2015年7月26日日曜日

地獄にて

夏バテなんてものにはもともと無縁でしたが、
今年は本気でバテるんじゃないかというくらい、暑さで参っております。

昨日はまたイケダくんと瑞牆へ。
先週のカサメリの混雑に嫌気がさしたので、今週はクラックを登りに行くことに。
例によってどこに行くかまた迷った。
で、まだ登りに行ったことのないクラック地獄に行ってみることに。
駐車場でうえきゅうさん、クボタさんと落ち合って、
途中入るところを間違えたりしながら地獄エリアへ。
メインのクラックは既に先客ありだったので、
ちょっと上がったところにある奥地獄とかリアス式エリアで登る。
手始めに奥地獄のKクラック(5.9)とIクラック(5.10b)を登ってみたけど、どちらも短くてちょっと微妙。
他の3人がトップロープで登って、クボタさんはKクラックをリードでも登って、
リアス式エリアへ移動。

ここは新しいエリアで、まだまだ開拓中の模様。
フィックスロープが数本垂れ下がっていた。
エリア右端のジャイアント・ジャム・サンド(5.10a)が良さげなので、まずそれから。
イケダくんが「名前だけでお腹いっぱいですわ」とかよく分からんことを言っていた。
このルートはシンハンドからハンド、最後はフィストになって、
途中少しだけオフィズスっぽい動きも出てきて、長さの割に盛りだくさんで面白かった。
顔は真剣

3人がトップロープでやっている間、こちらは対面にあるHeaven(5.12c)にトライ。
一応双眼鏡で見たりしてOSを狙った見たけど、下部のクラックからいきなりテンション。
今シーズン(シーズンじゃないけど)まだトライした人がいないようで、
ところどころ蜘蛛の巣が残っていた。
クラックが一度途切れたところのフェースムーヴが核心ということだったけど、
すっかりクラックを忘れてしまった僕には上部の右上クラックの方が悪かった。
手も足もパンパンで、もうほとんどカムごとに各駅停車。うががが。
全体的に、極端に難しいムーヴはなく、ストレニアスな感じ。
ギアのサイズ感を忘れてしまったので、セットにいちいち手間取ってしまうのが難点。
他でもうちょっとクラックを登りこんでから、乾燥した日にトライしに来よう。
右にはプロジェクトがあるらしい

その後は日没前に地獄エリアでオリジナル1P目(5.9)とB1フィンガー(5.11a)を登って終了。
オリジナルはジャミングがいまいち効かないコーナーでグレードの割に登りにくかった。
B1フィンガーはこじんまりした見た目に反して厳しかった。
如何にもジャミングばしばしな名前なのに、実際は浅いフィンガーで耐えるルートでしんどかった。
これはなんとかOSしたけど、やっぱりいろいろ抜けてしまっているなと感じた。
お調子者イケダくんをいじめるよりも自分のリハビリを頑張らないといけないかも。

当分は自分のルートの開拓を優先しますが、合間を見て既成ルートを登りこむのも大事。
時間があるうちにいろいろ回ってみようかな。

写真はうえきゅうさんからいただきました。ありがとうございます。

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