約一年ぶり。やっぱりホームは落ち着きますね。
昨日はロープをやりたいイケダくんとあれこれ考えた挙句にカサメリへ。
コセロックの方まで見に行ってみたものの、ほとんど濡れている。
乾いたルートにはクライマーが鈴なり。
こりゃダメだということで、割と空いているモツランドに戻った。
たぬき(5.10a)とかでアップして、オリーブ(5.11c)やめんたいこ(5.11b)も登った。
濡れているモツクラック(5.8)にトップロープを張ってイケダくんをしごいていたら、
小雨が降ったりして岩が濡れてしまったらしく、
あとからあとからクライマーが来るわ来るわ。
あっという間に大混雑。まるで鳳来か二子山みたい。
すっかりやる気がなくなったしそもそもやるものもほとんどないので、
プラチナム(5.11c)をやってるイケダくんのビレイヤーと化した。
イケダくんはワンテンまで持ち込んで、なぜか指の甲側から出血して満足げ。次は登るか?
混みあった岩場にいるのが嫌なので、早めに引き上げて、
会場エリアに行って易しめのボルダ―をちょっとだけ登って終了。
テンション低めだったけど、大黒岩で久しぶりに登ったら、
瑞牆らしいポケットだらけの高いスラブに癒された。
最強の5級、瑞牆レイバック
ところで、カサメリのいくつかのルートはオールナチュラルで登れる気がする。NDDとか。
まあ、だからといって特にそれをやりに行くつもりはないので、
カサメリに行って退屈したときに思い出したらやってみようか。
今日は大ザルと矢立、弁天へ。
屏風岩は人がいたけれど、不動滝を過ぎたらクライマーはほぼゼロ。
まあ雨の後だし、そんなコンディションで不動沢に来る人は少ないか。
不動滝は水量多めで迫力を増していた
最初に矢立へ行って、開拓を再開。
去年スペインへ出発する前に掃除してボルトを打ったラインを掃除しなおした。
もっと汚くなっているかと思ったけど、意外とそのままだった。
ひととおりブラッシングして、それからロープソロでトライ。
中間部まではほぼ問題なく登れた。あっても11の真ん中くらい。
かなりランナウトするけれど、プロテクションはどれもいいのでそれも問題なし。
やはり問題はカンテに出てからのパート。
もわっとした丸いダブルカンテが結構デリケートで、ほとんどムーヴを作り直した。
バラしてみると、見た目よりはまだ簡単。それでもしんどいけど。
直前のレッジで大レスト出来るけど、核心は長くてほぼ止まれないので疲れそう。
13aか、あってもbか。もしかしたらもっと下かも。
コンディションが良ければ次回リードでトライしてみるかな。
その後は弁天に移動して、大ザルのプロジェクトに付き合う。
お疲れ気味の大ザルは「しんどい」と言いながらも、
トップロープでクラックのパートを練習してそれなりに好感触なようだった。
それにしても痛そうなクラックだ。
本気トライはまた今度、ということで少し早目に終了。
さて帰りますか、と歩き出したら、恐ろしいものを発見。
弁天岩北面のフレークルート(5.8)が完全に崩壊していた。
顕著なフレークが根こそぎ崩れ落ちたらしく、跡形もなし。
大ザルが先月来たときは崩れていなかったそうなので、ここ1か月ほどのことらしい。
こんなこともあるんだな。ちょっとぞっとする。
道がつぶれてしまったので、少しだけ藪を漕いで崩壊跡を通過、登山道へ合流した。
弁天岩へ登りに行く人はご注意を。
0 件のコメント:
コメントを投稿