2014年12月14日日曜日

zarzalejo 2

金曜日、授業がないのをいいことに単身電車でZarzalejoに行くことにした。
週末は天気が悪そうだし、天気がいいのに家にいて腐っているのはもったいない。

9時前の電車に乗って出発。
日の出が8時台で、Zarzalejoまで行ける電車ではこれが一番早い。
El Escorialまでは券売機で切符が買えるのだけど、Zarzalejoはそれより一駅先なので、
窓口へ行って買わなければいけない。
"Un billete a Zarzalejo, por favor."といまだに慣れないスペイン語で頼む。
AlcalaからZarzalejoの切符を買う人はあまりいないのか、
窓口のおばさんが奥にいる人となにやらごにょごにょ話していたけれど無事買えた。
Chamartin、El Escorialで電車を乗り換えて、Zarzalejoに着いたのは11時前。
それなりの建物はあるのに扉も窓も全部雪囲いみたいに閉じられていて、もはや無人駅。
まぁ無人駅は地元の電車で見慣れているので気にしない。

駅からエリアまでは歩いて20分くらい。意外とアクセスがいい。
平日だから誰もいないかと思っていたら、車が数台停まっていた。
初めに前回行かなかったセクターAlunecerへ。
ここは比較的小さいセクターで、7台がちらほらとZarzafar (8b+)がある。
体操をしてアップを始めたけれど、どうも体が動かない。
「気持ち悪いなー」と思いつつゆっくり動かしていって、
最後にBe Chop (7b+)を二撃して完了。これは得意系だった。

さて、本題のZarzafarにトライ。

スタンドで7cらしいのだけど、これがとにかく悪い。「なにこれ」って感じ。
リップにあるカチからスラブに生えているツブを取ってマントル・・・という流れらしい。
スタートから右を出すか左を出すかで結構ムーヴが変わるのだけど、
どっちも返りそうで返らない。
この辺はほどほどにしておいて、下部をばらす。
SDからランジ二発でスタンドにつなげる。
1手目のランジは見た目ほど悪くなかったのですぐ止まったけど、
そこからマッチして3手目のランジがなかなかに遠い。若干ガストン気味。
涼しいけど湿度が高いのかえらくヌメって何度かすっぽ抜け。
結局3手目は止まらなかった。
これは長い宿題になりそうだけど、まぁ自力でも通える場所だし、頑張るか。

Mundo Felizへ移動。
まずここの最難課題であるSoyuz (8c)の岩へ。
スタンドが8aか8a+ということなので今回はそれをやる。
ちなみにしゃがんでスタートして8b+、2手追加した完全SDで8cという課題。
ネットにあるトポだとスタンドのスタート位置がいまいちよく分からないので、
「ここかな?」というところから始めてみた。
すると、2回目で登れてしまった。あれ?
スタート位置が違ったのか?7bくらいしかない感じ。おかしいな。
試しに左カンテのLa Momia (8a)をやってみたら、こちらはしっかり悪い。
日差しがガンガン当たってカンテが持てないので、Soyuzに戻る。
今度は2手下の棚ホールドからスタートしてみた。
こっちはかなり悪く感じる。多分こっちがそうだな。
ということでしばらくやったけど、指皮をたんまり取られて結局できなかった。
そんなに甘くはないか。次回頑張ろう。

次は前回宿題になったEl Australiano (7b+/c)へ。
これは日陰なのでフリクション最高。1手目のピンチが持てる持てる。
右手の指皮がないからどうかなと思ってやってみたら、
1回目で核心を越えてそのまま登れてしまった。
まさか1回目でとは思っていなかったのでビデオも撮っていなかった。
ダイレクトバージョンもあったので、そっちも登ろうとしたら、
今度は核心が出来なくなってしまった。
とりあえず写真だけ撮って終了。1回目は何だったんだろう。
ということでこれはやらせです

指が痛かったけど、まだまだ日は沈まないので、Un Mundo Feliz (7b+/c)へ。
下地が悪く、そもそももうそのグレードを登る元気もなかったので、
ショートバージョンの7a+だけトライ。これはフラッシュ。
いい課題

もう汗でヌメるんだか皮がなくてヌメるんだか分からなくなってたけど、
La Praderaに移動してもう1本無名の7aを登った。

すごいホールド

最後にうす暗い中La Belle y La Bestia (7a+)をやったら、
どハマりした上に盛大に猫パンチをくらったので、すっかり萎えて終了。
課題としては面白い(気がする)ので今度は登ろう。

帰りは暗い道を駅まで歩いて戻って、電車が来るまで30分くらい待った。
日中はTシャツで登れるくらいだったのに夜はやっぱり寒かった。

久しぶりに指皮がめろめろになるまで登ったので、結構満足。
でもZarzalejoの岩は指皮の消耗が激しいので順番を考えないとダメだな。
それと、指皮がすっかり柔くなってしまっていたので、
作り直さないといけないでしょうな。

また行こう。

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