最近写真が撮れない日が多いです。良くない、実に良くない。
昨日は授業が急遽休講になったので、SACの後輩池田くんを連れて瑞牆へ。
「クラック登りたいデス」という池田くんの要望に応えて(?)、
ルートはベルジュエールをチョイス。
少なくとも会の山行でこういうルートを登ることはないかなと思ったので・・・
平日なので駐車場はガラガラ、十一面にも一番乗り。
なんのストレスも遠慮もなく人気ルートに取り付けるとは、なんと幸せな。
「1P目は11bだヨ」と伝えると、ぎゃーぎゃーとなにやら弱気なことを言い出す池田くん。
その割には核心で1回落ちただけで抜けてきた。
その後もリードは僕のままでどんどん登って、だーれもいない正面壁を独り占めして気分爽快。
ベルジュエールは言わずもがな、正面壁の一番いいところを繋げているので、
これで登るのは3回目になるけれどまだまだ楽しい。
白クマのコルに抜け、大フレークを登り、湿気ったチムニーでずりずりして、
中学生の時ぼろぼろにされたハンドクラックも今となっては快適なピッチ。
池田くんはすでにお疲れの様子だったけれど、
頂上に抜けたらまたいつもの口が減らないキャラに戻った。
頂上からちょうど矢立のプロジェクトの全景が見えた。
近くからはよく見えないので、全景をしっかり見るのはこれが初めて。
かなり長いし、壁は思いの外のっぺりして見えた。
遠くから見ないと分からないものも、近くから見ないと分からないものもある。
懸垂数回と歩きで取り付きに戻り、まだ時間があるので末端壁で登ることにした。
十一面の頂上は涼しかったけれど、ここまで下りてくるともう暑い。
「調和の幻想」の1P目を登って、TRで池田くんを登らせたら、落ちずに登った。
何だか癪なので、隣の「T&T」も登ってTRでやらせると、これはさすがにテン山。
ちゃんと抜けてたけど。
末端壁のクラックは被っている分手も足もきちんとジャミングしないと登れない。
ルートは厳しけど、久しぶりに登りに行ってみてちょっと学ぶところもあった。
登った2本はどちらも昔登ったことがあって、久しぶりに登ると妙に感慨深かった。
クラックもちょっとは上手くなったんだなー、と。
こうして以前登ったルートを数年ぶりに登りなおしてみるのも面白い。
さて、早くプロジェクトを登りに行かなくては。
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