11月16日 Real Hidden Valley
ゆっくり7時くらいに起きて、のんびり朝食。
Bodhi Houseをチェックアウトした。オーナーさんには重ねてお礼を言って出た。
快適な暮らしをありがとうございました。
Stater Brosで買い物をして、国立公園のオフィス(Administration Office)で水汲み。
もともとはここがビジターセンターだったらしい。
ビジターセンターは近所に建て直され、ここは各種申請を受け付けるオフィスになったようだ。
ただ、このオフィスにもトイレはあるし、水も汲めるし、ピクニックエリアもWifiもある。
それからBelle Campgroundへ行ってテントを張った。
メインの岩場からは若干離れているものの、小さめで割と静かなキャンプ場だった。
キャンプ設営後は、乾いていそうなフェースを求めてReal Hidden Valleyへ行ってみた。
ここも風はそこそこ吹いていて、おまけに曇ってやけに寒かった。
とりあえずRun for Your Life(10b)を登った。
9年ぶりにリピートしたけれど、なかなかランナウトしてしびれる。
日向に出た方が快適かなと、Houser ButterssのLoose Lady(10a)をあさこさんにおすすめしたけれど、
これはこれで吹き曝しで寒い上に、出だしのムーヴが分からなかったようでクライムダウンしてきた。
どうも、宿で2泊しても体調はすぐれないらしい。
キャンプ場に戻ると、こちらも風が強まっていた。
岩陰で風が弱そうなところにテントを張ったつもりが、夕飯時もひたすら風が当たっていた。
雨対策に張ったブルーシートのハトメも速攻で破れ、ダクトテープがないのでニチバンのテープで補強した。
11月17日 Geology Tour Road
起きると、天気が良く風もおだやか。これですよ、これ。
気分よくEquinox(12c)へ向かった。
駐車場に着いて準備していると、すぐに別の2人組がやってきて、同じ方向へ歩き出していった。
案の定彼らもEquinoxで、しかもホールバッグを担いでいる。おやおや...?
聞くと、彼らはYosemiteから転戦してきたイタリア人チームだった。
やっぱり僕らと同じ動きをしている人がいた。
彼らが先にトップロープを張って探っている間、こちらはアップで左にあるElephant Walking(11d)をやってみた。
すべてボルトのスポートルートだが、やっぱりちょっとランナウトする。
最後の核心まで頑張ったものの、足がスリップしてぽろ落ち。ともあれ、体は温まった。
そうこうしているとまた1パーティ、今度は3人組がやってきた。
スロバキア、チェコともう1か国(どこの国か聞き取れず)の多国籍チーム。
この人たちもホールバッグを背負っていて、当然Yosemite終わりだった。
みんなこういうルートを辿るのかと笑えた。
イタリアペアのトライが終わったので、3か国チームより先にOSトライ。
下部からいきなり危なっかしく、終始ぷるぷるしながら頑張ったけれど、
中間の傾斜が増すセクションで足が抜けて呆気なく落ちてしまった。
惜しいとは言えないトライだった。
クラックの割れ方が見た目ほど素直ではないので、ジャムやカムの決めどころを探るのが難しい。その上で、足下も繊細。
テンションをかけながら探っていくと、ムーヴのひとつひとつはそれほどハードではなかった。
でも、これを一撃したモファットは凄いということがよく分かった。
なんとなくムーヴをバラして抜け、あさこさんがフォロー回収。ムーヴはかなりこなせているように見えた。
あとは3か国チームと世間話をしながら順番が回ってくるのを待ったが、残念ながら暗くなりそうなので撤収した。
ここのアプローチは目印に乏しいので暗くなるのはイヤだった。
とりあえず1本、やってみたかったルートにトライして、まずは楽しかった。
トライ数は少なくても、この充足感は代えがたい。
11月18日 レスト
夜半からまた雨が降り、朝もずっとしとしと。
