2日登って疲れたし、天気も崩れたのでレスト。
10時過ぎにのっそり起きると、きょーやくんが朝ごはんを作ってくれていた。ありがたや。
特に何をするでもなくだらだら。
午後に雨が止んだタイミングを見てスーパーへ買い物に行った。
1/3
また雨。フランスらしい天気に戻ってしまったみたい。
ひまを持て余して、撮りためたビデオを編集してみた。
が、夕飯前に編集を終えて保存しようとするとフリーズ。
パソコンのスペックなのかHDが壊れてきてるのか分からないけど、
結局この日編集した分は全部ぱーになってしまいましたとさ。くそー。
1/4
起きてみると晴れ。やったね。
翌日帰るきょーやくんの希望でまたCuvierへ行くことに。
この前よりもだいぶ暖かかったので、これは快適に登れるかもと期待して出発。
が、Bas Cuvierに着いてアップしていたら曇ってしまった。残念。
前日までの悪天で岩は全体的にしっとり。やっぱりね。
乾きの早いMarie-Rose周辺でアップして、きょーやくんのやっていた悪そうなカンテに参戦。
右手が丸いカンテ、左手はひたすらガラスみたいな薄カチ。痛い。
カンテが思いのほか使えないのでカチメインで登っていくけど、スタンスが少なくてバランス悪め。
二人してハマって、結局僕がリーチで核心を解決して登った。
あとで調べたら、L'Anglophileという7bだった。
きょーやくんはまたもオリジナルのムーヴで惜しいトライを重ねたものの、
最後はガラスカチに指を裂かれて撃沈。
7bの壁を感じたようでした。
彼のトライが終わったところでLa Gaule(7c)をやりに行った。
前回のツアーでいましさんが登るのを指を咥えてみていた課題。
ムーヴはバラしたのに、結局つなげずに中途半端で終わってしまっていた。
コンディションは悪めだけど、ホールドはわりとかかるので、
ムーヴを思い出してから早速つなげ。
核心の遠いスローパーが繋げてくるといまいち届かない。
高い位置にヒールするのがしんどいので、ストレッチ。
これが意外と効くんです
股をぐいぐい開いて、レストを挟んだら核心が止まって、そのまま次のガバも止めて登れた。
前回もたしかこんな湿気っぽい日にトライして、ワンデイ出来ずにそのまま放置した気がする。
今回はムーヴを思い出すところからだったけど、結局つなげ3,4回で登れた。
これが2年分ということだな。
「これだけ」ともとれるし、「これしか」ともとれるけど、
曇り空の下、僕はちょっと嬉しかったのです。
Cuvier Estに移動して、元旦にやり損ねたCarre d'As(6c)をやる。
きょーやくんが先陣を切るというので、こちらはひとまず撮影。
核心で一度降りてきたけど、次のトライで抜けて行った。
僕も続いてフラッシュ。
核心の微妙なホールドを拾ってのハイステップが面白かった。こういう緩傾斜は好きです。
高さがあって適度に緊張するし、個人的に「最初の課題」シリーズでは一番楽しめた。
最後にCuvier Mervilleへ移動。
きょーやくんが右面のスラブLe Dalle de Fer(7c)に興味をもったようなので、そちらからトライ。
が、これが全く持って意味不明だった。
コンディションのせいもあるけど、手はほとんどないし、足は滑るし立てないし。
ぜーんぜん出来ないので、ひとしきり絶望感を味わってから目標変更。
2年前に1日だけやったMerville(8a+)に再戦を挑むことに。
ここからが核心
今度は右手がガラスカチで、ものすごく痛い。でも頑張る。
左手のクラックは湿気っぽいけどどうになかる程度なので、中間までのムーヴはすぐ確定。
で、右手で遠いポテチみたいなカチを取る。このポテチが極悪。
それを死ぬ気で握ってフックを解除して、左に出ていくイメージは出来ても、
実際やると右手が持てない。持てない。持てない!
コンディションが良ければちょっとは掛かるのか?
とりあえずこの日は全く耐えられる気がしなかった。
2年前よりは確実に進展したけど、まだまだ遠いです。
日が暮れてきて、気持ちも折れたので終了。
右手はかなり痛かったけど、思ったことは2年前と同じ。
「数年後に強くなって戻ってこよう」
前回思ったことが思ったより早く実現してしまったので、この次も意外に早く叶ったりして。
その時は絶対に登る。
最後にちょっと余った時間を近くにあったBleau's Art(7b)を登って潰し、帰った。
きょーやくんはまたしても7bの壁にぶつかって撃沈。
帰り道は今年最初の満月が出ていて明るかった。
1/5
きょーやくんが帰る日。
11時前に駅まで大家さんに送ってもらって、僕も一緒にパリへ。
Lyon駅でTGVに乗り込むきょーやくんを見送り、それから一人でパリの街を歩いてみた。
有名な山の店まで30分くらいらしいので、とりあえずセーヌ川沿いに歩いていった。
途中、ノートルダム大聖堂に寄り道。
さすが、世界的に有名なだけある。荘厳で、たしかになにか神聖な感じがした。
でものんびり見るにはちょっと人が多すぎた。
探していた山の店は大聖堂のすぐ近くにあった。
置いてある商品の分野ごとに店舗が分かれているらしく、あちこち見て回った。
登山靴がここ、アパレルはそこ、ロープやガチャはあそこで、スキーはあっち、という感じ。
でも結局欲しかったものは見つからず、ちょっと残念な気持ちで帰ることにした。
とにかくこの日のパリはどんより曇って酷く寒かった。
帰りに大聖堂近くの橋でこんなものを見つけた。
手すりを埋め尽くす南京錠
西洋の縁結びというか、恋路の願掛けというか、ともかくそういう類のものらしい。
結構有名なスポットだったみたいだけど、行くまで知らなかった。
まぁ、そういうのには縁ないしな。
霧の立ち込める道を駅から歩いて帰り、夕飯のための野菜を買いにスーパーへ行って終了。
0 件のコメント:
コメントを投稿