2016年10月14日金曜日

国体

もう一週間近くたってしまいましたが、岩手国体に行ってきました。

木曜日に長野を出て、新幹線で盛岡へ。
大宮で乗り換えてから小DKと話していたらあっという間に仙台。
「え、もうそんなとこまで来てるの!?」とか言っていたら、盛岡。
新幹線って速いんだなー、なんて捻りのない感想しか出てこなかった。

ホテルに着いてからはかなり時間があったので、盛岡城跡公園を散歩したりして過ごした。

翌日から競技。初日はボルダーの予選。
出番が44番とかなり遅く、半日近くアイソレーションにいた。
第1課題が薄被りのボテボテで今風。
第2課題が癖のありそうなスラブ。
第3課題がスローパーとピンチでガシガシ登る系で、
第4課題がボテとカチで明らかに二―バーを誘っている感じのどっかぶり。
出番が遅くひたすらアップ出来たので体は動いていた気がするけど、
どの課題もただただ出来なかった。
ボーナス2まで取れたものもあったけど、そこから先が押し切れなかった。
単純にフィジカルで負けている感じ。
小DKと二人で1完登で、結果は22位。

二日目はリードの予選。朝から雨。
競技出来るのかっていうくらい冷たい雨がざんざん降っていたけど、
ちょっと後ろに押したくらいで競技できていた模様。
運営側の人たちは本当に大変だっただろうな。
この日はボルダーと逆で出番が早く、4番。
オブザベした印象では、ホールドの掛かりは良くて、かわりに傾斜で殺されそう、という感じだった。
実際やってみると、一手一手が結構遠かった以外は思った通りだった。
で、また例によってただ単にできなかった。中間部ちょっと上で早々にパンプ落ち。
会場が外でおっそろしく寒いので、弁当を食べてから早々に宿に撤退した。
最終的な結果は17位。

最終日はゆっくり会場に行って、決勝を見つつお土産を買い込んだ。
初めて参加したアフターパーティーは本当に楽しかったけれど、
二次会で限界を迎えて、一足先に帰った。
小DKは豪華なメンツに交じって明け方までボーリングをしていたらしい。


数年ぶりの国体は、まあこんな感じでした。
競技は正直ダメダメ。不甲斐なさで一杯。
岩で登っているだけなら、苦手なものは後回しにしてしまうこともできるし、
ジャンルをがらっと変えることだってできてしまうけれど、
人工壁で登るとその苦手が明確な弱点として浮き出てくる。
今の自分には、そういう死角になっている部分が多すぎる。
コンペに出るか出ないかの話は抜きにして、死角を減らしていけるように精進します。

それはそうと、数年ぶりにコンペに出てみたら、同窓会みたいで面白かった。
ユースのコンペで一緒だった人たちが、変わっていたり、変わっていなかったり。
久しぶりにあった人も、初めてあった人も、とにかくいろんな人に会えてよかった。

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