2013年12月17日火曜日

さむさむさむ

先週の金曜日、小DKと遠山川に行った。

朝からいかにも崩れそうな空模様だったので、さっさとアンバマイカの岩へ。
どんよりなので凄く寒いし、そのうち小雪も舞ってきた。
天照が水没してるので、グランアトイ(三段)をやる小DKを見つつアップを兼ねてやる。
・・・どうやって登ったけ?
ムーヴは覚えている方だと思っていたけど、よく分からん。
なんとなく出来そうな感じになったのでアップ終了。
小DKは昨シーズンバラしたはずのムーヴが出来ずに落ち込んでいたけど、
後半のムーヴを作り直したらサクサク繋げて登ってしまいました。
安定感出てきたなー。

紫岩のPをやろうかと思ったけど、降ってきそうなのでツインピークへ。
今回はヒロバテス(三段)。
言わずもがなムーヴを忘れているので、森の人(初段)のパートを登り直す。
下地がかなり下がったのでマット二枚重ねでギリギリスタート出来る感じ。
猩々(二段)のフルスパンの一手を練習して、繋げ。
体が全然動いていなくて、双頭(2級)に合流するところがやたら悪く感じる。
前回はなんてことなかったのになー。
ヒールが全く掛ってない。
時間差ダブルダイノみたいなムーヴでなんとか止まったけど、ヨレすぎて猩々がこなせない。
そのうち雨が降ってきて、岩が濡れ始めたのでラストトライ。
ギリッギリで森の人の核心まで繋がったけど、左足がすぽーんと抜けて落ちた。
残念無念また来週、いや、また来年かな・・・



土日は会の後輩たちと常念岳に行ってきました。
天気が悪くて前常念までも行けなかったけど。
森林限界近くになったらいきなり雪が深くなってびっくり。
ラッセルの感覚は取り戻せたけど、ちょっと物足りない。
でも、今年は冬山にはあまり行けないだろうな。


2013年12月9日月曜日

さむさむ

昨日、サル左衛門と今シーズン最後の瑞牆に行った。

エリア入り口の岩でアップ。
アップ岩と呼ばれているみたいだが、特別名前があるわけでもないらしい。
左右の課題をちょちょっとやって、
悪いと評判の真ん中の初段をやったら、
見た目に反して得意系だったらしく、二回目でゲット。

エリアは谷の中なので寒く、川が凍っていた。

最強Pへ。
ここが異常に寒い。
日もあまり差さないし、谷底から凶悪なそよ風が吹いてくるのでなお寒い。
サル左衛門がアップ不足を感じさせるトライをしていたら、指男さんが来た。
朝イチでDependenceを登ってから来たらしい。凄い。
ホールドが吹っ飛ぶ前にやっておかないとな。また来年だけど。
サル左衛門は指男さんが来てからエンジンがかかったらしく、惜しいトライを連発。
が、このPはスタンドでも相当難しいらしく、結局指に穴が開いて強制終了。
また来春、ということでがっくりしておりました。

サル左衛門の時間が終わったので、ハレに行く。
体重はまだ大台に乗ったままだけど、シーズン最後なのでひたすら跳ぶ。
相変わらずホールドには届くけど、全く振られに入らない。
20回くらい跳んで、それでも感触変わらず。
後で動画を確認したら、左足が遊んでいることが判明。
こいつのせいで体が落ちるのか?
重すぎる下半身のコントロールは相変わらず目下の課題です。

ダレてきたので、命の更新に目標変更。
ハレのところが暖かかったのに対してこっちはまた寒い。
青い日の方から冷気が漂ってくる。
さしあたり、三手目以降をバラすことに。
前回出来なかった四手目があれこれやっているうちに出来て、
お、これはいいゾとその先をやってみたら、
ポケットが恐ろしく痛いことが判明。
中に牙が生えていました。
初登者によると、これには持ち方があるらしい。ふーん。
その後は苦手な二手目の練習。
全体で言うと、この一手が一番悪いらしい。
なんだこの顔
何度も何度もやったら一回だけ止まって、そのまま5手目まで繋がった。
そのトライで指に穴が開いて流血、こちらも強制終了になった。

そう言えば今年の秋はこのエリアにしか来なかったような。
百鬼夜行とか、言葉と物とか、宿題は大量にあったけど、また来春です。

なんというか、歯がゆい。


2013年12月2日月曜日

季節到来

先日、五竜の遠見尾根で合宿をしてきました。
山岳会の、1年生のための冬山入門となるこの合宿。
が、今年は例年にないくらいの降雪で、スキー場を離れると一気に腰までのラッセル。
初めてのラッセルが腰までとは、今年の1年生は恵まれてます(?)
おかげで隊は一向に進まず、初日は小遠見まで。
翌日に大遠見を越えた辺りで平らな場所を見つけて、雪上訓練。
3日目も午前中はビーコン片手に雪の中を転げ回り、下山してきました。
弱層テストやらビーコンでの捜索やら、冬の訓練はやることが一杯です。
個人的に、埋没体験は年に一度はやっておきたい。
雪に埋められたときの恐怖はいつも鮮明に覚えておきたいですから。



今週は1年生を連れて、今シーズン初の遠山川にいってきました。
後輩連れなのでほとんどガイドでしたが。
中・上流の駐車場は、去年までよりちょっと広くなって平らになっていました。
今回は中・上流しか行っていませんが、

中流対岸・・・ほとんど変化なし。滑り台の上流側は水没。
階段・しじみ周辺・・・下地が広くなってました
ツインピーク・・・ひさしぶりに下地が出現。下地が下がったので、「森の人」「双頭」は地上げが必要?
ビーチ・・・緑色の岩が転がって埋まって消滅。あとは無事。
アンバマイカ・・・「月読」「天照」以外は良好。
紫岩・・・下地が広がった。
青蛙・浮島・・・水没
たすき周辺・・・良好
インスタント・・・水没
緑のカンテ・・・水没
ケイブ周辺・・・キラーボーイ下の池が埋まり、今までにないくらい良い下地に。
         ケイブはちょっと下地が崩れて下がりました。
狂骨・・・見に行ってませんが、登れるようです。

今年はこんな感じ。
下流は水の影響を受けにくいので恐らく大丈夫でしょう。

中流対岸で優しい課題をリピートして、
アンバマイカ周辺に移動したけれど、「天照」以外にやる課題がないのでスルー。
紫岩で後輩たちを登られている間、トラバースのPをやる。
「紫キャベツ」から中央の5級に繋げる課題で、限定臭いけど悪い。
1時間くらいやってムーヴがやっとバラせたものの、繋げると核心の寄せランジで落ちる落ちる。
リーチ系なので、肩がヨレる。
爪が割れて痛いので、今回はやめておいた。
二段くらいなのかな?

日が傾いて、たすき周辺でちょっと昼寝した後、一人でツインピークへ。
「ヒロバテス」(三段)をやりたけったけど、マットがないのでとりあえず「テナガ」(初段)。
1手目が遠くて、ちょっと狙い難い感じ。
これが止まるようになったらすぐに登れた。
下地が下がってどの課題もちょっとやり難くなったけど、
「双頭」はちょっと緊張感が増して面白くなったかも。
次回は「ヒロバテス」だな。


今年は珍しく下地が沢山出ています。
夏の水害でどうなったか心配だったのですが、良い方向に働いたようです。

楽しみだなぁ。