2022年1月30日日曜日

リードで

今週末もデイドリームへ。今週はリードでトライした。

土曜日にあさこさんに付き合ってもらって、末端壁。
ボルダーでの軽いアップ→ロープを張ってムーヴをやって仕上げ、という流れが固まってきた。
これまで曖昧なまま放置していた下部のプロテクションも検討。
核心突入前に余裕をもってセットして、ムーヴに集中できるようになった。
ところで、キャメロットとマスターカムとエイリアンとゼロフレンズ、どれも使ったことがあるけれど、
それぞれに似たようなサイズ展開がされているが、どれも微妙に幅が違っている。
そのほんの少しの差で使い分けていくのが面白かったりする。
今回もそれにかなり助けられた。

昼過ぎにスタンバイして初リード。
前回から一週間、結構意気込んでいたのだけれど、前半のジャムパートであっけなく落ちた。
気持ちが逸ってジャムの決め方が雑になり、文字通りすっぽ抜けた。ちょっとがっかり。
とにかく一度リードですべて登るのが大事だろうということで、本題の部分だけやり直す。
今度は前半のジャムパートを安定して越えて、中間のカムのセットまで行ってテンション。
続けて後半のボルダーパートも通して抜けた。
もう少し洗練させる部分もあるはずだけれど、リードしてみたことで得たものは大きかった。
Humbleでも感じたことで、このルートにも同じことが言えるようだ。

指の皮を結構取られたので、今回は終了。
トライを終えた後は、シャークティース(初段)を登って帰った。

今日はパートナーがいないので、単身ボルダー。
初めて行くトイレ横で登った。
ろくにアップする課題もないので、さっさと本題の「香」シリーズに取り掛かる。
まず芳香(二段)のスタートのがちゃがちゃしたクラックの持ち方で迷ってもじもじ。
一手目ができたトライでそのまま核心もこなして登った。一撃したかった...
バリエーションの異香(三段)も、特にムーヴを作らず下からつなげて一回で登れた。
次にやった幽香(三段)はしっかり悪く、しばらく時間をかけてムーヴを作り、
きちんと集中してトライしてゲット。
ライン取りの見た目はちょっとイマイチでも、内容はマントルまで詰まっていて面白い。
ここまででかなり指皮が減って、チョークを付けても付けても汁が出る状態に。
曇って日も差さず寒かったけれど、ラスボスの微香(三/四段?)もやった。
これはさすがにすぐにはできず、先に指皮の限界がきて終了。
まだしばらくシーズンは続くので、また来ましょう。

2022年1月25日火曜日

Season 2

年越しの旅から戻って、こちらの質の違う寒さに震えつつ、デイドリーム通いを再開した。

先週は、まず土曜日にあさこさんと甲府幕岩で登った。
ゲートが閉まっているとアプローチが10倍以上になるが、結構暖かい。
昔、それこそ自分にとって数本目の5.11になったジューンブライド(5.11b)を登ってアップ。
で、結構悪くてプルプルした。
十数年前の自分はよく頑張ったな、と思う。
アップもそこそこにしてア・ラ・ポテト(5.13a/b)にヌンチャクをかけてトライ。
これは前回、といっても10年近く前にやってワンテンで帰った。
繋げてトライしたら激しく悴んだので一旦降りて、仕切り直して危なっかしくRP。
結構パンプしたし悪かったけれど、忍びの者と比べると少し登りやすい気もする。

日曜日に、単身デイドリームへ。
今シーズンは早めに取り掛かりたかったのに、年末は寒波に阻まれたりして出来ずじまい。
結局今年も年明けからのスタートになった。
「年末年始で太ったし、この傾斜はきついよなー」と思いながらフィックスを張る。
案の定というか、前半も後半も細切れにしかムーヴがこなせなかった。
前半のジャムはやっぱり痛いし、後半のボルダーム-ヴは体が重い。
が、前半については問題のフィンガーロックの良い決め方を発見。
先シーズン一番苦労していた箇所は感触が良くなった。
それにしても前傾壁ではフィックスでのワークは相当にやりにくい。クラックだと尚更。
これはやっぱり誰かにビレイしてもらわないと、という結論が出た。


