平日は気持ちよく晴れるのに、週末は曇ったり雨だったり。
いやなサイクルに入ってしまったなぁ。
今週末はエドゥとまたAlbarracinに行こうと話していたのだけど、
予報がどうにも思わしくないのでそれは取りやめ。
昨日は半日家にいて、16時前に集合してTamajónというエリアに行った。
パブロは来ないようなのでエドゥに聞いてみたら、
「あいつ、今夜はパーティーで会った女の子とデートなんだってさ」とのこと。
案外プレイボーイなパブロ。
TamajónはGuadalajaraにある石灰岩のエリアで、前に行ったCampisabalosに似ている。
課題はCampisabalosほど多くはないのだけど、
1時間ほどで行ける上に悪天にも強いそうなので、これからの季節に良さそう。
駐車場を囲むようにいくつかセクターがあって、近いところはアプローチ数秒。
あちこちにケイヴや屏風上の壁が点在していて、そこを登るという感じ。
6台の課題を登るファニー
おなじくアンヘル
ファニーとアンヘルは兄妹もしくは姉弟なのだけど、どっちが上なのかは未だに分からない。
まあ、その辺は気にしないのでしょう。
二人とも横顔が面白いくらいによく似ている。
最初に行った岩をだいたい登りつくしたので、ちょっと移動してEl Metodo(7c)のケイヴへ。
El Metodoはここのクラシックのひとつらしい。
ケイヴの端の課題を数本登って、一撃を狙ったけど見事に返された。
スタンドの7aに合流するまでのムーヴをバラすのに時間がかかり、
核心を越えて一度ヨレ落ちしたあと、つなげて4回目くらいでゲット。
El Metodo
明らかにアップに失敗していたのでいやに悪く感じた。
課題としては面白かったけど。
やっぱり時間が少なくても体操とストレッチからしっかりやって、
本気で狙う課題の前に7台を少しやるのが一番いいらしい。
スタンドの7aを頑張るヒゲ男アンヘル
この時点でもう8時過ぎ。スタートが遅かったから仕方ないか。
最後に30分だけTolmojon(8a)をやりに行った。
Tolmojon
角が立ってて痛いピンチとポケットから、遠いスローパーにデッドして、
それから甘いホールドで耐えながら壁の真ん中のガバまで登って終了する課題。
1手目のデッドはすぐに止まったけど、そこからが悪かった。
いまいち腹に力が入っていないのか、足が上手く残せず。
なんとなくムーヴのイメージが出来たところで時間切れ。宿題になりました。
アルカラから割と近いので、近いうちにまた来れるでしょう。
帰りの車で、エドゥに「お前は運がいいよ」と言われた。
アルカラにジムが出来たのはちょうど一年前くらいで、
それまでアルカラにはボルダラーはほとんどいなかったらしい。
今でこそいろいろなクライマーがやってきて、
アンドレス家やイバンみたいな人たちと知り合うこともできたけれど、
もしもスペインへの留学が1年前だったら、
そういう面白いコネクションは出来なかっただろう。
マドリッドも地区によってクライマーの好みが違って、
ボルダラーが多いところがあったり、ルート好きな人の多いところがあったりするみたい。
僕が今こうして、1年前は知る由もなかったボルダリングエリアに行って、
スペインという国のあまり知られていない一面を堪能出来ているのは、
ひとえにここに来たタイミングの良さと、そうして出会った人たちのおかげだった。
そのことへの感謝の気持ちはずっと持っているけれど、
言葉にするのはもうちょっと先でもいいだろう。
照れくさいし。
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