2016年3月7日月曜日

Joshua Tree 9

3/3 『6ラウンド目』
Stingray6日目。
今回はきちんと勝負したかったので、まず午前中はボルダ―で体を動かして、
トップロープで一度やってからリードすることにした。
Outbackのボルダ―に行って、見つけた易しい課題を2回ずつ登ってアップ。
ハイボールのWhite Rastafarian(V2)も、単純に楽しいので2回登った。
White Rastafarian

昼くらいに移動。
季節が春に向かっているとは言っても、
トライを始めたころより明らかに暖かくなってしまったように感じる。
トップロープでプロテクションを再度確認し、
核心とその直後のパートも他のシークエンスがないか再度探ってみたものの、
結局今のままという結論になった。
1時間あけて、1回目のトライは核心の1手目で落ちた。
繋げていくと、核心手前からいちいち全部のジャミングが浅くなる。
続けて2回目は少しマシになって、1手目をギリギリ止めて2手目を捨て身で出して落ちた。
1手ずつ丁寧に動けないと続けられない。

上部も嫌な感じだし、また繋げられるイメージが薄れてきたが、
しかしやっとまともに勝負させてもらえていることに楽しさも少し感じた。
もっと早くこの段階に来たかった。
とにかく、トライできるのはあと1日。最後までやっていこう。

3/4 『刺激』
午前中はかっしーのAcid Crack、午後はこーめいがAlisters Caveに行くようなので、
さてレストかもしれないなと思いつつ、一応コンタクトを入れていった。
Real Hidden Vallyのボルダ―でアップして、早々にAcidへ。
1回目、2回目と下部を越えたものの、ニーバーのセクションに入る辺りで落ちた。
日が当たって、岩が鉄板と化し始める中、
上裸になったかっしーは3回目で仕留めた。
励みになる、いいクライミングだった。


そのトライの合間、暇を持て余したこーめいが岩場をうろつくネズミを追い回していた。
今回は食べ物をあさられずに済んだけど。

Alisters Caveにはあまり行く気がしなかったので、
かっしーと二人Coarse and Buggy(5.11b)を登りに行った。
昨日の今日だからか、アップなしでも体は動き、OS。
テクニカルなステミングの続く名作。やってよかった。
Coarse and Buggy

Barker Damで福ちゃんらを拾い、まだ時間があるのでBig Bob's Big Wedge(V5)へ行った。
物凄い長さのルーフクラックで、ルーフの中はほとんどハンドかフィスト。
が、出口のワイドのムーヴが結局バラせず。ワイド力が足りないなあ。
足先行で、上下反転?高さもあって、怖すぎる。
Big Bob's Big Wedge

明日はレストで、6日にいよいよ最後のトライとなる。
7日は雨予報。
外れることを祈るが、曇りがちな空を見ると不安しかない。

3/5 『落ち着かない』
レスト日。しかし朝から天気予報が思わしくないのを見て気が沈んだ。
こーめいの希望(かつ、誕生日だし)でRyan CampgroundのLove Machine(V10)から回った。
まあ、小さいルーフ。日本的。
こーめいは某アイドルグループのナンバーを口ずさみながらあっという間に登っていた。
Love Machineの岩

次は、Pigpen(V4)の岩。こっちはそれなりに大きな、奥行きのあるルーフ。
登らないので、撮影しながら合間合間に辺りをそわそわ歩き回って、
明日のことをぐちゃぐちゃと考え続けていた。
Pigpenの岩

予報は「windy」、明日は風がえらく強いのだという。
Bishopでも見たこの、晴れでも雨でもなく風という予報は、
風が強すぎて晴れでも雨でも関係ない、という意味だと勝手に思っていたので、
そんな状況でまともにトライできるのか、と不安になっていた。
心の奥ではもう、登れずに帰るときの言い訳すら考え始めている。

Iron Resolutionに移動して、福ちゃんがトライして、夕方早い時間に終了。
スーパーで土産を買いこみ、モーテルに帰ってこーめいの誕生日を祝った。
久しぶりに、鍋で米を炊いてみたら、一同感激。白米は偉大なり。
しかし気持ちは落ち着かないまま、夜は更けていく。
やけに赤いカップケーキ(恐ろしい甘さ)


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