ブローから帰ってきて、最初の外岩はEl Escorialでした。
本当はZarzalejoに行きたいなと思っていたのだけど、
調べてみると土日はZarzalejoに行く電車が日に3本しかないことが判明。
帰りの電車も同様。
行きはまだしも帰りが15時か21時しかないって、それはちょっと都合悪すぎる。
ということで、電車が1時間おきにあるEl Escorialに変更。
マットを持っていくので自転車は諦め、駅からは歩き。
Google Mapsで調べると修道院の近くを通って行って2.8キロ。と、遠い・・・
ま、いいか。ブローでアプローチ遠いのは慣れたし。
暗い時間の電車で出発して、片道2時間の電車の旅。読書が捗ります。
El Escorialの駅で下りて、修道院の下の道を下って山の方へ。
快晴の日曜日なので、散歩している人がたくさん。
セクターCetaceoまで大体50分かかった。Walkmanでアルバム1枚聞き終わるくらい。
もう春ですかというくらい暖かい。テントウムシがもぞもぞ歩いているのを発見。
でも乾燥しているので日陰はコンディション良さげ。
ブローでやった深爪と、気になっていじったらざっくりいった逆剥けが痛いけど、
ブローと打って変わって快適この上ないので、気を良くしてアップ。
トポがないのでよくわからないけど、7a+くらいまで目についたのを登った。
で、体が動いてきたので前回登れなかった課題その1、Moby Dick(7b/b+)にトライ。
フリクションが最高なので、イメージしていた通りに決まって1回目で登れた。
あっけないけど、前回はそれだけコンディションが悪かったってことか。
Moby Dick
次はすぐ下にあるEl Cachalote(7b+/c)。前回登れなかった課題その2。
こっちは今回も結構ハマった。
スタートに明瞭なカチがあって、クラックの外傾カチを取って、ガバのリップ、という感じ。
1手目が一番悪くて解決に時間がかかった。でも2手目以降もリップを取るまで悪い。
深爪と逆剥けが痛くて仕方ないし、カチを握ってたら逆剥けから血が出たけど、
最後は痛いのを我慢して握り倒したら登れた。
El Cachalote
潔いくらい要保持力の課題だった。
次が前回できなかった課題その3にしてラスボス、Control Machete(7c/c+)。
1手目で取る右手のカチがえげつないので「この指で出来るんか」と不安になったけど、トライ。
スタートのホールドは持てるけど、使い込まれたスタンスが滑り続ける。
落ちたトライのほとんどが離陸直後のスリップ落ち。しばしイライラ。
件の右手カチはハングに体が入っていると効くようで、そのうち止まりそうになってきた。
やっと1手目が止まったトライで、本気で握りこんでそのまま押し切って登れた。
Control Machete 実質3手。短い。
右に行くMassive Attack(8a+)は指が痛すぎるので次回に回すことにして、あとはエンクラ。
しばらく散歩して、それから近くの7aくらいの課題をやったらハマった。
地ジャンでスロットを狙うのが難しかった。
日向は岩が温もってヌメるようになってしまった。
宿題を早めに片づけられてよかった。
散歩中に見つけたこの岩も登った。
下の岩との接地面積が結構小さいので怖かったけど、しっかりしていた。
課題はポテトが人工ホールドみたいに突き出していて気持ちよかった。6aくらい。
最後にLa Puertaというセクターに移動して、Nuevo Dimension(6b)を登って終了。
ポテトが一列に並んでいて、「リップにもあるんだろうなー」と思って見に行ったらまっ平ら。
暑くてヌメるのも手伝って、トップアウトはなかなか怖かった。
帰り道、駐車場の辺りで車に乗った二人組に声をかけられた。
「Habla Español?(スペイン語話せる?)」
「Un poco(ちょっとだけ)」と答えて、一体何事かとおののいていると、
英語で「その背負ってるでかいのは何だ?」というよくある質問をされた。
やっぱり目立つよな、これ。
8台はまだだけど成果は十分だったし、気持ちよかったので満足。
やっぱり太陽の国はいい。
しかしもうちょっと寒くならないかな。
真冬のはずなのに日中15度近くまで上がるのはちょっと・・・
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