そろそろ涼しくなってきたし、今回はボルダ―。
いいシーズンに向けてあれこれ種蒔きしようと思ったのだけど・・・
まず「言葉と物」をやりたかったので、皇帝岩でアップ。
この時点で、「やっぱりヌメるわ」と実感。
台風が去った後、ここ数日久しぶりの天気が続いたけど、
森の中にはまだ湿気が籠ってしまっているらしい。
それでもそこそこ気持ちよく登れはするので、
フェースの三種の神器シリーズと、保持系のアップで「Vock」もリピート。
体が動いてきた気がしたので、言葉岩に移動。
先客がいたので、一緒にやらせてもらう。
とりあえずムーヴの確認、と思ったら、下に川が流れていて岩も湿気っぽい。
コンディションが明らかに悪いので、もうムーヴの練習に徹する。
で、核心のランジを久しぶりにやってみたら、これがもう止まらない。
そもそもどっちのホールドもコンディションが重要なタイプなのに、
ヌメってヌメって仕方ないので上手く飛び出せず。
痛いのを我慢してカチを握っていた右手はすぐに穴が開いた。
おいおいおい、スタート最悪じゃないか。
コンディションのせい、ということでまた次回。
一緒にやっていた人が大面下に行くということなので、案内を兼ねて便乗。
マット2枚とロープその他を担いで上がると、さすがに重くてしんどい。
こちらは案外乾いている岩もあった。やっぱり川から遠い方がいいな。
もう既に指から流血しているし、折角ロープを持ってきたので、
完全に自然に還りつつある「No Name」を再生すべく、大掃除を開始。
そういえば初めてトップアウトのホールドを上から見たけど、これは恐ろしい。
これだけ登ってきたんだから最後はご褒美でもいいでしょ、とか思わんでもないけど、
瑞牆のハイボールは辛く厳しいのであります。
ということで、上部から結構気合を入れて掃除。
緑のコケとイワタケと両方が生えているので、なかなか大変。
1時間以上ぶら下がっていたらしい。
掃除が終わるころには右手の指にマメができていた。結局また右手・・・
ともかく、これで前よりはまともに登れるようになっただろう。
狙っている皆さん(って、ほとんどいないか)今シーズンがチャンスですよー。
しばらく休憩して、坂を上って「不可視」(初段)をやりに行った。
見た目は綺麗なのに、エリアの一番奥、というか上にあって不遇な感じの課題。
一撃を狙ったものの、どうも右手で持ったカチがやたら痛くて萎えた。
どうもブラシをずっと握っていたせいか、指がすでに終わっているらしい。
コンディションが悪いので必要以上に力を入れないと持てないけど、
皮とかではなく指そのものが痛むのでどうしようもない。
核心のポッケ取りまで繋がったりしたけど、ヌメりと痛みに耐えかねて止め。
あー、敗退しちゃったな。
アプローチがちょっと面倒だから今回登りたかったけど、残念。
コンディションがいい時に楽しんで登れればいいか。
それから下に戻って「ハレ」の岩で「群晶」(二段)をやってみたけど、これもさっぱり。
あ、今日はそういう日なのか、という感じ。
あまりにダメダメなので、隣りの無名の二段もちょっとだけ触って、終了。
ちなみに、以前「ハレ」の上に倒れ掛かっていた倒木が落っこちて、
「ハレ」の真下に転がっているので、どうにかしてどかさないとトライできそうにありません。
ノコギリを持っていくか、大勢で動かさないといけない模様。
まあそもそも本気で登るにはまだコンディションが悪すぎた。
最近ジムで登っていて調子が上がってきた気がしていたけど、これ如何に。
人工壁の調子は上がっているけど、岩はまだまだ、とか。
僕の場合、岩の調子が上がらないことにはどうしようもないんだけどな。
とにかく、次はもっといい時期になってから行こう。
唯一撮ったけど、どうして撮ったのかよく覚えていない写真
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