この週末も、土曜日にデイドリーム。今回はノミーが付き合ってくれた。感謝。
「行くときは誘ってください」とか言っていたのを思い出して誘ったら乗ってくれた。流石っす。
朝の駐車場がめちゃくちゃに寒く、「これは厳しい...?」と思ったものの、
エリアに着いてみると日陰はそこそこ暖かく、日陰でも我慢できる程度だった。
それでも空気と岩はしっかり冷えていて、アップを済ませた後でもかなり悴んだ。
今回はまず、終了点回りの整備から。残地ロープのあまりの古さと多さが気になっていた。
もはや苔がむしているものまである残地を回収。
回収してみると、あとからあとから足されて地層のように溜まってきた、という様子だった。
「あまりいろいろと残すのは考えものだよな」と偉そうなことを思いもしたが、
一方でこのクラックを登ろうとしていた人が、過去に一人ならず居たという事実を強く感じた。
戦利品の一部

整備がひと段落ついて、トップロープでトライ。
前半は先週見つけたジャムの決め方でだんだん安定してきた。
フィックスではこなせなかった後半も、今回はそこそこの感触でムーヴができた。
先シーズンが終わってからこれに近い傾斜を登りこんだのが効いているのかも。
レストを挟んでもう一度、今度はある程度繋げて登るつもりでトライしたら、
中間のクリップポイントでテンションをかけてあとはすべて繋がった。
ルートの性質上、トップロープではどうしても途中でテンションをかけることになるのが難点。
が、とにかく実質ワンテン(に近い状態)にはなった。
ここから先は、リードでトライするべきなのだろう。
先シーズンまったく繋がる目途が立たないまま終わったことを思えば、大進歩だった。
考えることはまだあるけれど、勝負させてもらえそうだということは分かった。

面白くなってきました。

2022年1月20日木曜日

年越しの旅 その4

1月9日(日) 福江島~長崎~佐賀
五島からの移動日。
午前中、フェリーまでの時間は崎山漁港で釣り。
反応は今回でいちばん渋かったものの、一応、ベラとカサゴが釣れた。
背中を伸ばしながらフェリーの予約

福江港からフェリーに乗り、上五島の港に寄りつつ長崎へ。
上五島へは結局行く時間がなかったが、ここにも海沿いの壁が見えた。
次回はぜひ行ってみたい。

フェリーが長崎に着くともう夕方。
めがね橋近くのコーヒー店で豆を買い込み、佐賀を目指して走った。
見た目にきらびやかな武雄温泉で45℃のあつ湯にしっかりと(30秒)浸かって、
この日は佐賀の道の駅で泊。


1月10日(月) 日向神
朝、久留米でノムラさんと合流し、日向神を案内してもらった。行ったのは奥壁。
アップでパンプダンス(5.11a)を登ったら、危うくやられかけた。
日向神はグレードが辛いと聞いて予想していたよりも、現実はさらに辛かった。
本題に選んだ忍びの者(5.12c/d)は、オンサイトトライで最後のボルトまで行ったものの、
そこからがもろに核心であっけなくやられて落ちた。
ムーヴを作った感じ、これはムーヴが読めていても押し切れなかっただろう。
気合を入れて2回目でRP。
日向神の岩は安山岩ということだったが、自分にとっては初めて触る質の岩で、
フリクションがあまりないようで結構あるとか、その塩梅が新鮮で面白かった。
帰りに道端にあるバッドフレークも見学。
OBGを当時興奮して読んだ者としてはぜひ登りたかったが、時間もマットもなく断念。
スタートのホールドにはしっかりチョークがついていた。
そして先に行けば行くほどチョーク跡は薄れていた。つまり、そういうことだろう。
伝説の矢印

久留米に戻って夕飯をごちそうになり、コロナが拡がる山口、広島を走り抜け、
岡山の瀬戸まで行って泊。
ノムラさんお世話になりました。

1月11日(火) 移動日
雨が降る中走りに走って、家に帰った。
途中、大津SAで551の豚まん(CMのテンションがいろいろとすごい)もしっかりゲット。
夕飯はお好み焼き。もはや定番のこのメニューが、一番の幸せをくれる気がする。

