ロンドンからモスクワ経由で10時間超のフライトと、東京から実家までの高速バス4時間。
加えて久しぶりに味わうまとわりつくような日本の暑さにもうぐったり。
早く標高の高いところに籠ってしまいたい・・・
イギリスでのことを全部思い出しながら書くと、ものすごい量になってしまうので、
滞在中書いていた日記を多少加筆修正して載せていきます。
6/22(月) 『レスト』
指皮はないし、体も痛いしで、今日はレスト。
目覚めも悪く、仕事に出かけるアレックスに起こされた。
一人家に残って何をするでもなくダラダラ。昼過ぎに一度スーパーへ買い物に出かけた。
書けずにいた留学ブログをとりあえず片づけ、
アレックスが不明だったシャワーの使い方を解明してくれたので、入浴も出来た。すっきり。
次は下手したら帰国前になるかも。
明日、キャンプ場に移る。シェフィールド滞在はあと20日。日本の土を踏むのは3週間後だ。
6/23(火) 『ソロ』
アレックスは昨夜朝方まで飲んでいたのだそうで、電話が鳴って起きたようだった。
その電話の相手は、かのジョニー・ドウズ。
お茶を飲んでいたら、パンを抱えてやってきた。レジェンドである。
少なからず変わった人のようだった。とにかくよく喋る。
若者のような目をして、「ノーハンドは奥が深いゾ」と熱弁してくれた。
ジョニーが帰った後、キャンプ場に移り、ハザーセージで少し買い物。
会う人会う人皆トオルナカジマと聞いてピンときている。完全に有名人。
アレックスと別れてから一人でStanageまで歩き、今日は優しいルートを25本ソロした。
出来ないE3とかあったけど、気にしない。
Comus E4/6aも登れたし、Flying Buttress Direct E1/5bはあまりの気持ちよさに2回登った。
あと5回くらい登りそうだ。
Wall End Slab Direct E3/5c
Comus E4/6a
Flying Buttress Direct E1/5b
6/24(水) 『また別』
二度寝、三度寝していたら9時を回り、日がテントに当たってサウナ状態になり、やっと起きた。
もっと早起きしないともったいない。
今日も一人なのでStanageへ。
アップでE1くらいのを2本登ったが、昨日の疲れが残っているのか、
時折座り込んでぼーっとすることが多かった。
ハードでなくても本数を出したので、じわじわとつかれていたらしい。
最大筋力でどかーんとくる拾うとは少し違ったもののようだ。
Tower Face HVS/5aなども登ったが、
The Archangel E3/5b他カンテシリーズはどうにも悪そう怖そうに見えるので、
疲れているときにリスクのあるルートはいかん、と保留。
それでも折角ロープを持ってきたので、とShine On E7/6cにロープを張って探ってみる。
ムーヴはすぐに出来て、下から通してロープソロできた。
フレッシュな時に、と次回に回した。
Heaven Crack VDその他で楽しんで、
5時にアレックスが自転車を持ってきてくれるということだったので引き上げたが、結局来ず。
6/25(木) 『自転車』
朝、アレックスが仕事の前に自転車を持ってきてくれた。
寝起きの割には口がよく動き、前二日のことを一応報告。
ゆっくりのっそり起きだして、早速Burbageを偵察に出掛けた。
行きはひたすらに上りなので、自転車だろうがなんだろうがしんどい。
こういう体力はこの一年でめっきり衰えてしまった気がする。帰国したらどうするかな。
谷の中の道は一応歩行者専用なので、Burbage NorthからSouthまで歩いて回った。
NorthだったらThree Blind Mice E7/6c、
SouthだったらSimba's Pride E8/6b、Messiah E7/6cあたりがいい目標になりそう。
E9はさすがに恐ろしげだった。
帰りは3,40分かけて必死で登った坂を10分かからず、一度も漕がずに下った。切ない。
シャワーを浴び、ついでに下着も洗ったが、テントの上に広げても全く乾かず。参ったな。
Simba's Prideの岩
見ざる言わざる聞かざる、みたいな
Wizard’s Edge(有名なプロジェクト)とThe Cioch
Messiahの岩 左にSamson E9/7bがある
昔は軍の射撃場だったらしく、銃弾の跡がたくさんある
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