新聞の一面の隅にある天気予報をいつ見ても、停滞前線がだらんとかかっていて憂鬱。
この前の秋は鬱陶しいほどに晴天続きのスペインにいたので、
こんな天気ではいつにも増してやる気をなくしてしまうのです。
で、秋雨の合間を縫って物凄く久しぶりに鳳来に行ってきた。
毎年国体前の時期にしか来ないから、2年ぶりくらい?
今回も例年通り、国体の合宿でありましたが、尾崎家とうちだけで参加者少な目。
僕はそもそも今年国体の予選すら出ていないので、コーチ的な立ち位置になるわけですな。
土曜日はどうしたって到着が遅くなるので、鬼岩へは行かずガンコ岩へ。
駐車場はいつも通りいっぱいだったけど、ガンコは割と空いていた。
毎年合宿で来ると鬼やハイカラに行っていたので、ガンコは数年ぶり。
りんたろーが頑張って登るのが主目的だけど、見ているだけだと退屈するので、
11aまでのルートでアップしてから、「きつねの嫁入り」(5.11c)を登って、
「赤い薔薇」(5.12d)をやることにした。
「きつねの嫁入り」は前にヨレヨレの状態でやってテン山だった覚えがあるけど、
内容もなにも一切覚えていなかったので、実質オンサイトだった。
りんたろー on きつねの嫁入り
「赤い薔薇」も前回ムーヴをバラしたはずだったのだけど、これっぽっちも覚えてないので、
ヌンチャクをかけながらとりあえずやってみたら核心で落ちた。
さすがにろくにオブザベもせずにオンサイトは無理かー。
核心に入るといきなり極端に悪くなるタイプ。
両隣のルートとの間隔が狭すぎて、右にずれても左にずれても何か違う気がする。
ということで、ホールドは山のようにあるけど、出来るだけまっすぐ登ることにした。
この辺、ホールドが豊富な岩質の宿命ですかね。
2回目のトライは核心のカチを握ったところですっぽ抜け。3回目のトライで登れた。
久しぶりにスポーツらしい登りをした気がする。
ちなみに、ボルト1本目のところは昔ランジで解決していたのだけど、
今回はなんてことなくスタティックで取れた。
まあ、単に背が伸びたってことですね。
りんたろーが「きつねの嫁入り」を2回目で登って、まだ時間があったので、
最後に「ホフマン教授」(5.12a)をやってみたら、核心で落ちそうになった。
上部のハングまでずっとガバガバなのに、いきなりホールドが悪くなって「なにこれ?」って感じ。
その後ハングを越えるまでホールドが見えにくくてしんどかったけど、OSできた。
最後は1Fの頭のテラスに立って終了。
トポだと星ひとつだけど、正直「きつねの嫁入り」よりもこっちの方がいいルートな気がする。
日曜日は午前中から雨という予報だったので、鳳来は諦めて長野県にカムバック。
伊那のAchieveへ行ったら丹羽家がいたので、少年男子のトレーニングになった。
ユーキとりんたろーはそれぞれ得手不得手が違うので、見ていて面白い。
ボルダ―でベルコンとかもやってみて、いろいろなことが見えた様子。
国体までの残り一月で調子を上げていってくれればいいな。
それにしても、早く秋雨がどこかへ行ってくれないと、
瑞牆のプロジェクトにトライ出来るシーズンが終わってしまう。
来週、晴れないかなぁ・・・
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