2026年10月23日金曜日

隙間の研鑽

北海道から帰ってきて、また北海道へ出かけるまでの間、何度か瑞牆で登った。
それにしても、最近の夏は暑すぎるか雨が降るかで、ほとんど登れたものではない。
いよいよ北日本へ逃げなければいけなくなるんだろうか。

8月25日 黄金狂の岩塔
あさこさんとワイドの練習に。乾きがいい、というか雨に強いとの話を信じてはやぶさ2(5.11c)の辺りへ。
前に来た時に登ったコハク(5.10c)を登ってアップし、早々にはやぶさ2にトライ。
下部から奥の閉じたU字溝のようなワイドで登りにくいのだけど、落ちるほど難しいわけでもない。
見るからに核心だろうなという前傾したセクションの前で#6を入れてズラしていったら、肝心なところでスタックした。
登りながらでは動かせそうになかったので諦めて、行きつ戻りつしながらどうにか頭上に#0.75とオフセットを一つずつ突っ込む。
が、どちらも強く引いたら外れそうな気もする。腕も一気にヨレた。
それでも北海道でそこそこ鍛えられたのか精神は挫けず、足元の#6が効いているのをいいことに半ば強引に突っ込んだ。
どうにも意地悪い形状をフットホールドやカンテで誤魔化して、どうにかOSできた。

その後、あさこさんがハマったクロム1P目(5.11a)もバトンタッチしてリピートしたが、これもやっぱり力押し。
テクニック自体がもっと向上しないと、ヨセミテのクラックではバテてしまうぞ。
最後に黄金狂時代(5.12a 2P)もやってみたが、予想以上のヨレ具合と暑さで気力が尽き、1P目(5.11c)のみOSして降りた。
調子が良ければ2P目までリンクしようかとも思っていたけれど、
体が明らかに動かなくなっていたし、それ故にカムもクイックドローも足りなくなっていた。
ところで、1P目の中間にあるちょっと太めのクラックに木の皮が大量に詰まっていて、
近くまで登っていくとその向こうから「フルルルルル!!」と威嚇のような声が聞こえてきた。
なになに!?カエル!?それとも獣!?とびっくりしたけれど、一応木の皮エリアには触れないように通過。
ロワーダウンで回収する時に、クラックの奥でウルウルしている目と目が合った。
ムササビかモモンガだろうか。ともかく、お邪魔しました。

はやぶさ2のOSは嬉しかったし、自信に繋がるところもあるけれど、フェースのホールドでどうにかしている部分が大きい。
一方で、5.11台のクラックを登る前の緊張感は多少和らいだ。
これを5.12まで持っていきたい。


9月5日 カンマンボロン
シングルのポータレッジを手に入れたので、太陽の登に運び上げてビバークしてみることに。
ゆっくり出発して取付きまで歩荷し、パッキングして4P目まで荷揚げしながら登った。
ここで日が暮れてきたので、5P目出だしのボルトを連結して支点を作り、ポータレッジを張った。
メトリウスのボムシェルターのシングルで、実験的に2人で寝てみた。
結果、フライを張っても料理くらいは問題なくできるが、寝るとなると流石に狭い。
眠れなくはないのだけれど、どちらかが寝返りを打つたびに相手もちょっと目覚める。
お世辞にも快適とは言いにくい(そりゃそうか)。むしろ寝られるだけマシというべきかも。
翌朝起きると霧雨がシトシト降っていたので、そのまま撤収して下山した。
北海道で買ってきたポテチを食べる


9月14日 カンマンボロン
再びカンマンボロンで、今度は荷揚げの練習。
ワイルドアットホームの2P目のアンカーまでロープを張り、90kgくらいにしたホールバッグを上げ下げ。
長さと傾斜が、なんとなくヨセミテっぽくなった気がする。
この半年ほど思い切り食べて体重を増やしてきたおかげか、1人でもこの重さを上げられるようになった。
あさこさんと交代で3回ずつくらいトライして、日が暮れたので撤収。
この翌日から3日間リード壁のルートセットだったので、体が隈なくバキバキになった。

0 件のコメント:

コメントを投稿