木・金と天気が崩れたので、山の上は前よりも白くなっていたし、
矢筈トンネルを越えた向こうは家の屋根にも雪が載っていた。
今回はオブジェ横の壁でアップ。
大ザル曰く、「ここの課題は指が痛くなくていい」
実はこの壁で登るのは初めて。いつも素通りしてしまっているんだよな、これが。
トポにどう書いてあったか忘れてしまったのだけど、
とりあえず右のラインと真ん中のラインを気持ちよく登って、
右から左へのトラバースをやってみて、まあたしかに指が痛くない。
カチのアップにはあまりならないけど、いい感じ。
ついでにオブジェの「単細胞」(3級)も凄く久しぶりにやってみたら、何度か落ちた。
変則的な土下座マントルは、初見ではなかなか出てきません。
軽めのアップが終わったところでアンバマイカに移動して、「天照」の下の土木工事の続きをやる。
前回埋めた範囲よりもさらに横に広げるのにはあと2日くらいかかりそうなので、
とりあえずトライできるようにとせっせと石を運んで、運んで、運んで、
相変わらずギリギリだけど適当な下地が完成。
after
リップのホールドがどうなのか気になるので、「アンバマイカ」を登って岩の上へ。
どこもスローパーだし、3手目以降で落ちると確実に水没するみたい。
2手目を止めたらあとは気合だなー、ということで納得して、下からトライ。
スタートの右手のカチは相変わらずいまいち持てないけど、離陸は前より楽になった。
でも、結局1手目を出すと足が抜ける。抜ける抜けるまた抜ける。
抜けるー
そうこうしているうちに右手の指がカチに喰われてズタズタになってきた。
人差し指と中指が掛かっている部分がヤスリみたいで痛い。だから持ててるんだけど。
足が抜けると止まらないし、でも足が抜けるし、悩ましい。
この1手だけでもう「百鬼夜行」より難しいんじゃないかと思う。
そろそろ指が終わりそう、というところで、やっと1手目が止まった。
一瞬足を上げようかと考えたものの、そうすると右手が耐えられそうになかったので、
えーいままよ、と2手目のランジを出したら、ホールドは少し触ったもののほぼ空振り。
幸い(?)振られにも入れなかったので、マットの上に落ちた。
距離は足りそうだけど、止められるような動きじゃなかったな。
で、指を見たら中指がざっくり掘れていたので、これにて終了。
くそー、今回登りたかったんだけどなぁ。
大ザルは核心までつなげられるものの、ヨレてしまってダメらしい。
「腰が痛かったわりにはよくできた」とか言ってたけど。
二人そろって指が終わったので、時間は早いけど帰ることにした。
帰りにエッジでReel Rock 10を買って、実家で鑑賞。
ダニエルがThe Processのために研究した呼吸法というのが、気になる。
0 件のコメント:
コメントを投稿