キャンプ場のテーブルがびしょ濡れなので、車の中でベーグル、バナナ、コーヒーだけの朝食。
とはいえ、コーヒーが美味しいのでまずはOK。
あとは買い物がてら町へ下りた。
Stater Brosで買い出し、それからJoshua Treeの小さな図書館でWifiを繋いだりした。
雨は午前中で止んで、一転して快晴に。正午過ぎにはキャンプに戻り、タープを張り直してしっかり昼食を作った。
そうしているうちに曇ってきた、と思ったら寒くなってまた雨。
テントに引きこもってひたすらトポを読んで半日過ごすしかなかった。
残りは1週間。5.12以上のクラックが複数登れれば嬉しいが、天気が微妙なので焦らずやりたい。
11月19日 Geology Tour Road
夜明け前にトイレに起きると、空が綺麗だった。
朝から快晴で、気持ちよくEquinoxへ。
今日は貸し切りかと思ったら、一昨日のイタリアペアがやってきた。
さらにその後からまた別の3人組が来て、今日もまた順番待ちになった。一番乗りでよかった。
今日は上から回ってトップロープを張り、プロテクションを入れつつムーヴを煮詰める。
クラックの中に湿気が残っていてやけにヌメるような気がした。
さらに、いつのまにか空が曇って風も冷たくなり、ビレイしていたあさこさんを凍えさせてしまった。申し訳ない。
あさこさんが冷え切った手足でどうにかフォロー回収して、イタリアペアがトライして、
3人組が「RP狙うなら先にトライしていいよ」と言ってくれたので、いざリード。
クラックの状態は先ほどよりも良くなっていた。
足の悪さで緊張が続き、動き自体の負荷はそれほど高くなくても、力が入ってヨレてくる。
#0.5のパートから左上ぎみになる辺りからやたらと吠えながら逃げ切ってRPした。
時間的に回ってこなさそうということであさこさんはパス。
回収して帰ろうか、というころで3人組のひとりが登り始め、安定感のある登りでOSしてしまった。
手元にも足元にも、このサイズのクラックの経験が豊富らしい自信が溢れていた。
経験値は、やはり大事。
11月20日 Echo Rock
朝から快晴。前日と違い、午後イチくらいまで晴れていた。
Hurricane Crackをトライしに、Echo Rockへ。
Pope's Crack(5.9)でアップすると、またクラックの中がえらくヌメるように感じた。
前日にいくらか降ったのだろうか。
Pope's Crackは程よく緊張してちょうどよいクラックだった。
あさこさんがフォロー回収して、それからHurricaneにトップロープを張りに行った。
Echo Rockの裏から歩いて上に回り、怖いスラブをおっかなびっくり下ると右隣のルートのアンカーが。
そこからほぼ水平に左へ振ったところにHurricaneのアンカーがあった。
ロワーダウンしていくと、とにかく傾斜があった。カムを差しまくらないと手が届かない。
いざ下からやってみると、やはり左のコーナーから強傾斜シンクラックに移るあたりが悪い。
とにかくフィンガージャムの効きが悪い。浅いし、タイト。
そしてやはりここでもクラックの中に湿気を感じた。
いちばん悪いらしいセクションはしばらく試行錯誤して一部バラせず、その上のセクションはどうにかできた。
クラックが広がってからは割と易しいが、それにしても明らかにヌメりすぎた。
チョークアップして数秒後にでろでろとは。
Yosemiteに来る以前から、そもそも指皮が仕上がっていなかったように思う。それくらいに指はふやふやだった。
1回のトライで可能性をあまり感じられず、風が冷たくなってきてやけに疲れを感じたので、早めに撤収。
キャンプに戻って1時間ほど昼寝。
夕方からは雨が降り出し、豆缶を使ってスープを作って食べ、就寝。
ビッグウォールの疲れなのか、やせ細りすぎたのか、どうにも疲れやすくなってしまった感じがする。






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