白馬三山も真っ白だし、もう11月だし、そろそろ冬が来る。
三峡パークに着いたら、車はいつもより多いし、バスまでやってくるし、
なんだかどこぞの観光地に来た感じがした。
中高年のハイカーの一団が駒ヶ岳の方へ登っていくし、
そうかと思えば僕らと同じ方に歩いてくる一団もいたし、結構人気らしい。
でも、大きなパーティーでくるのに向いた場所とも思えないんだけど・・・
アプローチを少し整備しつつ、なめ滝下へ。マット2枚持ちだとこのアプローチはしんどい。
今回は滝の真下の辺りでやることにして、
先週サル左衛門らが登った「ソイルウォール」の辺りまで散歩。
良さそうな岩はごろごろあるんだけど、荷物を全部持ってここまで来るのは大変そう。
いや、実際200メートルもないくらいなんだけど。
紅葉も終盤
戻ってきたら、大ザルがさっさと登り始めていた。
穴だらけのスラブで簡単らしいけど、背景が綺麗だったので、しばらく撮影。
それからアップを兼ねて周辺の岩でいくつか登って、一番目立つハングの掃除に取り掛かる。
滝の真下なので、この辺は初夏まで雪が残っている。
そのせいか、岩の上の土砂やごみが一層ひどいような気がした。
雨の後だったし、足元はもうどろどろ。
前回、ブラシよりも箒の方が役に立つことがわかったので、
持ってきたシュロ箒でガサガサとごみを落とし、形状に詰まった土をほじくる。
どうせ来シーズンにはまた、雪が運んできたいろいろが積もってしまうのだろうけど、
こうやって少しずつ手を入れていけば次回、その次がきっと面白くなっていくはず。
この岩は多少脆いところがあったけど、2本くらい高さのあるいいラインが引けそう。
トライするのが楽しみ。
箒を持っての格闘でかなり時間を食ってしまったけど、
近くにある手頃そうなカンテを掃除して登ることに。
見た目は結構悪そうだなー、と思ってやってみたら、案外簡単で拍子抜け。
でも、気持ちいいくらいの負荷のムーヴが続くいいカンテだった。
「8bit」、3級かな。遠山川の「桜色」よりちょっと易しい気がする。
ただ、前回登った「ポリゴン」が2級じゃなかったらしいので、
自分のグレード感覚がよく分からなくなってきた今日この頃・・・
8bit
それから少し下にある薄いハングを掃除。
ぽろぽろ欠けるところがあるし、リップの上はどろどろだけど、最初はこんなものだよね。
SDのラインが2本見えたので、どっちも登った。
右が1級で、左奥からくると2級かな。
1,2手こなしたあとは完全に同じラインになるので、
名前はまとめて「アーモンドラッシュ」で。
大ザルはスタンドを頑張ったけど、惜しいところで登れず。
スタンドだけだと4級くらいなのかな。
暗くなってきたのでここで終了。
今回は掃除が主だったのであまり本数は登れなかったけど、
帰ってから数えてみたら、エリア全体で既に60本近く課題が出来たことが分かった。
そのうち7割くらいは今シーズン、というかここ1カ月で登った。
おー、人数の割になかなかのペース。
シーズンはもう残り数週間だろうけど、増やせるだけ増やしたいところ。
最悪今シーズン中に片付かなくても、掃除して、トライして、
春の訪れを待つエネルギーのもととして残しておくのも、それはそれでいいかも。
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