今年のゴールデンウィークは正直あまりゴールデンではありませんでしたが、
それでもちまちまと不動沢に行っていました。
5日はりんたろうを連れて、何かマルチを登ろうということで「隠し金さがし」へ。
登るのは2回目、でももっと昔にトライしたことがあったから、3,4回めくらいな気がする。
前日が雨だったので、どうせ出だしは濡れてるんだろうなと思って行ったら、
これがびっくり、若干湿気っぽい程度で乾いていた。
さーて、こっちはリピートだしサクサク行くか、と取り付いたら、
もうそれこそオンサイトに近い緊張感でした。
やっぱり難しいのだな、このピッチは。
体感では「ベルジュエール」よりも、「ワイルドアットホーム」よりも難しい。そんな気がする。
前半はクラックで後半はスラブだけど、どちらもその要素だけでは登れないのがいい。
2ピッチ目の凹角でもまたちょっと戸惑ったし、
3ピッチ目は快適だけどボルトがものすごく遠いしで、
本当、グレード以上のものが必要だよ、このルートは。
りんたろうにはなかなか厳しい導入だったかもしれないけれど、
さて本人はどう感じたんだろうか・・・。
7日に、また大ザルと不動沢へ。今度は弁天・矢立まで行った。
弁天岩の取り付きの日陰には、かすかに氷があった。
今回はプロジェクトに新しいフィックスを張る作業。
大ザルが自分のプロジェクトのロープを替えに行って、2シーズン張ってあったロープを回収。
もうさすがにボロボロかなと思って見たら、ところによってはまだ使えそうだった。
過信してはいけないけど、技術というのは進歩しているんだな、なんて思った。
それから矢立岩に移動して、新しいプロジェクトにロープを張りに行った。
びしょ濡れの「アップ・アンド・ダウン」を登って、反対側の壁に降りる。
前に見た時とまたちょっと印象が違ったけれど、良さそうなラインだった。
プロテクションも取れそうなことが確認できたので、これはもうオールナチュラルでやるしかない。
というか、もうよっぽどのことがない限りこの地でボルトを打つことはないだろう。
そもそもボルトを打たずに登れるラインを探しているのだし。
どのくらいの頻度で来られるかは分からないけれど、今シーズンはこのラインに費やそう。
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