2014年7月20日日曜日

ぬれねずみ

今日は社長、もとえさんと矢立へ。
天気がかなり怪しかったけど、なんとかもちそうだったので、「とりあえず精神」で出発。

昨日、一時結構激しく降ったそうで、森の中はしっとり。というかじっとり。
まだうろ覚えなアプローチを上がっていくと、案の定入る谷を一本間違えた。
すぐに気付いて戻る。
戻る途中にも岩が林立していてこれはこれで楽しい。
でもそろそろ覚えないとなぁ。
まぁあと2、3回行けば大丈夫(遅い)。

矢立岩に着いて、前回張ったロープを登って掃除のつづき、兼リハーサル。
同時進行でやっていったら思いのほか時間がかかった。
ずーっと似たような難しさの小核心が続いて、一息つけるところでクリップ、という感じ。
ムーヴをやっただけだと12前半くらいな気もするけど、繋げると疲れそう。
最後の最後まで悪いし。
ひたすら磨いてムーヴを作って、1時間以上かけて作業終了。
ルートが長いといろいろ手間がかかります。

さて、RPトライ。
台座みたいな岩の上に上がって、もとえさんのビレイでいざ。
下部のダイクからの小核心は問題なく抜けて、
一番プロテクションが悪いパートも結構安定して通過。
案外さくさく進むので「お、これは」と思ってカムを決めていると、雨。
掃除の時から小雨が降ったりやんだりしていたけど、今度のは本降り。
「ちくしょー、タイミング悪いよー」と泣いていると、1分もしないうちにどしゃ降りに。
悲鳴しか出なくなった。

まさかルートの真っ最中で降られるとは。
フリークライマーはとにかく雨に弱いのです。
もとえさんも、上で写真を撮っていた社長も全員瞬時にぬれねずみに。
もう内側までびっしょりだったけどカッパを着て、荷物をまとめて撤収。
雨は1時間くらい降ってカーテン状壁くらいまで下ったら止んだ。

こんなタイミングで降られたのは数年ぶり。うらめしや。

全身びしょ濡れもそのうち慣れてきて、ほとんど着替えずそのまま帰った。

そろそろ梅雨明けのようですが、明け方が豪快すぎるんですよ、もう。
次回は登ります。

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