昨夜は雷雨だった。夏山を思い出す。
フライの内側にミッジ(刺されるとかゆいゴミのような羽虫)がうじゃうじゃいて、朝食前に格闘。
虫よけスプレーを直にかけると撃退できることがわかった。
レスト日なので、Outside Cafeへ出かけて通信。
ついでにOutsideでジョニー・ドウズの自伝を購入。読み応えがありそう。
店員の兄ちゃんとも少し話した。
ミッジの話をしたら、「雨の後は特にひどいよ」「次は虫のいない冬に来たら?」と言われた。
キャンプ場に戻ってきて、昨日帰ってきたときに声をかけてくれたスコティッシュ爺さんが来たので、
しばらくおしゃべりした。
昨日少し話した時に、この人の言葉はやけに聞き取りにくいなと思ったら、
「あー、ごめんね。ボクはスコットランドの出なんだ」と言っていた。
スコットランドの言葉はまた少し違うらしい。
「アメリカ英語とイギリス英語も全然違うよね」と言ったら、
「アメリカ英語は綴れない。スペルと発音が違い過ぎて」とか言っていた。
ネイティブスピーカーと話すのはなかなかにハードだが、楽しくもある。
勉強になるし、勉強してよかったなと思う。
7/5(日) 『腰痛』
予報は10時から雨ということだったが、割にいい天気なので、
ジョニーのSad Amongst Friends E6/7aをやりに出かけた。
Stanageの南の端に位置するCowperstoneはSadと右のE4以外ほとんどトライされていないようで、
ほぼ自然に還っているいるものもあった。
E4とSadそれぞれのムーヴをバラしたが、パワフルな変則ムーヴのせいか、腰にきた。
ここでスコールがきたので、濡れながら撤退。
キャンプ場に戻って30分くらいしたら晴れた。ここの天気は目まぐるしく、読めない。
街へガスを買いに行き、それからUnfamiliarをやりにStanageへ出かけた。
一手目を取った状態からロープソロで通せたが、
体が上手く動いていない感じがあったし、腰も痛いので、本番はなしにして帰った。
治ればいいけど。
Cowperstone トポには「巨大な牛糞のよう」と書いてあった
陰影
Unfamiliar
街のグラウンドでクリケットをやっていた
7/6(月) 『雨』
起きた時は曇りだったが、腰もまだ痛むし、レストかと思っていたら降り出した。
テントの中では読書以外することがないので、Full of Myself(ジョニーの自伝)を読み始めた。
イギリスの口語表現なのか、分からない単語のオンパレードだが、
内容はだいたい掴めるので、なんとか面白く読める。
雨止みを待って、カフェへ。またちょっと通信。
雨は降ったりやんだりを繰り返し、結局今日は晴れなかった。
明日以降の予報も思わしくない。
残り7日を読書と買い物で終えるなんてことはないと思うが・・・
旅のお供
7/7(火) 『雨のあと』
暑さで起きた。一応晴れていた。時間は10時過ぎ。
寝過ごしたと思う一方、今日は急いだところで仕方ないとも考える。
という感じでパスタを食べていたら案の定曇り、のちに雨。
しかし昨日登れなかったので、今日は登りたかった。
昼過ぎまでテントで読書していると雨が上がり、もうしばらく待つと日が差してきた。
急いで準備してStanageへ。
風が強いのが気になったが、おかげで岩はパリパリ。少し寒いくらいだった。
雲がすごい速さで流れ、一瞬小雨が来たかと思えばすぐに止んだ。
冷たい風に煽られ、ひーひー言いつつアップして、Unfamiliarのリハーサル。
今日は一回目で通せた。
今回はもう迷いなくロープを回収し、しばらく休んで気持ちが入ってからトライ。
核心の変なハイステップは気持ち悪かったが、ほぼ問題なく決まり、
上部も慎重にこなして完登。
腰はもう痛まなかった。
その後はCareless Torque V12を30分ほど探って、あまりの悪さに感服し、
The Archangel E3/5bとDon E4/5cを気持ちよく登って終わった。
グリットストーンのカンテは素晴らしい。
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