残されていたけど、必要ありません。
風穴ピナクルを回り込んで、大ザルのプロジェクトにロープを張って、
それから自分のプロジェクトに去年張ったロープを確認。
風で煽られて擦り切れているかと思ったら、
下の木にしっかり結んでおいたおかげで無事だった。
大ザルが懸垂下降しても大丈夫だったので、これは今シーズンもいけそう。
ということで、プロジェクトのロープは張りかえずに、
最上部の掃除を少しばかりやって時間になった。
早いもので、通い始めてからもう3年目です。
なかなか骨が折れますが、
今シーズン中にケリをつけるつもりです。
「自由登攀旅行」とかも触って難しさは確認できたので、
本気で狙うのが今から楽しみ。
もうここに通って3シーズン目。
シーズン初めなので、今回は主にロープを張り直す作業だった。
いつもより重い荷物で不動沢の道を行くと、いつもより登山客がいっぱい。
こんなに人気あったっけ?この道。
天気はまあまあだったけど、弁天岩は寒かった。
特に、自分のプロジェクトの取りつきは風が抜けて極寒。
傍にあるチムニーの奥には氷が残っているし、やっぱりシーズンは真夏だな。
毎度同じチムニーだけ登っていてもつまらないので、
今回は「グリーンベレー」(5.10d 3P)を登ることに。
ロクスノの最新号に「これだけのために2時間歩く価値がある」と書かれていたルート。
実は大ザルが初登したルートでもある。
出だしのクラックの下にノープロのトラバースをこなして入って、
1P目のルーフクラックは大ザルがリード。
初登時よりもクラックもスタンスも汚くなっていたらしい。
途中でカムが足りなくなってテンション。
10dはこのピッチについているとのこと。
フォローしてみると、クラックはジャミングがしっかり効くし、
スタンスも大きいのがそれなりにあるのだけれど、
頭がつっかえてどうにも登りにくい。
屏風の岩小屋ルーフと比べるとムーヴは易しいけど、これも10dあるかな。
2P目は僕がリードした。
被ったワイドっぽいセクションを抜けて、
効きすぎて痛いくらいのハンドクラックに突入。
その上でクラックが屈曲して、ノープロのハンドトラバースをしてルンゼに突っ込んで終了。
出だしの処理と快適なハンドジャムが楽しいピッチだった。
3P目のプロテクションが取りにくいチムニーも僕がリードして、
風穴ピナクルの下に出てルートは終了。
残置物が一切ない、これぞ不動沢という感じのルートだった。
2P目の終了点に汚いスリングとカラビナが残されていたけど、必要ありません。
風穴ピナクルを回り込んで、大ザルのプロジェクトにロープを張って、
それから自分のプロジェクトに去年張ったロープを確認。
風で煽られて擦り切れているかと思ったら、
下の木にしっかり結んでおいたおかげで無事だった。
大ザルが懸垂下降しても大丈夫だったので、これは今シーズンもいけそう。
ということで、プロジェクトのロープは張りかえずに、
最上部の掃除を少しばかりやって時間になった。
早いもので、通い始めてからもう3年目です。
なかなか骨が折れますが、
今シーズン中にケリをつけるつもりです。
「自由登攀旅行」とかも触って難しさは確認できたので、
本気で狙うのが今から楽しみ。
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