本当は御山谷に行く予定だったのだけど、天気があまりにも悪いので中止。
瑞牆でしこしこと岩を磨いておった次第です。
一昨日、DK氏・サル左衛門とゆっくり瑞牆へ。
途中増富に寄り道。こっちもいい岩がたくさんあるなー。
で、結局どこもシケシケなので、山荘エリアで新しいラインを探す。
何年か前にサル左衛門が初登した「飛べない魚」(二段)の岩を磨くことに。
「飛べない魚」はハイボルダー中間の棚ガバで終了しているので、トップアウトしたいところ。
上部のスラブフェースが完全にじめじめした岩タケ平原と化しているので、切り開く。
泥も混じってるし、壁一面びったびただけど、ひたすらゴシゴシしてたらなんとなくラインが出てきた。
しかしホールドが悪すぎて出来るかどうかはかなり微妙。うーん。
まぁアサギマダラとかそういうのが人間に登れるんだから、これもそのうち登れるんだろう。
ひとまず終わりにして、左側の面にも際どいラインを発見して、ちょっと磨く。
こっちの方がまだマシ・・・か?
気合い入れて掃除していたせいで、ぶら下がったままで気づけば数時間経過。
ブラシを握りしめた指にはマメ。痛たたた。
DKとサル左衛門は湿気りまくった劣悪コンディションでも結構元気にやっていた。
スタートが極端に遅かったので、暗くなるまで登って終了。
今日は社長と二人で矢立へ。
いい天気だし、岩もカラカラ。気持ちいいー。
社長が辺りを探検して回っている間、こちらは前回見た新ラインの掃除。
スタティックロープのおかげでユマールは快適だし、乾いているから岩タケも落ちて捗る捗る。
あっちもこっちも手を出して磨きまくっていたら、ブラシがこんな有様に。
たった二日でこんな状態
間違いなく消耗品なんだけど、ここまで来ると気の毒というか不憫というか。
ありがとうよー。
新ラインはどれも良さそう、で、難しそう。
ボルト交じりのが2本と、どランナウトなのが1本。
ちょっと時間があったので、まだ行っていない矢立Ⅲ峰へ行く。
壁はⅠ峰の方が圧倒的に大きいけど、こちらはこちらで凄い岩小屋があって楽しい。
「アップアンドダウン」とかいう古い5.8を登って頂上へ抜けると、十一面と似たような高さだった。
最後に「ここ!」と思ったところを降りてみると、これまた凄くいいラインがあった。
瑞牆の懐はまだまだ深いです。
これは来シーズンだな。今からもう待ち遠しい。
矢立のコルでじっとしていると風が冷たいし、
森の中には美味しくなさそうなキノコがざわざわ生えてるし、そろそろ秋です。
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