2014年5月10日土曜日

something old, something new 2

注:ほぼ写真がありません。

5日からは内藤合宿に本格参戦。
が、雪が深いため予定していた摩天岩へはそもそも近づけないとのこと。
「どうするのかなー」と思っていたら、5日は不動沢で調査だった。
千両岩とカーテン状壁の間の、コケと謎に包まれた岩場を解明すべく、
社長、僕、はるか西方から来たカッシーとボッチさん(またはぽっちさん)で調査に乗り出す。
社長と僕はかもしか岩、西からの使者たちはペンギン岩へ行く。
とりあえず適当なところで川を渡り、「ドッグヘッド」を眺めつつはっきりしない取り付きへ。
そういえばルンゼの入口に一個凄いボルダーがあった。登れるかどうかは不明。

予定では「武田菱ルート」(5.9? 4P)を登りたかったのだが、
取り付きがよく分からないので一番目立つ中央のルンゼを登ることに。
1P目は殆ど木登りで、2P目がもろいハング越え、3P目の短いチムニーを登ると頂上に出た。
ここからあっちにこっちにラッペルしてみたものの、結局この壁の既存ルートは見つけられず。
代わりにこの岩は結構岩質が良くて、開拓の余地もあることが分かった。
雨が降ってきそうで、一応収穫(?)もあったのでさっさと下り、
屏風岩にいるマルボーさんチームと合流した。
ペンギン岩に行ったカッシーとボッチさんはルートの取り付きすらよく分からず敗退してきたらしい。
寒くて仕方ないけれど、このまま帰るのも勿体ないので、
マルボーさんと「ア・プリオリ」(5.11a)を登って終了。
久しぶりに登ったけど、やっぱり良いルート。
ちなみにこのマルボーさん、ワイドクラックをタンクトップ姿で登る猛者である。

その夜はそれぞれの地元にある秘蔵のあれこれを見せ合って盛り上がった。
週刊誌に集る中学生のごとく歓声を上げ続ける面々に、女性陣からは冷ややかな目が向けられた。

6日はまた不動沢。西の皆さんに不動岩でクラックを登ってもらう。
本当はボッチさんと僕で中流域のスラブを登る予定だったのだけど、
前夜の雨でびしょ濡れだったので断念。
風が通るし日も当たる不動岩のクラックに専念することに。
早く行っても仕方ないので、とりあえず不動滝でのんびり。上から見るとこんな感じ。

マルボー先生の掃除道具に興味深々の社長と足場カメラマン。

そろそろ良さそうだと思ったころに不動岩の中段に皆で上がる。
西の方々が「牛乳びんクラック」を登り、こちらはそれを眺めてぼんやり。
一通り終わったところでマルボー先生が「未来の力」(5.10d)にトライ。
凄まじい肩の入りと安定感でOSしていった。
右向いても左向いても登れるらしい。
触発されて僕もやってみると、核心のハングの真ん中でスリップして落ちた。
ハングの出口でいきなりジャミングが効かなくなり、さてどうする、というのが核心。
これに結構苦戦して、ハンドだかフィストだかワイドだかフェースだかよく分からんムーヴで解決。
マルボー先生、凄いです。

カッシーとボッチさんが右上にある「スーパートゥルーパー」(5.9)を登って終了。


これでGWが終了。
合宿はより賑やかな後半戦に続く。

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