年越しの旅 その3

1月7日(金) 福江島 大瀬崎
待ってました、的な快晴、のちに晴れ。この日は一日大瀬崎で登った。
朝、大瀬崎に行く前に、玉之浦のアコウが生えている神社に寄り道。
こういうのをパワースポットと言うのか

まずけんじりさんらが登った40mのクラック(5.10a?)を交代でリードした。
ルートの抜け口からラペルして、海にいちばん近いところにあるテラスから登り返す。
岩は比較的硬いが、結構ビビった。ハンドからフィストの登りごたえのあるクラックだった。

初めはその右側の壁に新しいラインを、と考えていたが、
見るからにボロそう、または登ってもイマイチそう、というより登れるかすら怪しいので、
しばらく散歩しながら、登るか帰るかを決めかねていた。
すると、その途中でふと覗いてみた灯台の北面の壁が良さそうだと判明。
こちらを登ることにした。
灯台の北面(北西面?)は、先のクラックのある東面と違って傾斜がない。
割とのぺっとした壁で、縞状の層が入った砂岩というところ。
スラブに易しそうだが冒険的に見えるラインができそうだったので、それに決めた。
波打ち際から簡単なトラバースで壁の下のテラスに上がり、そこからスラブを左上。
途中、へそのような丸い形状と浸食でできたらしいポケットがたくさんあって面白い。
40mちかい天井トラバース~スラブ~コーナークラックのラインを、
掃除なしのグラウンドアップオンサイトで登ることができた。
初登か否かの確認は難しいが、登った限り人が入った痕跡はなかった。
そのことは別にしても、本当に充実したクライミングだった。
グレードは5.10前半程度で難しくはないが、持っている引き出しをかなり開けたと思う。

これがへそ(ノジュールというらしい)

前回の年越しの旅で、大堂海岸で登ったラズベリージャムやハートロッカー。
60mの花崗岩をグラウンドアップオンサイトで初登したと聞いて衝撃を受けた。
その時からずっと抱いていた憧れが、ここで初めてひとつの形になったことは驚きだった。
そして今にして思えば、理想的な叶い方でもあった。
いやー、幸せ

この日は釣りをせず、富江に戻って泊。あさこさんが祝ってくれた。

1月8日(日) 福江島 大瀬崎、長峰の磯
曇り気味だったが、大瀬崎へ。あさこさんにもあの素晴らしい冒険を味わってほしかった。
北西面で前日のルートの右にあるチムニーを選んで、あさこさんがリード。
かなり緊張した様子だったが、危なげなく登りきった。写真を撮り損ねたことが悔やまれる。
チムニーに入り込むと、これまた浸食でできたらしい複雑な形状で面白かった。
フォローで登っていって合流すると、興奮と安堵が混じってくたびれた笑顔だった。
前日の自分も、きっとそういう顔をしていたのだろう。

次に長峰の磯に移動して、気になっていた波打ち際のクラックを登りに行った。
が、これは上部にどうしようもなくボロい層があって、
ちょっと突入した時に頭の中で赤信号が灯ったのであえなくクライムダウン。
泣く泣く敗退した。
福江島での最後のクライミングが敗退で終わってしまうのは嫌だったので、
隣にあるボルダーで快適なラインを1本登って終わった。

この日の夕食は富江にあるラーメン敏。
レストの日に行った商店街の陶器店で、オーナー夫妻に薦めてもらって気になっていた。
看板のえび塩ラーメン、味噌ラーメン、えびチャーハン。すべて美味しい。
家から行けるところにあったら間違いなく通う。
久々に、味のパンチやインパクトではなくシンプルな味で勝つラーメンだった。至福。
最後の夜はもはやお馴染みの崎山漁港で泊。

年越しの旅 その2

1月3日(月) 福江島 岩の偵察
五島列島は釣り師の聖地なのだそうで、それなら釣りをしないのは勿体ない。
ということで、福江にあるホームセンターで釣り具をいろいろ購入。
このホームセンター、Doingオサダが面白い。
さすが聖地なだけあって、釣り具のスペースが小さな釣具店よりよっぽど広い。
なにより、店内BGMが猛烈に耳に残る。

