2016年2月21日日曜日

Joshua Tree 4

2/17 『カムとタイ料理』
レスト日。ルートメインだと、丸一日レスとする日が少なくてもいけてしまう。
今日は29Palmsの方から出る道で行ってみた。
泊まっているJumbo Rocks Campgroundからだとこちらの方がかなり近い。
しかし、29Palmsもこれまた何もない町だった。
ショップがある分、Joshua Treeの方がよかったりして。
コヨーテコーナーでシャワーの順番を待つ間、Nomad Venturesで買い物。
エイリアンとマスターカムの黄~緑を買った。もちろんStingray用。
合計で200ドルを超えてしまい、少し面食らった。
まあ、これも意味ある買い物だということで。
福ちゃんはカムを1セットそろえようか検討中で、
とりあえずまとめていくらになるのか見積もりを出してもらっていた。
たしかに、日本で買うよりも数万安くなる模様。


洗濯の間に近くのタイ料理屋に行ってみたら、これはアタリ。
7.25ドルのランチセットで、まず前菜のスープと春巻きが美味い。
アジア系の味はホッとする。
ふたりはカレー、僕はパッタイ(タイ風焼きそば?)を食べてなかなか満足。
いい成果があった日はここにしよう。

その後スタバで通信して、日本の人々とそれぞれにやりとり。
Walmartで買ってみたマッシュポテト(粉末)が意外に美味く、
パンと合わせて朝食にも出来そう。
発見したかっしー、ナイス。

2/18 『2ラウンド目』
昨日夕飯を食べているときに、一瞬パラパラと小雨が降った。
ここでも降水があることが驚き。
そのせいか今日は気温が下がり、朝から肌寒いくらいだった。
午前中はRyan Camp Groundに行って、少しボルダ―。
Headstone RockのSouthwest Corner(5.6)もソロした。12くらいを登っている気分。
Southwest Corner

それからJerry Moffat初登のChili Sauce(V7)もFLした。
福ちゃんの撮影用に立てておいた三脚が風で倒れ、
あわやというところだったが、レンズは無事だった。
カメラはかなり痛々しくへこんでしまった。中身は問題なし。
あー、よかった。
Chili Sauce

福ちゃんがCutting Edge(5.13b)にトライしたものの、リーチに泣いた模様。
そもそもこのルートはなかなかに難しそうだった。
日陰で風も通り、今のところ今ツアーで一番の寒さだった。
手前の前傾カンテがCutting Edge

2時くらいにStingrayへ移動。
今日はまず後半パートのムーヴをしっかり作り直しにかかった。
左足はクラック、右足は小スタンスでずっと行くが、
クラック以外はじゃりじゃりするし、どこで滑ってもおかしくない。
また血だらけになってきたので、一度下りて、
2回目は核心を解決すべく痛い指をひん曲げねじ込み、
やっとこさ一手ずつだけどバラせた。
それぞれのムーヴをどれだけスタティックにやっていくかがカギだろう。
指は傷つき、関節は痛むし、引きつけが続いて腕もヨレヨレ。
でも、こうやって何かひとつ目標を定めて少しずつ前進していく方が、
充実感があって自分には良い気がする。
双眼鏡を通して撮ると、こうなるらしい


2/19 『Split』
今日はショップのおにいさんオススメのSplit Rockへ行った。
Jumbo Rocksからすぐ近く、更にアプローチも近く、
教えてもらったFuture Games Rockは丸一日日陰。
岩質もよかった。
考えてみればスペインでもそうだったように、
日が当たらない場所の方が風化しにくいのだろう(?)


Continuum(5.8+)をかっしーと福ちゃんが登った後、ソロで回収。
更にInvisiblity Lessons(5.9)も、かっしーとリード&フォローで登ったあとにもう一度ソロ。
何か、抗いがたい衝動みたいなものすら覚える。
それをコントロールするように心がけないと、事故はすぐそこにあるのだけれど。
ということで、Invisiblity...から左のフェースに分かれるInvisible Touch(5.10b)はリード。
ランナウト気味のトラバースから、切れ切れのクラックにカムを入れつつ登る、
まさに自分好みのトラッドフェースだった。
福ちゃんはContinuumに続いてInvisiblity...もリードして、
クラックのグレードを5.6から5.9まで伸ばした。
Continuum

Invisible Touch


夕日が沈む前に移動し、サンドイッチ屋で会ったクライマーに薦められたRubicon(5.10c)へ。
トポで4つ星になっているだけあって、素晴らしい。
見た目も内容も内容もいいルートだった。
しかし、10cの見た目じゃないな。
Rubicon


最後にもう少し欲張って、Isles in the SkyのBird of Fire(5.10a)を登りに行った。
二人がやっている間、僕は横にある5.7と5.4をソロしていた。
そろそろ満月になる月明りの下、キャンプ場に帰った。
易しめしか登っていないけれど、いい一日だった。
Rubiconの取り付きで遊ぶ

ちいさな優しさ

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