2015年8月15日土曜日

拍子抜け、ではない

お盆の半ばですが、今日も瑞牆に行ってきました。

今日は朝からいい天気。道も意外に乾いていて、コンディション良さげ。
珍しく不動岩の下部も乾き気味だった。雨は降らなかったのか?

今回は天気がもちそうなので、矢立から。
行ってみたら、見覚えのある手ぬぐい頭の男性が。マルボーさんでした。
実は瑞牆最難なんじゃないかと噂の「Mr.スランプ」をやりにきたらしい。
そもそもまず掃除が大変そう。がんばってください。

こちらはいつものコルまで上がって、今回から新プロジェクトにトライ開始。
岩もイワタケも乾いているので、ラッペルしながらもう一度掃除して、
「我にかえるとき」から分かれた辺りからムーヴをバラす。
上部の壁は真ん中にノーハンドで休めるレッジがあって、二つに分かれる。
下半分は粒カチが散らばるデリケートなスラブフェース。
上半分はフレーク状のホールドを繋ぐパートで、だんだん傾斜が立ってくる感じ。
どこが大核心ということもなく、レッジからレッジまでずっと似たような悪さ。
こういうタイプの方がしんどかったりするんだよな。
パッと見た感じホールドがなさそうに見える壁でも、よく観察すると結構変化していて、
微妙な傾斜も手伝って思っていたよりも簡単にムーヴができた。
12の真ん中くらいか。多分「Landmark」と似たくらい。
でもプロテクションはこっちの方が遥かに悪いので、よりしんどいルートになりそう。
とりあえずロープソロで各パートを通して登れるようにして、終了。
コンディション次第では、次回リードできるか?
イギリスで多少麻痺した感覚が戻ってこないうちに登ってしまうのが良かったりして。

弁天に移動して、大ザルがプロジェクトにトライ。
トップロープでちょっとトライしたら、「あ、今日全然だめだ」とのこと。
前回かなり頑張ってしまったので、間2日では足りなかったらしい。
ということで、リードは潔く諦めて、今回はリハーサルに専念。
最終的にトップロープでノーテンで登っていたけど、
上部のプロテクションのセットがシビアなのと、最後の最後にデッドがあることが判明。
前回クラックのパートを抜けた時には「もう登るかな」と思ったけど、
むしろここからが本題なのかもしれない。
厳しいルートだなぁ。

プロジェクトの本気トライがいつになるか分からないけど、
これからコンディションは(多分)良くなってくるので、それに期待したい。

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