大瀬崎はじめ、島にある岩場の偵察に行った。


大瀬崎は展望台からの眺めにまず興奮。灯台の近くに行ってみてさらに興奮。
岩はボロいが、スケールに押されてか「やってやろうぜ」みたいな気になった。
やってやろうぜ的ポーズ

さらにその後、冨江方面に向かう道中でも良さげな岩を発見。
津多羅島含め、この海岸の景色が、福江島では一番好きになった。
奥の津多羅島は、横たわるキューピーに見えるらしい

この後、大瀬崎からほど近いところにある島山島にも行った。
回文のようなこの変な名前の島には、ちょっと特別(?)な自販機がある。
誰がやったのか、Googleマップに「コカ・コーラの自販機」と登録されているのだ。
実際は何の変哲もない自販機なわけだけれど、これもばっちりチェック。
もちろん飲み物も買った。

この日の偵察で感じたのは「五島滞在を数日で終わらせるのは勿体ない!」。
ということで、滞在を延長することになった。
夕方、富江の漁港で釣りをしてみたらカサゴがぽんぽん釣れて更に楽しくなった。
夜は鬼岳温泉に入って、また崎山漁港で泊。
夕食は釣ったカサゴを突っ込んだ鍋。
ここから釣った魚で鍋をするルーティーンができた。

1月4日(火) 福江島 長峰の磯
前日見つけた磯の岩がなかなか魅力的だったので、まずはそれから登りに出かけた。
Googleで調べると、一応地区名は富江町長峰ということになるようなので、
仮に長峰の磯と呼ぶことにする。
行ってみると、まだ潮位が高く下地が波を被っているので、大宝まで行って釣り。
この日はベラが良く釣れた。
ビギナーズラックの図

潮が引いてきたので長峰の磯に戻る。
一番の弱点と思われるコーナークラックはじゃんけんで勝ったあさこさんがリード。
真ん中の直角くらいのコーナーを登った

岩の上にはクラックがバシバシ入っていて支点を作り放題だったので、左のハングを見てみる。
120度くらいの壁に短いクラックが走っていて、そこを抜けるとボロいスラブ。
とはいえ岩はトップまでそれなりに堅く、軽い掃除とリハーサルだけで登ることができた。
掃除中
このラインは5.11cくらい。Rはおそらく付かないだろう。

スタートが昼過ぎだったので、この日はこの2本で終了。
この日は冨江漁港で泊。近くのスーパーで買ったちゃんぽん麺がなかなか美味しかった。

1月5日(水) 福江島 レスト
天気が崩れてくる予報だったので、この日はレスト。
富江漁港で少し釣りをすると、またカサゴがぽんぽん釣れた。
富江にあるたっしゃかランドで温泉に入るつもりだったのに、行ってみると定休日。
仕方なく隣にある神社で初詣(2回目)。おみくじを引くと今年は小吉だった。

それからは富江に戻って、商店街で買い物。昼は五島うどんを食べた。
なんでも、日本三大うどんの一つなのだとか(諸説あり)。
讃岐と稲庭は入っているとして、五島うどんというのは知らないぞ。本当なのか。
が、これがとにかく美味しい。うどんとしては細く、パスタに近い。
ちょっと太めでコシの強いそうめん、という例えが分かりやすいか。
ということで直売所でたくさん買い込み、この日から鍋のしめはすべて五島うどんになった。

その後は福江でまた釣りをして、鬼岳温泉に入って、洗濯もした。
なんやかんや天気は崩れなかったが、夜には雨が降ってきそうだったので、
この日は東屋がある大浜高崎公園で泊。

