2016年1月11日月曜日

帰ってきたがちおさん

2016年最初の外岩は、湯川でした。
メンバーは大ザル、僕、いましさんとDK、それと帰省中のがちおさん。
留学前に瑞牆かどこかで会って以来。お久しぶり。
なんだか懐かしい顔ぶれで、行きの車内はえらく盛り上がった。

前回行った時よりも対岸の氷が大きくなっていたけど、まだ小さめ。
雪も降った様子がないし、やっぱり今年はイレギュラーですね。
今回は天気が良いので岩場はそれなりに暖かかったのだけど、
時折冷たい風がゴーゴー吹いて、結局厚着して登る。

アップで「コークスクリュー」(5.9)と「山案山子」(5.10b)を登って、
早速「白髪鬼」にトップロープを張った。
前回組み立てた手順をもう忘れ始めていたので、
最初のトライはあちこち手を出しては戻ししたものの、感触は悪くなかった。
今回は前回適当に済ませたプロテクション選びをしっかりやって、
どこで何をどう取るかという部分を固めていった。
核心の観音開きも、もうちょっと楽にならないかなと違う手順を試したけど、結局元通り。
何度か足が滑ったりカチがすっぽ抜けたりして、100パーセントという感じにはならない。
クラックの淵が結構ガタガタしていて、微妙に位置がずれるだけでも掛かりが変わるし、
どうやってもできなくはないけど、どうやっても厳しい。
とりあえず、プロテクションは確定して、ムーヴも良い具合に流れそうになってから降りた。

いましさんら御三方は「コークスクリュー」と「サイコキネシス」をトップロープでやっていた。
三人とも、実は今回がクラックデビュー。
結果はDKの一人勝ちだった模様。
DK on サイコキネシス

クラックからフェースに逃げるがちおさん

あらららら

そんな様子を観戦してから、「白髪鬼」2回目。
プロテクションをセットしながらつなげていってみたら、核心に入るあたりですっぽ抜け。
うーん、寒すぎるとヌメりはないけど細かいホールドは弾いてしまうな。指の感覚もなし。
セットしながらでもムーヴはちゃんとつながりそうだったけど、
クリップの動作まで入るとなると、ヨレとの戦いになりそうだな。
このときには日が陰ってしまって、とても寒かった。
サル左衛門が登ったのは3月だったし、Tシャツで登れるくらいのコンディションがいいみたい。

最後に折角だしということで、DKもトライ。

最後のポケットを取り損ねて、なんとこの流血。
うげー

という感じで、「白髪鬼」2日目は終了。
コンディション次第ではそろそろ勝負していきたいけど、どうなるか。
春のツアー前にはトライしたいところ。

松本に帰ってから、サル左衛門が加わって新年会。
このメンバーが揃うのは数年ぶり。
がちおさんの魚動での愛されっぷりを笑ったりしていたら、
数時間があっと言う間に過ぎていった。

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