実質的な折返し、というにはまだちょっと早いけど、まぁそんなようなものです。
越えられたハードルも、倒してしまったハードルも、
避けてしまったハードルもあるけれど、
とりあえず走り終えたので息を整えてからしっかり見返すつもりです。
1月は試験期間ですが、僕の取った授業はもう試験まで終わってしまったので、
今週末から年末年始を挟んで1月いっぱい休み。
この機会にしっかりトレーニングして成果を上げなくては。
本格的にクリスマス休暇へ突入する前に、微妙に空いたこの週末。
まぁゆっくり準備しようと思っていたら、またエドゥ兄貴からお誘いが。
「土曜日の午前中La Pedriza行こう」
2回目にしてもうお決まりのパターンのように感じる。
今回はCancho Islazoというセクターに行く予定だったのだけど、
朝早くはちょっと結露しているようなので、日の当たるセクターでアップすることに。
ということで、駐車場から一番近いBosque de Cantocochino Oesteへ。
この辺りは小さめのセクターが密集しているみたい。
セクターの入り口にあった6c
7aくらいまででアップして、ちょっと気になったDouble Mantle (7b)をやる。
名前の通り、2回マントルする課題。
ラン&ジャンプでプッシュまでもっていって1回、トップアウトでもう1回、という感じ。
最初のジャンプで運動神経の鈍さがちょっと露呈しかけたけど、
バスケのゴールを狙って壁を蹴って跳んでいた頃を思い出したら上手くいった。
さてあとはハイステップで単純なマントル・・・と思ったら、あれ、ホールド悪いじゃん。
態勢が安定しているのをいいことに2分くらい右往左往して、
やっとのことでキースタンスを見つけて登れた。
ここから2分粘りました
見た目は地味だけどムーヴは派手な面白い課題でした。セッション向きかも。向かいの岩にある7bのスラブもやってみたけど???だったのでさっさと敗退。
暑くならないうちにCancho Islazoへ移動した。
目当ての課題はCancho Islazoの奥の方にあるので、手前の課題を見ながら進む。
エドゥおすすめの課題なので言われるままについていったら迷った。あにき~。
トポをよーく見て戻ってみたら、意外と近くにあった。
というかここのトポは7+8みたいにシンプルな鳥瞰図だけなので結構迷いやすい気がする。
で、着いた課題がLa Mamada Perdida (7b+)
「乳離れ」みたいな意味らしい
見事に突き出た直方体を抱えて登る課題。
一目瞭然化と思いきや、形状に結構変化がある。
一撃を狙ったら先端の核心であっけなく落ちた。若干ヌメる。
その後数回中間で落ちて、先端を取ったと思ったら猫パンチ。しかも右手。
先週Zarzalejoでやられたところをもう一度すりむいて、中指の爪も割れた。いたたたた。
血が止まるのをしばらく待って、しっかり集中してやったら今度は登れた。
今更ながらトライ前にしっかり集中するのって大事ですね。
低いけど面白い。
エドゥが見切りをつけたところでちょっと移動してAir (7c)へ。
綺麗だしロケーションもいい
110度くらいのフェースに物凄いインカットしたカチがつながるここの看板課題。Cancho Islazoに行くことになった時点で一撃を狙うと決めていた。
ホールドをチェックして、核心は何通りかあるようだったけど一番近そうなムーヴに決定。
20分前の教訓を思い出し、しっかり気合入れて狙ったら、イメージ通りに決まってフラッシュできた。
フラッシュの最高グレード更新です。
うーん、いい課題
だんだんここの花崗岩にもなれてきたのかな。微妙に時間が余ったので最後にLa Focaという別のセクターを見に行ってまた迷う。
これはまた別の課題
アプローチは帰りに人に聞いて判明したので、次回は迷わず行けるでしょう。
猫パンチで割れた爪がどうにも痛いけど、成果は上々でした。
それ以上に、休暇に出掛ける前にLa Pedrizaに来られたことが嬉しかった。
さて、クリスマス休暇はどうするのかというと、なんとFontainebleauに行きます。
2年ぶりですね。
前回のツアーが終わるときに「また来るぞ」と思ったのだけど、
こんなに早く2回目が来るとは思ってませんでした。
予想外ばかりの留学ですが、これだけ予想外が続くと、
もうそもそも予想ってなんだよって気がしてきますね。
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