ということで、大面下にいくサル左衛門を駐車場にポイして大ザルと二人で矢立岩へ。
これでやっと開拓を進められる。
まだはっきりしない新道で矢立岩へ。
急だし、ところどころ藪が濃いし、岩は全然見えないんだけど、
道が安定したらこっちの方が速そう。
駐車場から1時間半くらいで岩についた。
「風林火山」を登るのは面倒なので、前回見つけたコーナークラックを登ることに。
雨の後で予想通り濡れている。よく見るとクラックから湯気が出ている。
30mくらいで見た目は結構細いけど、やってみると易しくて5.9か10aくらい。
大ザルが登ってきて、気になる面にロープを垂らす。
前回下から見たときは切れ切れのクラックがあるように見えたけど、
実際降りてみるとこれがほとんど浅いグルーヴ、もしくはリスすらないただのコーナー。
ハーケンすら打てない模様。これは参った。
壁はかなり長く、一段上から取りつくこのラインでも50メートル近い。岩も硬い。
とりあえず一度下の方まで降りて、届く範囲で掃除して、
ムーヴ自体はそんなに悪くなさそうなことを確認。
あっても12cくらいか。13はなさそう。
大体掃除を終えて、さてどうするかと考えて、
必要最低限でボルトを打つことにした。
もう一度降りていって、ちょっとだけムーヴをやって位置を決め、それからジャンピングで手打ち。
実は、ボルトを手打ちするのは初めて。
なかなか入っていかず、かなり時間がかかったしくたびれた。手に豆もできた。
自分で2本打って、大ザルにもう1本打ってもらって完了。
大ザルは僕の半分くらいの時間で打ってしまった。流石は開拓者。
今回はこれで時間切れ。
大ザルは自分のPをやりたかったようだけど、それはまた来週付き合う約束をした。
今回の開拓は弁天のルートよりもスムーズに進みそう。
傾斜がないし、壁は綺麗で掃除も楽、グレードも多分ずっと下。
でも、50メートルにボルトは3本。
これはこれで凄い。
早くトライしたくて、意味もなく手をぎゅっとしてしまう。
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