1月6日(木) 福江島 レスト
朝焼け、のちに雨。ということでこの日もレスト。
島の北側の三井楽方面に車を走らせ、航空写真で岩があるように見えたドンドン渕にも行った。
結果として川は数段ある滝交じりの沢、という感じで、ボルダーについては空振り。
ちなみに僕の車の古いカーナビには「ドドン渕」と出た。どういうことかね。
その後で立ち寄った道の駅で五島名産かんころ餅を買う。
これがまたやたらと美味しくしばらく盛り上がった。
さらにここで山本二三美術館のポスターを見つけ、興味を惹かれる。
島の西側にある有川で足湯に浸かってぼーっとした後、福江に戻って美術館を見に行った。
このころには雨がやんで日が差してきたので、夕方大宝で釣りをして、
またカサゴとベラをひとしきり釣って、この日は島山島の公園で泊。

年越しの旅 その1

「島に行きたいねんな」
このあさこさんの一言から、今回の年越しの旅はスタートした。
九州、できれば宮崎あたりに行くというプランを考えているときに出た、このアイディア。
なんでも、昔から五島列島に行ってみたかったとのこと。
しかも五島列島にはかなり立派な岩があるらしい。
ということで、そこから旅程を一気に長崎寄りに変えていくことになった。

12月30日(木) 移動日
前日が仕事納めで、この日はひたすら西へ向けて走る。
道中、諏訪あたりから岐阜に至るまで雪。冬将軍が行軍していた。
1日のほとんどを車中で過ごし、最後は玖珂PAで泊。

12月31日(金) 移動日
この日は玖珂PAを出て、下関を越え、平家物語の話とかをしつつ九州上陸。
福岡からは日本海沿いを進んで、唐津に寄り道。
ここで昼食を挟みつつ、焼き物を買いに出かけた。こういう旅情(?)もあっていい。
夕方、日が落ちる前に平戸島へ渡り、さらにその西にくっつくようにある生月島に上陸。
なんでも、遣唐使たちが大陸から帰ってきて、この島を見てホッと一息ついた、というのが名前の由来らしい。
・・・そんな由来でいいのか。
この島で人が住んでいるのは東側のみで、西側はほぼ断崖。
北端の大碆鼻灯台のあたりには塩俵の断崖という柱状節理がある。
これを見てみたくて、五島に直行せず寄り道をしたというわけ。

見た目の迫力はなかなかのものだった。
夜は平戸のスーパーでヒラス(ヒラマサ)のアラを買って鍋。やたらといい出汁が出る。
ここからもはや狂気とも思えるお魚鍋三昧の日々が始まった。


1月1日(土)生月島~佐世保~西海
新年。明けましておめでとうございます。
泊まった道の駅の脇に小さな御社があったので、とりあえず初詣。
まずは塩俵の断崖を改めて見に行った。
前日に見たところと違うところへアプローチしてみる。
これもなかなかに立派で面白そうだったが、近づいてみるとボロボロ。
下の磯にいた釣り師のおじさんは「そういえばよく石が落ちてくる」と言っていた。
多少波で洗われるところはそれなりに堅そうだが、その先は...という感じ。
二人で「辺クラする人たちってすごい」としきりに感心しつつ、いそいそと帰った。
その後は大碆鼻灯台を観光して、生月島を後にした。

それから佐世保で温泉に入り、長崎方面に車を走らせて道の駅さいかいで泊。
みかんドームというなんだかよく分からないものがあった。


1月2日(日) 長崎~福江島
長崎市へ移動して、夕方のフェリーの時間まで長崎市街を観光、というより買い物と食道楽。
あさこさんが教えてくれた『素晴らしききのこの世界』という映画も観に行った。
原題はFantastic Fungi。Fungiというのは菌類のこと。
本編に椎茸の名前もちらっと出てきた。英語でも「シイタケマッシュルーム」と呼ばれていてびっくり。
映画の後は本場のちゃんぽんを求めて商店街から中華街を長いことうろうろして、
やっと入れたお店でちゃんぽんと皿うどんを食べ、さらに勢いで角煮まんも食べた。
クライミングツアーならぬ「喰らいミングツアー」なのでこれもいいか。


買い物を済ませて夕方のフェリーに乗り、20時に五島列島の福江島に到着。
真っ暗で島に着いた実感がまるで湧かない。まあ翌日に期待ということで。
福江港からほど近い崎山漁港の公園で泊。夕飯はクロダイをいれたキムチ鍋。
〆のものを買い忘れ、ちょっと物足りず。