宿題回収の巻 つづき

4月に入ってから、週末忙しいだの天気が悪いだので全く外に行っておりませんでした。

今日は瑞牆へ。
いい天気で、GWということもあってかなり賑わっていた。
駐車場に入って、車がズラズラとあるので
「これは皇帝岩は混んでるだろうから」と最初から山形県エリアへ。
すると、こちらの方が混んでいた。ありゃ。

「トラツグミ」（3級）とかで適当にアップ。
そう言えば「夜叉」の足下にあるSDのクラックも登った。
トポには1級と書いてあった気がしたけど、
ジャミングはバシバシ効くし、スタンスも大きいしであっさりOS。
スタート位置が違うのか？

アップが足りないような気もしたけれど、暑くなりそうなので早速「アグニ」へ。
指皮があるので右手がしっかりアンダーに掛って感触はGood。
1回目から前回と同高度まで伸ばして、良さそうなムーヴを発見。
2回目で右手のポケットカチを止めて、そのまま上部へ突入。
左手のスローパーカチを止めて・・・
と、なんだこれ、悪っ！
外傾している上に若干ガストン気味。
下から大ザルの「躊躇うなー」という声が聞こえたので、そのまま捨て身でリップにランジ。
結果、右手がリップに掛ったところで左手がすっぽーん。
地面に下りて見てみると、中指から小指まで3本猫パンチで流血。
うおおおおぉぉぉぉ・・・・
指皮は無事でも、血が止まらないのでしばらくレストした。

血が傷口で固まり始めた頃に、ジンジンするのを我慢して3回目。
ポケットカチを取るところまではコツを掴んだようでスムーズに繋がった。

恨めしいスローパーカチを取って、少し高いスタンスを踏んで腰を入れる。
と、思った以上にリップが近付いた。
右手がしっかり持てていたので、そのまま左手をリップに飛ばした。
止まったー！
そのまま問題なくトップアウト。

猫パンチの痕はまだジンジンしていた。
年にそう何度もトライしていないけど、数年来の宿題がひとつ片付いた。

会場エリアへ移動。
日が高くなって、暑くなった。
空気が乾燥しているのでまだいいものの、見るからにヌメリそうな「日々の暮らし」（1級）へ。
大ザルが頑張っている間、こちらはピクニック気分でランチをいただいていた。
上の方で「エレスアクベ」の完登が出たり、
「美しき日」で惜しいトライをしている人がいたりと、
この周辺もとにかく賑やかかった。
大ザルがムーヴを完全にバラして、数回繋げて見切りをつけたのでまた移動。


最後は高原エリアへ。
驚いたことに誰もいなかった。
アプローチが遠めだからか？
難しくなった「高野聖」はとりあえず置いておいて、「百鬼夜行」にトライ。
これもかなり苦手意識があって、いつまでたっても1手目が止まらずにいる。
今日も一人でガンガン打ったものの、結局止まらず。
手首が痛くなってきたので終了。
スタンスを変えたら感触が少し良くなったので、
フレッシュな時にやれば止まるのかな？
でも毎回「フレッシュな時にやれば」と言っている気がするので気のせいかも。

最後に昼寝から目覚めた大ザルが「夜行巡査」のムーヴを作りなおして終了。

「アグニ」は、登れて本当に嬉しかった。
「高き御座」がグレードダウンされたので、実はこれが初めての四段です。
グレードを更新するのは久しぶり。
シーズンが終わる前に、一つでも宿題を片付けられてよかった。

さて、そろそろ開拓のシーズンかな。