2015年9月7日月曜日

秋が来る

秋雨が続いております。
新聞の一面の隅にある天気予報をいつ見ても、停滞前線がだらんとかかっていて憂鬱。
この前の秋は鬱陶しいほどに晴天続きのスペインにいたので、
こんな天気ではいつにも増してやる気をなくしてしまうのです。

で、秋雨の合間を縫って物凄く久しぶりに鳳来に行ってきた。
毎年国体前の時期にしか来ないから、2年ぶりくらい?
今回も例年通り、国体の合宿でありましたが、尾崎家とうちだけで参加者少な目。
僕はそもそも今年国体の予選すら出ていないので、コーチ的な立ち位置になるわけですな。

土曜日はどうしたって到着が遅くなるので、鬼岩へは行かずガンコ岩へ。
駐車場はいつも通りいっぱいだったけど、ガンコは割と空いていた。
毎年合宿で来ると鬼やハイカラに行っていたので、ガンコは数年ぶり。
りんたろーが頑張って登るのが主目的だけど、見ているだけだと退屈するので、
11aまでのルートでアップしてから、「きつねの嫁入り」(5.11c)を登って、
「赤い薔薇」(5.12d)をやることにした。
「きつねの嫁入り」は前にヨレヨレの状態でやってテン山だった覚えがあるけど、
内容もなにも一切覚えていなかったので、実質オンサイトだった。
りんたろー on きつねの嫁入り

「赤い薔薇」も前回ムーヴをバラしたはずだったのだけど、これっぽっちも覚えてないので、
ヌンチャクをかけながらとりあえずやってみたら核心で落ちた。
さすがにろくにオブザベもせずにオンサイトは無理かー。
核心に入るといきなり極端に悪くなるタイプ。
両隣のルートとの間隔が狭すぎて、右にずれても左にずれても何か違う気がする。
ということで、ホールドは山のようにあるけど、出来るだけまっすぐ登ることにした。
この辺、ホールドが豊富な岩質の宿命ですかね。

2回目のトライは核心のカチを握ったところですっぽ抜け。3回目のトライで登れた。
久しぶりにスポーツらしい登りをした気がする。
ちなみに、ボルト1本目のところは昔ランジで解決していたのだけど、
今回はなんてことなくスタティックで取れた。
まあ、単に背が伸びたってことですね。

りんたろーが「きつねの嫁入り」を2回目で登って、まだ時間があったので、
最後に「ホフマン教授」(5.12a)をやってみたら、核心で落ちそうになった。
上部のハングまでずっとガバガバなのに、いきなりホールドが悪くなって「なにこれ?」って感じ。
その後ハングを越えるまでホールドが見えにくくてしんどかったけど、OSできた。
最後は1Fの頭のテラスに立って終了。
トポだと星ひとつだけど、正直「きつねの嫁入り」よりもこっちの方がいいルートな気がする。


日曜日は午前中から雨という予報だったので、鳳来は諦めて長野県にカムバック。
伊那のAchieveへ行ったら丹羽家がいたので、少年男子のトレーニングになった。
ユーキとりんたろーはそれぞれ得手不得手が違うので、見ていて面白い。
ボルダ―でベルコンとかもやってみて、いろいろなことが見えた様子。
国体までの残り一月で調子を上げていってくれればいいな。


それにしても、早く秋雨がどこかへ行ってくれないと、
瑞牆のプロジェクトにトライ出来るシーズンが終わってしまう。
来週、晴れないかなぁ・・・

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