2016年5月18日水曜日

体力が落ちた気がする

はい、タイトルの通り。
この週末は久しぶりに二日とも外に出かけて、
終わった後そんな気がしたのであります。

土曜日は大ザルと弁天・矢立へ。
大ザルは今シーズン、勝負するところまで早めに持ち込みたいようで、
今回はトップロープで3回リハーサルしていた。
クラックの中が湿気っぽく、コンディションは微妙だった様子。
それに、シーズン初めでムーヴやホールドを思い出すのに時間がかかったようだった。
最初に「えー、これかよ」と思ったものでも、繰り返しやっていると慣れてくるわけで、
それは大抵のことに言えるけれど、リハーサルを必要とするルートではそれがよくわかる。
大ザルの動きが徐々に良くなっていくのを見ながら、今シーズンへの期待が膨らんだ。
頑張ってください。

弁天から矢立に移動して、前回ロープを張ったラインを掃除。
イワタケがあまり生えていないので、掃除は比較的楽だった。
ついでに適当に持って行ったプロテクションを入れてみたら、ちらほら取れることが確認できた。
「胎動」ほどのランナウトはないものの、全体的にサイズが小さいのが気になる。
ひたすらスモールカム一個を足元にしてボルダームーヴ、という印象。
下部のクラックは中に粉っぽい地衣類が張り付いていて、そこだけは気合を入れて磨いた。
1時間くらいかけて一通り掃除は済んだので、次回からはトライできるかな。


昨日は、来日中のポール・ロビンソンを呼んで瑞牆でボルダー。
現地集合ということでいましさんたちと駐車場に行ったら、
エッジの常連さんがほとんど全員いるんじゃないかというくらい、大勢いた。
しばらく待っていたら、アサナの社長ジェイミーと一緒にポールが到着。
長い移動でお疲れ気味なのか、思っていたより静かな人だった。あと、細い。

大所帯なので広いところの方がいいかということで、会場エリアへ。
ガリガリ岩でアップして、「ガリガリ君」(1級)をやったら少しハマった。ポールは一撃。
常連さんたちのセッションが終わってから、「瑞牆レイバック」周辺へ移動。
「夜」(二段)を紹介して、一緒にトライし始めたところまではよかったけれど、
5月とは思えない蒸し暑さでホールドが全く持てず。
セミも鳴いてたし。
ポールはコンディションの悪さに一気にテンションダウン。
そのうちジェイミーと二人で散歩に出かけて行った。
「これはミスったなー」と思いながら「瑞牆レイバック」のセッションを見ていたら、
二人が帰ってきて「この岩が気になる」と撮ってきた写真を見せられた。
なんだかちょっと元気になったようだったし、ポールが気になった「倶利伽羅」の岩へ。
ポールが「竜王」(1級?)と「倶利伽羅」(初段)を両方サクサク落として、
こちらも「倶利伽羅」をリピートしたので、山形県エリアに移動することに。
ポール on 竜王

「阿修羅」周辺の課題を一通り紹介したら、ポールは「ガルーダ」(二段)からトライし始めた。
スタートのポジションのユニークさに惹かれたらしい。
このコンディションでそれなのね、と思ったけど、負けじと参戦。
案の定、ひたすら離陸しては落ち、離陸しては落ち。
これは「夜」と同じパターンか?と思ったら、ポールが1手目を止めてそのまま一抜け。
僕も以前登った時のムーヴを思い出して、膝を擦りむきながらリピート。
続いて「インドラ」をやったら、これもなんとかリピートできた。ひたすら指が痛かった。
ポールは指の痛さにあっさり見切りをつけて、あとはのんびりしていた。
ジェイミーが「アシュラってどういう意味?」と聞いてきたので、
他の課題名も含めて話したら、予想通り「なるほど、クールだネ!」
さすがに「瑞牆ピョンピョン」のことは紹介できなかった。

最後に皇帝岩へ下って、ポールが「Vock」(初段)を登り、
エッジチームが「玉」でセッションするのを観戦して、撤収。
ポールの別次元っぷりを見られなかったのは残念だったけど、リフレッシュしてくれたようだし、
ジェイミーも非常に楽しそうだった。
というかジェイミーがいちばん楽しんでいた気がする。




おまけ
大盛りを頼んだら、二つ出てきたの巻

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